ChatWorkは2月8日、九州大学起業部がビジネスチャットツール「チャットワーク」を導入したと発表した。

2017年6月に発足した九州大学起業部は、約80名が所属する大学公認の部活動。活動では、学生ベンチャーを創出するためのプロジェクトが多数進行している。従来はほかのチャットツールを公式コミュニケーションツールとして利用していたが、過去のチャット履歴が確認できなかったり、プライベートチャットと部のチャットが混在してしまったりすることから、新たなチャットツールの導入を検討。チャットワークの採用に至った。

選定にあたっては、過去のチャット履歴を遡ったり、検索したりできることやプロジェクトの進捗管理ができること、外部顧問がプロジェクトに参加する際にも対応できる高いセキュリティが確保されたサービス仕様であることが決め手となった。

起業部は、チャットワークの導入により、個々の起業プロジェクトの進行や情報共有の円滑化を目指す。一方、ChatWorkはサービスの提供を通して起業を目指す学生の創出を促進し、将来の日本に貢献する人材の育成に取り組むとしている。