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脱毛前後のお酒はNG! いつから大丈夫? 飲酒したときの対処法も

脱毛の予約を入れている日やその前日に、急な飲み会に誘われることもありますよね。

「少しくらいなら飲んでも大丈夫」と、実際にお酒を飲んでしまう人もいるようです。

この記事では、脱毛前後の飲酒の影響について解説します。

また、脱毛前後でお酒を飲んでも大丈夫なタイミングはいつ頃か? 飲酒してしまったときの対処法は? についても美容皮膚科医が監修しました。

木村真聡(レジーナクリニック総院長 )

大阪大学医学部医学学科を卒業後、同大学附属病院・一般病院勤務を経て、美容医療に転身。2017年にレジーナクリニック総院長就任。また2020年に書籍「すごい美容医療 美容皮膚科医が教える最新美肌術34」を出版。

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脱毛前後のお酒がダメな理由! 飲酒しても大丈夫なのはいつ?

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脱毛前後の飲酒がNGな理由は、簡単に説明すると、「飲酒により肌が敏感になり施術中や施術後に影響が出る」ためです。

では、脱毛前・脱毛後でそれぞれ確認していきましょう。

脱毛前の飲酒がダメな理由

・施術時の痛みや熱を感じやすくなる
・赤みやかゆみ、炎症が起こりやすくなる

「脱毛前の飲酒なら大丈夫」と思う人もいるようですが、アルコールによって血流が促進されたり体温が上昇することで、施術中だけでなく施術後の肌にも影響が出てしまいます。

脱毛後の飲酒がダメな理由

・炎症が強くなったり長引くことがある
・赤みやかゆみが起こりやすくなる

たとえば医療脱毛の場合は、レーザーの熱によって細胞にダメージを与えて脱毛しているため、脱毛後、普段と同じように見える肌の人でも、軽い炎症を起こし日焼け後の肌のような状態になっています。

このような状態で、飲酒により血流が良くなったり、体温が上昇すると、肌トラブルが生じやすくなると考えられるため、飲酒は控えましょう。

脱毛前後はいつまで・いつからお酒を飲んでいいの?

脱毛施術時間の少なくとも前後12時間は、飲酒を控えた方が良いと考えられています。

ただし、アルコールは人によって分解するスピードが異なります。そのため、飲酒を控えた方が良い時間も人によって変わってきますので、12時間以上あけた方が良いでしょう。

念のため、飲酒は脱毛施術前日の深夜0時までにしましょう。また脱毛後の飲酒は、施術翌日に赤みなど炎症がなければ問題ありません。

ただし体調や飲んだ量によっても分解にかかる時間が異なることも覚えておいてください。

脱毛前後の飲酒については、サロンやクリニックによって方針や対応が違うことがあるので、お酒を飲むのが好きな人はクリニックに事前に確認することをおすすめします。

ノンアルコールなら当日でもOK

脱毛の施術前後に飲み会に誘われたときは、ノンアルコールビールなどがおすすめです。

お酒を好きな人が、飲み会でアルコールを我慢するのは辛いとは思いますが、万全な体調で施術を受ける・肌トラブルを起こさないためには我慢も必要です。

飲酒を我慢するよりも、飲酒によって肌トラブルが生じた方が辛いものですよ。

ノンアルコールビールやジュースで飲み会を楽しんでくださいね。それが無理であれば、飲み会を断る、予定を変更する方が良いかもしれません。

脱毛前後に飲酒してしまったときの対処法について

脱毛前後の飲酒がダメだと知らずに、「つい飲んでしまった!」ということもあります。

そんな時は、適切に対処することで、リスクを減らすようにしましょう。

脱毛前にお酒を飲んでしまった!

施術予定日前の控えるべき期間にお酒を飲んでしまった場合の対処法は以下の2点です。
・サロンやクリニックに飲酒したことを連絡する
・施術予定日を変更する

「少しだけだからそのまま何も言わずに施術を受けよう」などと自己判断せずに、必ず連絡もしくは施術予定日の変更をしましょう。

急な予定変更はサロンやクリニックによって、キャンセル料がかかる場合もあるので、注意してください。

脱毛後にお酒を飲んでしまった!

脱毛施術後の飲酒を控えるべき期間にお酒を飲んでしまい、飲酒後に赤みやひりつきが増したり、新たに出てしまったりした場合は、大丈夫と自己判断せずに、サロンやクリニックに連絡して相談しましょう。

サロンやクリニックではアフターケアとして、万が一の肌トラブル時の診察料や薬代を無料にしているところもあります。しかし、飲酒によって肌トラブルが生じた場合はアフターケアの対象外になる可能性があることを覚えておいてください。

なお、赤みや火照りが出た場合は、連絡するだけでなく、すぐに濡らしたタオルや保冷剤で施術部を冷やすと症状の緩和につながります。

この時、メントールが配合されている市販の冷却ジェルや解熱用の冷却シートは肌トラブルの原因となる場合があるので使用を控えましょう。

なお、冷やしすぎも良くありません。保冷剤はタオルなどで包んで直接肌に触れないようにし、長時間当てないようにしてください。

脱毛前後に飲酒以外で気をつけた方が良いこと

脱毛前後は飲酒以外にも気をつけた方が良いことがたくさんあります。

施術前の注意点

・日焼けを避ける
・激しい運動や入浴など血行が良くなる行為をしない
・施術当日は制汗剤や日焼け止めを使用しない
・自己処理はカミソリやシェーバーを使用(毛抜やワックスによる脱毛はNG)
・施術当日は予防接種を受けない
・薬を服用しない

薬の服用は、薬の種類によって副作用が異なるため、必ず医師に相談しておきましょう。予防接種に関しても、医師に相談してください。

また脱毛施術当日に、予防接種を受けることはできません。しかし、当日接種していなくても、予防接種の副作用で、当日注射部の赤みや腫れなどが出ていれば、その部位の施術は受けられません。また予防接種の副作用で、発熱などの全身性副作用が出ている場合は、施術自体受けることができません。

施術後の注意点

・激しい運動や入浴などの血行が良くなる行為をしない
・施術当日は予防接種を受けない
・日焼け止めなどで日焼け対策をする
・保湿ローションや乳液、クリームなどで保湿する

脱毛後は肌が敏感で乾燥しやすい状態になっているため、アフターケアが大切です。とくに保湿ケアは丁寧に行いましょう。

赤みや火照りがある人は、施術部を冷やすことも大切です。予防接種に関しては、医師に相談してください。

予防接種に関しては、脱毛の施術当日でなければ受けることができますが、もし赤みやひりつきがある場合は予防接種をお断りされる可能性もあります。心配な方は、接種を受ける予定のある医療機関にも相談してください。

施術後の入浴についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

>>脱毛後のお風呂はいつから・何時間後からOK?入ってしまったときは?

まとめ

脱毛前後の飲酒は、基本的には少量でも我慢しておいた方が良いと考えられます。

普段からお酒を飲む人は、施術を受けるサロンやクリニックに飲み会の予定の有無に関わらず、アルコール摂取について確認しておくことをおすすめします。

お酒に強いから大丈夫と過信せずに、十分に注意してくださいね。

(監修:木村真聡先生、文:Akina)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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