インテリジェントウィルパワーは5月10日、同社の提供するSaaS型電子化プラットフォーム「TIWC VDRワークフロー」をサイバーステップが採用したと発表した。

サイバーステップでは昨年度より、経営の重点項目として内部統制強化を掲げ、社外取締役の設置や権限規定、稟議規定の整備といった経営基盤強化を行ってきた。だが、多くの社内業務処理を紙ベースで行っていたため、内部統制を維持しつつ業務処理スピードの向上を図ることが喫緊の課題となっていた。

サイバーステップは、そうした課題を解決するITソリューションの導入を検討。管理部門の業務の煩雑さを解消できることや、電子署名によって高度な内容改ざん防止策がとられていることなどが決め手となり、TIWC VDRワークフローの採用に至った。

今後は、現在紙ベースで行っている社内業務の電子化を中心に取り組み、中長期的には領収書・請求書などの国税関係書類を含むあらゆる書類を電子化し、オフィスのペーパーレス化の実現や、既存システムの連携を伴う業務効率化などを目指す。