GmailやOffice 365をアプリ化するWebブラウザ「Shift」

【連載】

あなたの知らないWebブラウザの世界

【第3回】GmailやOffice 365をアプリ化するWebブラウザ「Shift」

[2017/06/15 07:00]後藤大地 ブックマーク ブックマーク

業務アプリケーション

会社が提供している電子メールアドレスがあるにもかかわらず、実はGmailも併用して使っているというビジネスマンは意外と多い。

Gmailのアカウントがあれば、Google Calendarでスケジュール管理ができるし、Google Driveにデータを預けることもできる。Gmailはまだしも、Google Calendarがないともはや仕事にならないというビジネスマンは少なくない。さらに用途に応じて複数のGmailアカウントを使い分けている方もいるだろう。

そうした場合、Gmail、Google Calendar、Google Driveのページをそれぞれ別のタブに開いてタブを固定しておくというのがオーソドックスな使い方だろう。

一日の間に何度もタブの間を行ったり来たりしながら作業をする。複数のGmailアカウントを使っている場合には、さらに別のウィンドウまたは別のブラウザを起動してそちらで同じようなことをすることになる。

そういった面倒を減らしてくれる専用ブラウザが「Shift」だ。サービスに特化した専用ブラウザである。

ShiftのWebサイト

Gmial、Google Calendar、Office 365などにUI/IXを最適化

ShiftはChromiumベースのブラウザで、GmailやGoogle Calendar、Google Drive、Microsoft Outlook、Office 365などの利用に特化したものになる。UI/UXがこうしたサービスの利用のために調整されており、それ以外の余計な操作はできないようになっている。

スタートに必要なのは、Shiftからそれぞれのアカウントでログインするだけ。それ専用にチューニングされたUI/UXを通じて各サービスを利用できる。

Shiftのサービス選択画面

ShiftでGmailを利用したときの様子

Office 365とGmailの双方を使っている場合など、Shiftを使うと単一のアプリーションからすべてを操作できるというわけだ。Chromiumベースで特定のサービスに特化したブラウザとしてはShiftが代表的な存在と言える。

セキュリティ上の理由から、アプリケーションのインストールに制限をかけたPCを導入しているケースもあるだろう。しかし、Webブラウザの利用を許可したために、そこがサイバー攻撃の窓口となり侵入を許すことがある。

Shiftのように特定のサービスのみが利用できるアプリケーションを使えば、例えば、Office 365を利用したいというニーズを満たしながら、他サイトの閲覧は許可しないという状況を作り出すことができる。Chromiumベースのブラウザとしてはもっともわかりやすく、効果がはっきりしているアプリケーションだ。

こうした特定のサービスの利用に特化した専用ブラウザは海外ではそれなりのシェアを確保しているが、日本ではまだ普及が進んでいない。しかし、海外で人気を考えると、今後日本でも普及する可能性がある。選択肢に入れておいてもよいだろう。

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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