注文住宅の外観を決めるのが難しい、内装ばかり考えていて外観決めが進まなかったなど、悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
注文住宅の外観は完成まで現物を確認できないため、デザインを決めにくいものです。しかし、家の印象を大きく左右するため、検討を重ねておきたい部分でもあります。
本記事では、注文住宅の外観決めの流れや検討しておきたいポイントを解説し、外観デザインでありがちな失敗と対処法についても解説します。


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注文住宅の外観決めが難しい理由
注文住宅の外観決めは、内装に比べると難しいとされます。理由は3つです。
- 完成まで現物を見てチェックできない
- 周囲の環境や仕上がりに左右される
- 気軽に変更できないため慎重になりがち
内装はハウスメーカーの展示場などで、実際に色味や建てたあとの間取りも確認できます。しかし外観に使う素材のサンプルは小さなものが多く、家として完成したあとでないと仕上がりがチェックできません。
また、周辺環境によっては、色や家の形状次第で周りの家から浮いてしまうことがあります。似合うデザインが環境によって異なるためです。例えばビルの多い地域と昔からの住宅が多い住宅地では、似合うデザインが異なります。
かといって注文住宅を建てたあとに「色を変えよう」「屋根の形を変えよう」と思っても、リフォームにかかる費用は決して安くないため、気軽には変えられないからこそなかなか決断に至れないことがあります。
スムーズに注文住宅の外観を決めるには、要素を1つずつ掘り下げていくと効果的です。
注文住宅の外観をスムーズに決める流れ
外観のイメージを固めていく流れを解説します。1つずつポイントをチェックしていきましょう。
実例をたくさん見てコンセプトを決める
SNSやハウスメーカーのカタログなど、注文住宅の外観がわかる画像を集めてイメージを固めます。おおまかな方向性を決めることで、デザインの方向性やどのような資料を追加で集めていけばよいか、わかりやすくなるからです。具体例を見てみましょう。
- 白い外壁が映える北欧風の外観
- 老後も暮らしやすい和モダンの平屋
- 大きなガレージを備えたスタイリッシュな家
- 都会の景色になじむモダンな家
- 庭を楽しむ古民家カフェのような家
コンセプトを決めてから家の画像を集めれば、色味や屋根の形、窓の位置など参考になる情報も増えていきます。画像以外にも、外観をシミュレーションできるサイトやアプリを使うと、よりリアルにイメージできるでしょう。
実際に住む人で意見を出し合うことが大切
外観を決める際には、実際に住む人同士で意見を出し合うようにしましょう。
どのような見た目の家に住みたいかも、家づくりには大切な要素です。意見を出し合うなかで、方向性も定まりやすくなります。
家のかたちを決める
コンセプトが決まってきたら、家のかたちを決めます。家のかたちとは、外から見たフォルムのことです。四角く凹凸が少ないシンプルな形、L字型、コの字型、屋根がとがっているなど、コンセプトや間取りが同じでも、家のかたちで外観の印象は大きく変わります。
家のかたちを決める要素ごとに、ポイントをまとめました。
要素 | ポイント |
屋根の角度 |
|
窓の位置 |
|
角の多さ |
|
家のかたちを決定する際には、土地の広さや間取りも影響します。コンセプトや希望を踏まえて、家を依頼するハウスメーカーや工務店などと相談を重ねていきましょう。
メインとなる色を選ぶ
注文住宅の外観に使う色は、2~3色ほどといわれます。もっとも広い面積に使われるメインの色が1~2色、アクセントとなる色が1色です。メインとなる色には、オフホワイトやベージュ、ブラウン、ネイビー、ブラックなどが挙げられます。
外観を決める際に、メインとなる色の希望を出しておくとよいでしょう。依頼先の業者と相談するほか、サッシやドア、屋根などの色を考える際に活用できます。
また、依頼先のモデルルームや住宅展示場などで、外壁の実物を見ておくと参考になります。色味によって見え方がどう変わるのか、太陽光の下だと何色に見えるのかを確かめておきましょう。
好みで決めるほか、メンテナンスのことを考えた色選びもおすすめです。汚れが付きにくい色には、ベージュやグレーなど、淡い中間色が挙げられます。大気中の砂ぼこりなどに色味が近いため、見た目には色が変化しにくいからです。
