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三井物産グローバルロジスティクス、自動封函時の異常を検知するAIアプリケーションを導入 [事例]

[2021/10/15 10:00]林雪絵 ブックマーク ブックマーク

シーエーシー(以下、CAC)は10月13日、三井物産グローバルロジスティクス(以下、MGL)向けに、商品発送用の箱に自動封函機で封をする際の異常を検知するAIモデルとアプリケーションを開発・納入し、実運用中であることを発表した。

MGLは荷主の商品を顧客に発送する業務を横浜本牧倉庫で行っているが、繁忙期には1日あたり4~5万箱の取り扱いがあるため、発送に関わる作業の大部分は自動化されている。その一環として導入されている自動封函機は、1時間に約4,000箱を封函できるが、まれに不適切な状態で封函されたり、箱に投入した納品書が変形・破損したまま発送されたりすることが課題となっていた。

この課題解決のため、MGLとCACは2020年3月から4カ月にわたり、発送箱をカメラ画像でとらえ、状態の判定を行うAIモデルの開発と精度検証のためのPoCプロジェクトを行った。同プロジェクトにおいて、CACは画像データの収集や教師データの作成、パラメータのチューニングなどをしながら、独自のAIモデルを開発。精度に問題がないことを確認した後、本番導入を想定した検証を約2カ月行った。その結果、AIモデルによる判定とアプリケーションのロジックを組み合わせることにより、誤検知の抑制が可能だと判断し、本番用アプリケーションの開発に着手。2021年4月に導入に至った。

今回の導入により、封函作業の品質向上や効率化につながったことから、MGLでは今後、同じ荷主の商品を扱う神戸の倉庫にも同様の仕組みを導入する予定だという。

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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