12月7日(水)、東京都千代田区のパレスサイドビルにて「マイナビニュースフォーラム 2016 Winter for データ活用」が開催。Keynote 2には、KPMGコンサルティング パートナー SSOA CoE統括 田中 淳一氏が登壇し、AI労働力(デジタルレイバー : Digital Labor)について解説した。

KPMGコンサルティング パートナー SSOA CoE統括 田中 淳一氏

田中氏は、AI時代のビジネスのあり方について、RPA(Robotic Process Automation)というキーワードを用いて解説。その定義を「AIや機械学習等を含む認知技術を活用した業務自動化の取組み」と示し、「RPAはサポートツールではなく、作業者そのもの」と説明した。

これまでのコスト削減策は15~30%の削減が限界だったのに対して、RPAを活用すると40~75%の削減が可能になるという。RPAの適用レベルとしては3段階があるが、現在は「定型作業の自動化」という1段階目の実用化にとどまっているとし、今後、「非定型作業の自動化」「高度な自律化」のプロセスへと進んでいくにつれ、そのコスト削減効果はさらに高まっていくと予想した。

その後、講演では、さまざまな業種、職種におけるRPA活用事例を紹介。AI労働力時代に求められる人材像や、実ビジネスへの取り込み方などにも言及した。

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講演資料の内容


講演資料は全34ページ。一般社団法人 日本RPA協会の専務理事も務める田中 淳一氏が、RPAの定義や効果を解説したうえで、今後のビジネスへの影響などについて紹介しています。

資料では、事務処理や、会計処理、コールセンターの質疑応答サポートなど、RPAの適用事例も掲載。具体的にどこまでの作業を自動化できるのかがわかる資料となっています。

<PDF内容>

  • RPAとは何か~概要とデモのご紹介
  • デジタル化の波~ホワイトカラー業務への影響
  • RPAの市場規模
  • なぜ今、RPAか : 人件費単価差を利用したコスト削減の面から
  • RPAと親和性の高い業務
  • RPAとこれまでの自動化手法との比較
  • RPAの段階と主な適用領域
  • RPAの活用事例
  • RPA時代の必要スキルセットの変化
  • RPA時代のマクロ就業構造転換
  • RPA時代の必要な人材
  • RPA動向を踏まえて考えたいこと(まとめ)

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