島根県とNTTドコモ中国支社、ドコモ・システムズは9月8日、島根県健康福祉部が、NTTドコモ中国支社の法人向けクラウド型Web会議システム「sMeeting(エスミーティング)」(ドコモ・システムズが開発・サービス提供)を導入したと発表した。

島根県は地理的に東西に長く、離島(隠岐の島)を有していることから、会議の都度、参加者が1つの会場に集まるには移動時間がかかることが課題視されていた。

そこで、今年7月に県庁や保健所、児童相談所などの地方機関にWeb会議システムを搭載したタブレットを配備し、sMeetingを使ったWeb会議を試行。利用した職員に好評だったことに加え、各拠点の通信状況やシステムの動作確認などの準備も整ったことから、9月から本格運用を開始する。

島根県健康福祉部では、今後もさまざまなシーンでタブレットを活用した業務の効率化などを実施し、働き方改革に取り組んでいくとしている。