日本テラデータは5月23日、東京都内においてプライベートカンファレンス「Teradata Universe Tokyo 2018」を開催した。「データ活用とその分析を最大限ビジネスに活かす方法について、ビジネスおよびITの視点から学ぶイベント」と位置付けられた今回は、650名超が参加。顧客企業12社によるデータ活用の個別セッションのなかには、立ち見が出るものも散見された。
フォーカスを「技術」から「ビジネス」へ
テラデータは2016年後半に自社ビジネスの方向性として「技術フォーカス」から「ビジネスフォーカス」に軸足を移すと明言し、マルチクラウド上で「Teradata Database」が利用できるコンセプト「Teradata Everywhere」を発表した。
さらに2017年にはTeradata Everywhereを進化させ、「Analyze Anything」「Deploy Anywhere」「Buy Anyway」「Move Anytime」というキーワードの下、「あらゆるデータを、オンプレ/クラウド/ハイブリッドのさまざまな環境で、柔軟なライセンス形態で、どのようなツール/検索エンジンでも分析できる環境を提供する」というコンセプトを打ち出している。
米テラデータでプレジデント兼CEO(最高経営責任者)を務めるビクター・ランド氏は、「データは収集しただけでは価値がない。分析によって価値ある情報に昇華させ、さらにその情報を分析して将来を予測し、競争優位に立つことがビジネス戦略に求められる」と力説する。
その上で、「テラデータの技術や製品に対する顧客からの評価は高い。しかし、かつては提供形態や(将来に対する)柔軟性は顧客ニーズを満たしていなかった。Teradata Everywhereはそうしたニーズに応えるものだ。われわれは、もはやデータウエアハウスの会社ではない」と、ビジネスフォーカスの姿勢を強調した。
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