住宅ローンの相談窓口はどこが良い?窓口の選び方や注意点など紹介!【宅建士監修】

不動産購入

マイホームの購入で住宅ローンを利用したいと思ったとき「借りられる金額が知りたい」「無理のない返済計画を相談したい」など相談先に迷っている人も多いのではないでしょうか。

日常的に利用している金融機関(銀行)の窓口で相談するのも選択肢の1つではありますが、その金融機関の住宅ローンが自分にとって最適なものとは限りません。長い付き合いになるローンなので、自分の資金状況や人生設計に寄り添った選択をすることが大切です。この記事では、住宅ローンの相談として次の4つを詳しく紹介します。

後半では、相談時に必要なものや相談当日までの流れ、注意点も解説しています。新居で快適に過ごすためにも、これを読んでプロへの相談や事前準備に取り組んでいきましょう。

なお、家計状況や今後の資金計画を踏まえて、住宅ローンの検討を行いたい場合は、ファイナンシャルプランナーに相談するのがおすすめです。HOME’S 住まいの窓口を利用することで、無料で紹介を受けることができます。

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家づくり・住まい探しで気がかりな点は、専門家に相談して早めに解消しておきましょう。

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\\この記事は専門家監修のもと作成しています//

監修者_nishizaki
本記事の監修者 
西崎洋一/宅地建物取引士     
宅地建物取引士・管理業務主任者・不動産コンサルタント・不動産プロデューサー。不動産業界10年以上の専門家。物件調査、重説作成・説明などの実務経験が豊富。特に土地の売買、マンション管理に精通。大阪を中心に活動を行っている。

住宅ローンを相談するタイミング

住宅ローンの相談は、購入する家を決める前がおすすめです。住宅を決める前に相談する場合と、決めた後に相談する場合のメリット・デメリットを見てみましょう。

項目 住宅を決める前に相談 住宅を決めた後に相談
メリット
  • 無理なく返済できる借入金額で購入可能な家を選べるようになる
  • 住宅ローンの知識を深める時間を確保できる
  • ライフスタイルや人生設計を考慮返済計画を立てやすい
  • 実際に借り入れる金額で返済計画を立てられる
  • 住宅の売買契約まで済んでいれば、ローン審査に移行できる
デメリット
  • 相談した段階では借入可能な金額が確定しない
  • 「思い切った決断」はしづらくなる
  • 家の購入欲が高まっているので、無理なローンを組んでしまいがち
  • ライフスタイルや人生設計を考慮した返済計画を立てるには時間が少ない

家を決める前に相談する場合の大きなメリットは、無理のない返済計画を立てる時間を確保しやすいことです。たとえば、同じ500万円の年収でも月の支出が20万円の家庭と30万円の家庭では、返済にあてられる金額が異なります。ライフスタイルや人生設計を含めて返済計画を立てたいなら、事前相談がベストです。

ただし、デメリットも存在します。金融機関がおこなう住宅ローン審査では担保となる住宅の価値が審査基準に含まれるため、購入する家を決める前に借入可能な金額を確定することはできません。また、家を決める前に住宅ローンの相談をすることで、現実的な判断ができるようになる一方、価格に制限されない思い切った決断はしづらくなるでしょう。

住宅ローンはどこに相談できる?3つのおすすめ窓口

住宅ローンを組める銀行、住宅金融支援機構、ファイナンシャルプランナーの3つを詳しく紹介します。各窓口のメリット・デメリットを比較して、相談したい内容に沿った窓口を選びましょう

相談窓口 メリット デメリット
銀行の相談窓口 ・専用コンサルタントに無料で相談できる
・口座を持っていなくても相談できる
・他社との比較ができない
・家計の実情が加味されない
住宅金融支援機構 ・土日でも電話相談ができる
・セミナーが開催されている
・顧客のニーズに合わせた対応をしている
・対面で相談できる場所が少ない
・セミナーに参加できる人数・時間・期間が限られている
ファイナンシャルプランナー ・現実的なアドバイスが貰える
・住宅ローン以外の相談もできる
・相談料がかかる
・住宅ローンの申し込みに連携していない

①銀行などの金融機関にある住宅ローン窓口

銀行などの多くの金融機関は住宅ローンを扱っているため、ほとんどが相談窓口を設置しています。住宅ローンの申し込みから融資までの流れ、返済計画などを相談できるでしょう。