色がもつイメージ・注意点
まずは色がもつイメージと家に取り入れるときの補足事項を見てみましょう。
色 | イメージ | 注意点 |
白 | 清潔・純粋・明るい | 汚れが目立ちやすい |
ベージュ | やわらかい・かわいい・あたたかい | ― |
黒 | 厳粛・高級・大人 | 素材次第では汚れが目立つ |
白寄りのグレー | やわらか | 明度次第では汚れが目立つ |
黒寄りのグレー | クール・落ち着き | ― |
茶 | 安心・自然・あたたかい | ― |
青 | 涼しさ・開放感・清潔・爽やか | ― |
緑 | 自然・安らぎ・平穏 | 明度が高いと爽やか、暗いとシック |
赤 | 情熱・活動的・派手・あたたかい | 多用すると派手 |
ベースカラー70%、アソートカラー20%、アクセントカラー10%の比率が理想的です。ベースカラーは外壁、アソートカラーは引き立て役で屋根など見えづらい部分、アクセントカラーは一部の柱や窓枠などが該当します。
色の組み合わせ
目指すテイスト別の色の組み合わせ例を見てみましょう。
テイスト | ベースカラー | アソートカラー | アクセントカラー |
ナチュラル | 明るいベージュ | こげ茶色 | 明るい茶色 |
クラシック | 暗いベージュ | 黒 | こげ茶色 |
モダン | ホワイト | ダークグレー | ライトグレー |
和モダン | 黒 | ダークグレー | 茶色(木目) |
和モダン(個性的) | 黒 | ダークグレー | 赤 |
洋風 | 明るいベージュ | 黒 | ホワイト |
北欧風 | ライトグリーン | ダークグリーン | こげ茶色 |
西洋・海岸風 | 青 | 黒 | 白 |
相性のよい色の組み合わせはある程度決まっているため、目指したい印象やテイストを伝えてハウスメーカーに相談するのがおすすめです。
実際にプランを作ってシミュレーションする
家のかたちや色が決まってきたら、シミュレーションアプリやツールを活用してイメージを固めてみましょう。注文住宅の外観や間取りをシミュレーションすることで、実際に業者へ見積もり依頼をするときにも、具体的なイメージをもとに要望を伝えやすくなります。
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注文住宅の外観を決めるポイント5つ
注文住宅の外観を決める要素は、次の5つです。それぞれ詳しく解説していきます。
ポイント1:素材
同じ色でも、素材が異なると印象は違って見えます。屋根や外壁など外観の大部分を占める部分や窓枠などの部分に使う素材を決める際には、色と合わせて素材の質感にも注目すると外観デザインを納得のいくものに仕上げやすくなるでしょう。
大きな面積を占める素材が外壁に使われる素材です。特徴を含め、代表的な素材を紹介します。
名称 | 特徴 | ポイント |
サイディング![]() |
セメントや繊維質など複数の素材を 混ぜ合わせ、パネル状に加工 |
|
ALC![]() |
高性能なコンクリート、パネル状 に加工済み |
|
羽目板![]() |
スギやヒノキなど素材を並べて張 る外壁 |
|
タイル![]() |
タイルを並べて張り付けて作る外 壁 |
|
塗り壁(モルタル、漆喰など)![]() |
セメントやモルタルなどを使って 塗り上げる外壁 |
|
見た目の違いのほか、メンテナンスのしやすさも考慮すると環境にあわせた外壁を選びやすくなります。同じ色でも素材が変わると印象も異なるため、サンプルを活用して調整してみましょう。
ポイント2:窓の位置やデザイン
間取りを考えるときに、同時に窓の位置もふくめ外観デザインをより詳細に考えていくと、バランスよく仕上げられます。
窓の位置やデザインは、設置場所によって住宅の外観が変わる要素です。大きな窓を設置すると換気や掃除に便利ですが、小さな窓のほうがデザイン面では印象が良くなることがあります。
また窓が並ぶ高さが揃えば見た目も統一感が出る反面、希望する内装や間取り次第で叶わないことがある点に注意が必要です。室内の採光にも影響するため、間取りを決めるときにも窓の位置やデザインは重要な検討要素といえます。
ポイント3:配色
注文住宅の外観を決める大きな要素が、色使いです。テーマとなる色を2つ、アクセントになる色を1つの、合計3色ほどを決めておくとまとまりやすくなるとされています。
