MetaMoJiは10月31日、青山学院初等部がペーパーレス会議支援アプリ「MetaMoJi Share for Business」を導入したと発表した。

青山学院初等部では2015年、授業のICT化およびペーパレス化に向け、教員全員にタブレット端末を配布。その利用を推進するために2016年、教員会議のペーパレス化を決定し、2017年にMetaMoJi Share for Businessを導入するに至った。選定にあたっては、タブレット画面に直接書き込める手書き機能の使い勝手の良さや、クラウド上に保存した資料をいつでもどこからでも閲覧できることなどが決め手になったとしている。

導入により、従来は会議ごとに1人あたり10~40枚を超えていた紙の使用量が削減されたほか、印刷の手間や資料の保管コストも不要となった。資料にアクセスするにはデバイス自体をロック解除するための認証とMetaMoJi Share for Businessにログインするための資格情報が必要なため、紙ベースの資料を持ち歩くよりも紛失時のリスクは低いという。

教員会議では、近くに座っている教員同士で使い方を教え合うことで急速にスキルアップが進んだという

青山学院初等部では、今後の予定として、過去の書類のデジタル・アーカイブ化を計画するとともに、将来的には児童や保護者への配布物もデジタル化していく構想だとしている。