なお、忙しい人にとっては相談窓口の受付時間がネックになりがちですが、夕方以降や土日祝日の相談に対応している銀行もあります。相談したい時間の希望を、予約時に伝えてみましょう。

銀行の相談窓口のメリット

最大のメリットは、専用コンサルタントに無料で相談できることです。返済期間や金利タイプなどの詳細や世帯収入と返済額のバランスなどを相談できます。家を決める前の相談であれば、結婚・出産・子育て・キャリアプランなどの人生設計に沿ったプランを提案してもらえるでしょう。共働き夫婦が共同で返済していくプランの相談も可能です。

また、ケガや病気など万が一のときに備えた各種保険、担保となっている住宅の取り扱いなどについても質問できます。実際に融資する金融機関から回答を得られるので、疑問がクリアになるでしょう。

なお、「口座を持っている人しか相談できないのでは?」というイメージをお持ちかもしれませんが、基本的には口座の有無に関わらず、誰でも無料で相談可能です。

銀行の相談窓口のデメリット

デメリットは他社との比較ができないことです。相談した銀行が取り扱っているローンの詳細は説明してくれますが、他社の情報までは教えてくれません。複数社のローンを比較したい場合は、自分で情報を集める必要があります。

また、銀行が最初に提示する融資可能金額の目安は、収入と返済額のバランスを見た限りの金額です。つまり、この時点では相談者の家計や人生設計は考慮されていません。収入のみを見たときのローン限度額は大きい金額になりがちなので、現状や将来のことをしっかりと伝えた上で、現実的なアドバイスを受けましょう

②住宅金融支援機構の住宅ローン窓口

住宅金融支援機構は、「フラット35」をはじめとする固定金利型の住宅ローンを、金融機関と提携して提案している独立行政法人です。住宅購入のための資金調達を支援することを目的としており、各種補助金やフラット35以外のローンに関する質問・相談にも対応しています。

住宅金融支援機構の相談窓口のメリット

先述の通り、住宅金融支援機構は「フラット35」を中心に取り扱っていますが、それ以外の金融機関の住宅ローンについても相談可能です。中立的な立場で金融機関を紹介してくれるので、どこで融資を受けるべきか迷っている人は相談してみましょう。

また、住宅ローンに利用できる補助金も教えてくれるのが大きなメリットです。支店によりますが、行政職員が担当する場合もあり、自治体によって異なる補助金制度を最大限有効活用できるでしょう。

なお、LINEの公式アカウントを友達登録すれば、フラット35の最新金利情報のお知らせや住宅ローンシミュレーションなどを利用できます。忙しいなかでも情報収集を進めたい人は活用してみましょう。

住宅金融支援機構の相談窓口のデメリット

デメリットは電話相談がメインで、対面で相談できる窓口が少ないことです。電話相談は祝日・年末年始を除いて土日対応ですが、営業時間は9:00~17:00と限られています。

なお、セミナーや相談会は開催されていますが、参加可能な人数や場所、時間に制限があるため、地域によっては参加できないこともあるでしょう。

住宅金融支援機構の窓口に相談するときは、時間を有効活用できるよう、相談内容をリスト化したり資料をそろえたりと事前準備をしておくことをおすすめします。

③ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー(以降FP)はお金にまつわる専門家です。家計状況や今後の資金計画などを踏まえた、現実的な視点からアドバイスを貰えます。住宅ローンに関することだけでなく、家計の見直しや生命保険、投資などの相談も可能です。

ファイナンシャルプランナー相談窓口のメリット

FPに相談すると、次のようなポイントを考慮した住宅ローンのアドバイスを受けられます。

  • 現在の家計状況
  • 節約で確保できる資金
  • キャリアアッププラン(昇給・転職など)
  • 出産・育児の計画(出産費用・教育費用など)
  • 定年退職後にそなえた資金計画
  • 万が一に備えた各種保険の活用
  • 今後の金利変動の予測
  • 住宅購入にかかる各種費用(税金・不動産会社の仲介手数料・登記費用など)
  • 住宅維持に関する費用(修繕費の積み立て・固定資産税など)

これらの情報を統合し、返済計画のフロー化をおこなってくれるFPもいます。目で見てわかりやすい形式になることで、将来設計を具体的にイメージできるようになるでしょう。