反対に色にこだわりたい場合は、完成したあとのイメージを確かめるためにも、実際の色味をサンプルなどを通じて確かめておくようにしましょう。
ただし、暮らしている地域によっては色が制限されることがあります。景観法や景観条例によるデザインの制限が設けられているケースです。良好な景観を保全すべきとして、建物の高さや街並みと統一感のあるデザインで建てる必要があります。
ポイント4:屋根の傾きとデザイン
屋根の形には、次の4つが挙げられます。
名称 | 見た目 | 外観への影響 |
切妻屋根 | 三角形の一般的な屋根![]() |
|
片流れ屋根 | 片側だけ斜めの屋根![]() |
|
方形(ほうぎょう)または寄棟屋根 | 四方向に斜めの部分がある屋根![]() |
|
陸屋根 | 屋根部分が平らになっている屋根![]() |
|
あわせて考えたいのが屋根の素材です。載せる素材には、次のようなものが挙げられます。
名称 | 外観への影響 |
瓦屋根![]() |
|
スレート屋根![]() |
|
ガルバリウム鋼板屋根![]() |
|
また、屋根材によっては屋根の傾きが変わります。例えば瓦屋根は、ある程度、傾きがないと使えません。素材の見た目だけでなく、屋根の形状も考慮しましょう。
ポイント5:外構デザイン
外構とは、門や堀、駐車場といった、家の外に作られる構造物のことです。見た目を整える役目のほか、プライバシー保護や駐車場、遊び場としての機能面も持ち合わせています。
外観デザインと同様、色合いや見た目はもちろん、スペースをどの程度取るのか、メンテナンスしやすいかもポイントです。見た目はよくても防犯面で問題を抱えてしまうこともあります。
外構にかける費用の割合は、注文住宅の総費用に対し10%が1つの目安です。自転車置き場や子供の遊び場など、具体的な家の外にほしい機能と見た目を考えていくと、10%を上回ることもあります。バランスの取れた予算配分にできるよう、検討を重ねていきましょう。
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注文住宅の外観でありがちな失敗と対策
外観へ影響を及ぼす要素は、デザインや色合いばかりではありません。影響する要素を考えなかった結果、失敗した、と後悔するケースもあります。
ここでは、注文住宅の外観でありがちな失敗とその対策を解説します。
イメージした色と違った
自分が好きな色を選んだり、サンプルをじっくり見て決定したりしても、実際に完成するとイメージした色と違うことがあります。注文住宅の外観はまったく同じ家を見て決めることができないため、完成すると色が違って見えることがあります。
原因となるのが面積効果という色の特性です。色は塗られた面積が大きくなるほど、明るく鮮やかに見えやすくなります。小さなサンプルで見たときと実際の住宅面積で見たときでは、色のイメージが異なるのはこの特性のためです。
次の対策で、色のイメージをできるだけ完成したときの状態に近づけましょう。
- 太陽光の下でサンプルを見る
- できる限り大きなサイズのサンプルで確認
- 住宅展示場など選んだ色が大きな面積になった場合の印象を観察
また、色の数が多くなりすぎるとバランスが悪く、目立ちすぎてしまうことがあります。色数をおさえるのも手です。
日差しや雨の影響を考えていなかった
注文住宅は長く住むことになるため、ランニングコストも重要です。しかし好みの外壁や家のかたちを選んだとしても、必ずしもメンテナンスしやすいとは限りません。結果として汚れが付きやすくなり、室内の温度管理や窓のメンテナンスに苦労することがあります。
外壁の素材には、さまざまな種類があります。素材の項目で紹介したように、コスト面が良くても継ぎ目ができてしまうなど、メリットとデメリットをふまえて選びましょう。
また、シンプルな四角い見た目の家は、庇(ひさし)や軒(のき)が付いていないことが多いです。
庇と軒は直射日光を遮り、外壁や窓へ雨が当たるのを防ぐ効果を持ちます。外観デザインを優先し、庇がない状態にした結果、雨音による騒音や直射日光による外壁・窓への影響が起きるかもしれません。
屋根の大きさや雨の向き、日差しなども考慮して家のかたちを決めていきましょう。
内装に予算をかけ過ぎてしまった
内装デザインや間取りに凝った結果、外観を左右する外構工事費に予算をかけられなくなることがあります。外構工事費の目安は、建築費用の10%ほどです。設備や機能のグレードを下げざるをえなくなると、メンテナンスや耐久性にも影響します。
