ウイングアーク1stは5月21日、りそな銀行がSalesforceに蓄積した情報を活用するために、ウイングアーク1stのBIダッシュボード「MotionBoard Cloud」を採用したと発表した。

りそな銀行では、法人営業の強化に向けた改革を推進しており、業務効率化によって顧客に向き合う時間を増やすことで、提案力の向上を図っている。その一環として、Salesforceを導入し、顧客情報の一元化と営業活動の共有・活用に着手。併せて、データの可視化・分析ツールとして、MotionBoard Cloudを採用するに至った。選定にあたっては、高速なレスポンスと表示される情報の見やすさが決め手になったという。

りそな銀行は、2017年11月よりPOCを開始し、営業担当者が必要な情報をすぐに確認・深掘りできる工夫や表示の高速化、会議資料としてそのまま利用するためのフォーマットの統一化を実施。iPadでの利用を前提に、顧客情報や案件情報をスムーズに確認できるダッシュボードを作り上げた。

これにより、会議の資料作成・印刷にかかる時間の軽減や、画面を見ながら議論することでより深い議論を行えることを期待するとしている。

2018年6月から本格展開を開始し、営業担当者やマネジャー、本部スタッフなど2,200ユーザーが利用する予定。今後は、年数回、定期的にダッシュボードへの新機能の取り込みなどを行っていく計画だという。