また、FPに相談して自分自身の希望が明確になれば、銀行や住宅金融支援機構に相談するときもスムーズに進めやすくなります。

ファイナンシャルプランナー相談窓口のデメリット

最大のデメリットは相談料がかかることです。初回無料は多いものの、相談料の相場は1回あたり5,000〜10,000円なので、回数を重ねるほど支出が増えてしまいます。無料で相談できるほかの窓口と比べると大きな支出になるので、相談する回数の目安などを決めておきましょう。

とくに気を付けたいのは、FPにも得意不得意があるという点です。住宅ローンに詳しいFPが保険や投資にも詳しいとは限りません。逆に、保険に詳しいFPに住宅ローンを相談しても、明確な答えが得られない可能性があります。複合的な相談をしたいときには、さまざまな分野に詳しい担当者を選ぶことが大切です。

なお、住宅ローン手続きの代行業務はおこなっていないため、実際の融資を申し込むときは銀行の窓口に相談する必要があります。また、銀行と提携しているわけではないことから、FPが借入可能と判断した金額と、銀行が提示する融資可能額に差が生じる可能性があります。FPとの相談は、あくまでも参考として取り入れましょう。

ファイナンシャルプランナーに相談するなら「HOME’S 住まいの窓口」がおすすめ

ファイナンシャルプランナーに相談するなら、LIFULL HOME’S 住まいの窓口を利用するのがおすすめです。このサービスは日本最大級の不動産・住宅情報サイトのLIFULL HOME’Sが運営する、 住まい選び・家づくりの無料相談窓口で、ファイナンシャルプランナーの無料紹介を受けることができます。

LIFULL HOME’S 住まいの窓口では、主に以下の6つのサービスが受けられます。お金まわりの相談(FPの紹介)はもちろん、住まい選びや家づくりに関する相談にも幅広く対応しています。

  1. 自分に合う不動産会社のご紹介
  2. お金のアドバイス(FPの無料紹介も可能)
  3. 住まい選びのアドバイス
  4. 家づくりの進めかたのアドバイス
  5. 不動産会社とのスケジュール調整やお断りの代行
  6. 無料講座でお悩み解消

不動産会社やハウスメーカー・建築会社の選び方など、素人では判断しづらいことも、忖度のない中立な立場でアドバイスをしてもらえるので、初めて不動産を購入する人は一度利用を検討してみるとよいでしょう。特定の会社を強引に進めたり、営業電話がかかってきたりすることもないので安心して利用できます。

相談は、以下リンク先のサイトから、近くの店舗もしくはオンラインのいずれかで予約して受けられます。

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住宅ローン相談窓口はどこにある?

住宅ローン相談窓口の場所・方法を紹介します。

相談先 場所・方法
大手銀行・地方銀行・信用金庫
  • 各支店の窓口
  • 電話
ネット銀行
  • Web申し込みフォーム
  • 電話・ビデオ通話
  • メール
住宅金融支援機構
  • 電話
  • セミナー・相談会
  • 各支店(地域ブロックごと、全9支店)
ファイナンシャルプランナー(FP)
  • メール
  • 電話・ビデオ通話
  • 訪問(自宅や喫茶店など)

なお、FPは会社所属ではなく個人事業でおこなっている人が多いので、紹介サービスを利用しない限り、日本FP協会の一覧などから自分で探す必要があります。

電話で相談できる内容には限りがある

基本的には、どの相談先でも電話相談を受け付けています。ただし、相談内容のすべてに電話だけで応じてくれるとは限りません。銀行・信用金庫やFPの場合、まずは電話で窓口の予約をおこない、後日対面で相談をする流れになるでしょう。

ただし、近年はビデオ通話で相談可能なところも増えてきているので、実際に足を運ぶ時間がない人もあきらめる必要はありません。予約時に、ビデオ通話でも相談可能か確認することをおすすめします。

自分に合った住宅ローン相談窓口の選び方

「何を知りたいか」によって選ぶべき相談先は異なります。また、相談内容が具体的になってくると、相談先を変える必要も出てくるでしょう。ここでは、どの相談先が何に詳しいのかを解説します。

ローンの基礎を教わるなら銀行

ローンの仕組みや金利タイプ別の特徴など、ローンの基礎にもっとも詳しいのは融資の実行者である銀行です。銀行にとって住宅ローンは自分たちが取り扱う商材なので、関係する法律や税金の面でも支障なく取り扱うために、確実な情報を持っています。

