電通国際情報サービス(ISID)は8月5日、ANAグループの人材マネジメントシステムをISIDの統合人事パッケージ「POSITIVE」で構築したと発表した。ANAグループは、すでに3万6,000名を対象に同システムの稼働を開始している。

今回のPOSITIVEの導入は、ANAグループ全体における戦略的人材活用の取り組みの一環。POSITIVEのタレントマネジメント機能を活用し、異動歴、教育履歴、保有資格といった人材情報を一元管理するほか、グループ会社を横断した異動シミュレーションや後継者育成・管理などが可能になったという。

また、ANAグループで従来から課題視していた、グループ内最大の事業会社である全日本空輸の複雑な勤務・給与体系を管理する大規模システムの刷新にも、POSITIVEを活用。約1万3,000名の従業員の人事・給与業務の効率化を実現したとしている。

ANAグループにおけるPOSITIVE活用イメージ