また、住宅ローン専門の担当者がついてくれるため、融資可能額の目安の算定や実際の融資までの流れも詳しく教えてくれるでしょう。住宅ローンの基礎からしっかり知りたい人は、銀行の窓口に相談するのがおすすめです。

なお、相談してもローンの申し込みまでする必要はないので、複数の銀行に相談して構いません。さまざまな銀行の情報を集めて、自分に最適な銀行を選びましょう。

住宅ローンを使う6つの注意点とは?銀行や金利を選ぶポイントを解説
住宅ローンは、家を購入する際に利用すべき便利なものですが、組み方によっては失敗する可能性もあります。そこでこの記事では、住宅ローンの金利の種類や6つの注意点、住宅ローンを組む金融機関の選び方、住宅ローンをお得に使うポイントを取り上げます。

フラット35を利用したいなら住宅金融支援機構

フラット35の利用を希望していて、金融機関の紹介を受けたいなら住宅金融支援機構に相談してみましょう。また、フラット35以外に次のようなローンの相談も可能です。

  • フラット35S:長期優良住宅、省エネルギー性・耐震性を備えた住宅が対象
  • フラット20:フラット35の仕組みで借入期間が15年以上20年以下のもの
  • フラット35リノベ:中古住宅を購入してリノベーションする場合
  • フラット35(保証型):返済できなくなった場合に住宅金融支援機構が保険金を支払う仕組み
  • フラット50:長期優良住宅が対象。借入期間が最長50年
  • リ・バース60:満60歳以上の利用者が対象。相続人または担保物件の売却で完済する仕組み

このほか、災害復興住宅融資や住みかえ支援ローンなども展開しています。全期間金利固定型の住宅ローンのなかで、自分に最適なものを相談したいときも住宅金融支援機構がおすすめです。

専門家と資金計画を立てたいならファイナンシャルプランナー

FPに相談すると、現在の資金状況や人生設計を考慮した、無理のない返済計画を立てられるようになります。住宅購入にかかる税金や修繕費の積み立て・固定資産税などのランニングコストなど、住宅ローンの返済以外にかかる支出のアドバイスを受けられるからです。

さらに、理想の生活水準を守るために必要な収入などもアドバイスしてくれるのもメリットです。キャリアアップだけでなく、保険や投資を活用した収入アップを考える機会になるでしょう。

また、各銀行・住宅ローンの種類別の金利についても詳しいため、どの銀行がより金利が低く、住宅ローンが組みやすいのか知ることもできます。お金の様々な事情も考慮した資金計画を知りたいなら、FPへの相談を検討しましょう。

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住宅ローンのことを弁護士に相談したい方は下記の記事をあわせて読んでみてください。

住宅ローンの悩みは弁護士に相談するべき?内容や費用について解説!
住宅ローンの支払いが厳しくて困ってる方や、弁護士に相談するべきか迷ってる方に向けて、注意点や依頼費用について詳しく解説していきます。競売や、自己破産などの最悪の状況になる前に弁護士に相談して住宅ローンの問題を解決しましょう。

住宅ローンの申し込みを決めたら

実際に購入する住宅が決まり売買契約まで済んだら、どこの住宅ローンを利用するか選ぶ必要があります。住宅ローンの種類についても、金利、諸費用、保障内容、総支払額などを複合的に比較して決めることが大切です。

しかし、ローン審査の申込みは記載しなければならない項目が多く、自ら複数の銀行に審査依頼をするのは手間と時間がかかります。複数の銀行に審査依頼をしたいときは、住宅ローンの一括仮審査申し込みサービスを賢く利用しましょう。

住宅ローンの一括仮審査申し込みサービスのメリットとデメリット

メリット デメリット
  • 複数の条件から最適な住宅ローンを選べる
  • 時間を大きく節約できる
  • 専門家による無料相談などが受けれる場合もある
  • 知らなかった住宅ローンにも申し込める
  • 全ての金融機関に対応しているわけではない
  • 無理な条件で申し込み、審査落ちになる可能性も

おすすめの住宅ローン一括仮審査申し込みサービスは「住宅本舗」

住宅本舗がおすすめな理由!

  • 約115以上の銀行の中から最大6銀行に一括仮審査申し込みができる
  • 利用者490万人突破の大手サービス
  • あなたの地元の銀行情報も掲載しているので、検討の幅が広がる

住宅本舗の特徴

住宅本舗は、利用者数が490万人を突破している、国内最大規模の住宅ローン一括仮審査申し込みサービスです。その魅力はなんといっても全国の金融機関の99%である約115社を掲載しているそのカバーの広さ。各金融機関の特徴やおすすめポイントなども分かりやすくまとめられています。

また、住宅ローンに関わる知識や比較する際のコツなどを紹介しているコラムも情報満載で、住宅ローン初心者には役に立つこと間違いなしです。

住宅本舗で、金利、諸費用、保障内容、総支払額を効率的に比較して、あなたにぴったりの住宅ローンを見つけましょう。

一括仮審査申し込み

住宅ローン相談で必要なもの

住宅ローンの相談をするときに必要なものは、購入物件を決める前と後で異なります。また、FPに相談する場合は住宅購入以外の情報もそろえておくと、より具体的なアドバイスをもらえます。状況や相談相手に合わせて、相談に必要なものを準備しましょう。

購入物件を決める前の場合

住宅ローンの相談をする際にまだ購入予定物件が決まっていない場合は、自身の現状を証明する書類を中心に用意すれば問題ありません。必要な書類は次の通りです。

  • 源泉徴収票もしくは確定申告書等…年収を知るための書類
  • 健康保険証…勤続年数を知るための書類
  • その他ローンがあれば明細を提示

借入可能な金額の見込みや返済プランのアドバイスを受けるためには年収の情報が必要です。会社員の方なら源泉徴収票、自営業の方なら確定申告書と決算書を用意しましょう。特に自営業の方は過去3年分の確定申告書と決算書が必要になるため注意してください。

購入物件を決めた後の場合

購入物件を決めると、担保となる物件の価値を含めて融資可能額を算出してもらえるようになります。次のような資料を用意して相談しましょう。

  • 価格が掲載されたパンフレットや書類…物件の価格がわかる書類
  • 物件概要書や売買契約書またはパンフレット…物件概要についての書類

これらの情報があれば、担当者が物件の価値を算出できます。とくに、売買契約まで済んでいる場合は、契約書によって購入価格が確定しているため、銀行に相談すれば実際に融資できる金額と月々の返済額まで提示してくれます。

ファイナンシャルプランナーへの相談を利用する場合

年収を証明できる書類に加え、毎月の支出がわかる家計簿も用意すると、より具体的なアドバイスを受けられます。また、年金加入歴がわかる書類や生命保険証券、貯蓄残高などの情報も合わせて用意するのがおすすめです。次の資料を参考にしましょう。

  • 源泉徴収票もしくは確定申告書等…年収を知るための書類
  • 家計簿等…支出を知るための資料
  • 年金加入歴がわかる書類…年金の支払い計画を加味するための書類
  • 生命保険証券…加入している生命保険の内容がわかる書類

資料としては上記の通りですが、出産・子育て・転職などを含む人生設計もリストアップしておくことをおすすめします。その情報によって、将来に役立つ保険の紹介や資産形成のアドバイスも受けられるからです。

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住宅ローン相談当日までの流れ

住宅ローン相談当日までの流れは次の通りです。

  1. 相談したい内容を整理する
  2. 相談先を決めて予約する
  3. 相談の際に必要なものを揃える
  4. メモや書類を持って相談へ

流れの詳細をひとつずつ確認していきましょう。

相談したい内容を整理する

まずは、相談内容を整理しておくことが大切です。たとえば、「現在の収入で借りられる金額は?」「定年退職後の返済はどうする?」というような内容です。基礎から応用まで、わからないことは担当者に遠慮なく相談してください。

また、聞き忘れを防ぐために相談したいことを事前にメモしておきましょう。相談窓口では様々な話を順を追ってしていくため、情報量が多くなります。そのため、帰ってみてから「相談し忘れたことがあった!」となるのはよくある話です。住宅ローンは人生設計に関わることなので、疑問は残さないようにしましょう。

住宅ローンの基礎知識について、さらに詳しく知りたい方は下記の記事をあわせて読んでみてください。

住宅ローンとは?基礎知識から利用の流れや選び方、メリット・デメリットも
家を購入する際、多くの場合で住宅ローンを利用するでしょう。自分に合っていない借入をすると、その後の生活が苦しくなる恐れもあります。本記事では住宅ローンを組むメリット・デメリットや、自分に合った住宅ローンの選び方、その手順まで説明しています。

相談先を決めて予約する

相談先が決まったら相談日時を予約します。窓口によっては飛び込みで相談できる場所もありますが、十分な時間を確保できないことがあるので、事前予約がおすすめです。

予約方法は電話もしくはメールフォームが主流です。メールは場所や時間を選びませんが、返信に時間が掛かることもあります。もし早急に予約したいなら、電話で直接確認することを検討しましょう。自分の都合に合った予約方法を選択してください。

相談の際に必要なものを揃える

当日までに、先述のような必要書類や人生計画のリストなどを準備しましょう。窓口で相談できる時間を最大限有効活用するためです。

また、より確実に準備をしたいのなら、予約の際に電話で「相談には何の資料が必要?」と担当者へ聞いておくことをおすすめします。相談内容や相談先によっては必要とされる書類が異なることがあるからです。「収入証明や収支情報はどの期間を見せればいい?」といったことも確認しておきましょう。

メモや書類を持って相談へ

当日には再度、必要書類が揃っているか確認しましょう。対面相談の場合は、双方に確認できるよう各書類を2部用意しておくのがおすすめです。人生設計のリストや相談したいことのメモも忘れないように注意しましょう。

また、後日再確認するためにはノートや筆記用具の持参も必須です。相談によって新たな疑問が生じたら、その場でメモをとれば確認漏れを防げます。担当者のアドバイスを聞きながら、気になることは納得がいくまで相談するように心掛けてください。

住宅ローンの相談に行く際の注意点

最後に住宅ローンの相談に行く際の注意点を確認しましょう。相談先の選び方やタイミングが重要です。

目的に合った相談相手を選ぶ

住宅ローンの相談で注意することは、相談相手を間違えないことです。

たとえば、家計やライフスタイルを含めた相談を銀行にしたとします。相談に応じてはくれますが、銀行は融資の返済利息で利益を上げる必要があるため、他行の情報までは教えてくれないほか相談者の人生に寄り添ったプランを提示してくれるとは限りません。人生設計まで含めた相談ならFPが適しています。

自分が何を望んでいるのかよく考えて、相談先と自身のニーズがマッチする相談相手を選ぶことが大切です。

FPの無料相談は商品紹介も兼ねている

FPが無料相談に応じている場合、商品紹介も兼ねているという点には注意が必要です。

無料相談の多くは保険や積立投資などの金融商品の紹介に結びつけることを目的とした、キャンペーンの一環としてのサービスです。そのため、相談の方向性がどうしても商品前提になってしまうことが考えられます。

無料相談対応のFPに住宅ローンを相談する場合は、保険の見直しや投資にも興味があるときがおすすめです。一方、中立的な立場でアドバイスしてもらいたいなら、有料かつ住宅ローンに詳しいFPに相談することを検討しましょう。

家の購入を決定したタイミングで行く

住宅ローンの相談は新居購入の意志が固まり、物件自体は決めていないタイミングで行くのがおすすめです。新居購入の意志を固めておけば積極的に行動しやすくなります。そして、物件自体は保留しておくことで、相談によって明らかになる、無理のない借入金額に基づいて物件を選べるようになるからです。

とくに、中古物件を購入する可能性が高いときは、できるだけ早い段階で相談することをおすすめします。中古物件は商談から売買契約、物件引き渡しまでの期間が新築物件と比べて早い傾向にあるからです。物件を決めた後だと住宅ローンを十分に検討する時間の猶予がないため、事前にできる相談は進めておきましょう。

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まとめ

金融機関とFPはそれぞれに住宅ローンの相談窓口を開いており、相談できる内容も異なることがわかりました。銀行などの金融機関ではリアルなローン商品から、顧客に合った住宅ローンを提案してくれます。それに比べてFPはより個人的な部分にも踏み込み、実際の家計を含めた返済計画の相談にのってくれます。

このようにそれぞれに強みも内容も異なるため、自身のニーズと合っているかについてはよく注意する必要があります。だからこそ住宅ローンの相談窓口を選ぶ際は、今回ご紹介した流れを参考に自身のニーズをよく見極めて相性が良い相談窓口を選びましょう。

監修者_nishizaki
本記事の監修者 
西崎洋一/宅地建物取引士     
宅地建物取引士・管理業務主任者・不動産コンサルタント・不動産プロデューサー。不動産業界10年以上の専門家。物件調査、重説作成・説明などの実務経験が豊富。特に土地の売買、マンション管理に精通。大阪を中心に活動を行っている。
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