内装と外観の予算バランスをとるには、どのような暮らしをしたいかイメージを固めることが大切です。実現したい暮らしを叶えるために、内装でこだわりたい部分と外観でこだわりたい部分を、それぞれ優先順位をつけてまとめていきましょう。
通路に面したウッドデッキを作ってしまった
ウッドデッキを作って、手軽にアウトドア気分を楽しみたいという方もいるでしょう。しかし、通路に面した位置にウッドデッキを作ると、かえって人目が気になってくつろぎにくくなり、結局使わないという失敗をまねくことがあります。
ウッドデッキを作る際は、人通りが多い場所や近隣から見えやすい向きは避けるのがおすすめです。目隠しのフェンスなどを付けるのもよいでしょう。
ただし、ウッドデッキを作る場合は、家の面積に関係するポイントも知っておく必要があります。
家づくりで重要となるのが、土地の敷地面積に対し、建てても問題のない建物の面積が決まっていることです。次の2つの基準から定められています。
- 土地の敷地面積に対し建物を真上から見たときの面積を示す建ぺい率
- 土地の敷地面積に対し全フロアの合計面積の割合を示す容積率
ウッドデッキを設ける際には、建物の面積とウッドデッキの面積を合計しても、基準を超えていないか確かめましょう。
注文住宅の面積について次の記事でも詳しく解説しているため、チェックしてみましょう。

注文住宅の外観デザインの代表例
ここでは、注文住宅の外観デザインの種類を紹介します。ハウスメーカーや工務店など、注文住宅の依頼先へ相談するときの参考にしてください。
モダン・シンプル
軒を大きく出さず、四角形など直線的なフォルムの住宅が多い外観デザインです。使用する素材の特徴やメインとなる色の印象が強く出やすいため、好きな色や好みの素材感を前面に出せます。
次のような好みがある方におすすめです。
- デザインはシンプルなものが好き
- 長年住みやすい家を選びたい
- 将来的に売却しやすい家を選びたい
また、直線的なフォルムをしているため、外壁の手入れがしやすいのもメリットです。メインとなる色の面積が広くなるため、2色で塗り分けるツートンカラーで印象を変えることもできます。
和風
伝統的なデザインを活かした、日本人になじみ深い外観デザインです。引き戸やぬりかべを設置し、落ち着いた色合いでまとめることで、伝統美を感じさせる外観に仕上がります。
外観に対し、次のような希望がある方におすすめです。
- 和の雰囲気を重視した家づくりがしたい
- 年配の家族とも一緒に暮らす予定がある
- 木や竹などを生かした家づくりがしたい
また、壁で家を支える構造と異なり、柱と梁で建物を支える構造が取り入れられるため、屋内外に凹凸が生じるのも特徴です。扉ではなく襖を活用することで、必要に応じて2つの部屋を1つにつなげる、風通しを良くするといった、日本の気候に合わせた暮らしやすさも実現できます。
和モダン
現代の生活に沿った洋風建築と和の要素を掛け合わせた、おしゃれで落ち着いた印象に仕上げた外観デザインです。あたたかな光の漏れる丸窓や障子、アクセントカラーを兼ねた木材の使用などで演出できます。なお、ベースカラーとアソートカラーは黒やダークグレー、アクセントカラーは緑・茶色・赤が代表的です。
和モダンは次のような希望がある方におすすめです。
- 畳を取り入れた生活をしてみたい
- 和風と手入れのしやすさを両立した外観にしたい
- 日本の気候に適した家を建てたい
外観と同様に、内装も和モダンにするなら畳や障子を取り入れましょう。一部の部屋だけを完全な和室にするのも魅力的です。
また、縁側や壁で仕切らない間取りなど日本の伝統的な建築を取り入れれば、風通しがよく涼しい家を実現しやすくなります。さらに湿度が高いときに湿気を吸収し、乾燥しているときは水分を放出する木材や珪藻土を使用すると調質効果を期待できるでしょう。
洋風
タイル貼りやレンガ造りなど、ヨーロッパに多い住宅デザインを見た目に取り入れた外観デザインです。北欧風や南欧風などさまざまな種類があり、ベランダやバルコニーなど、凝ったデザインの外観が特徴的です。
次のような希望がある方におすすめです。
- 海外映画に出てくるような外観デザインにしたい
- 多角形の部屋やバルコニーを作りたい
- 優美で洗練されたデザインにしたい
ブリティッシュ住宅やイタリアネイトなど、同じヨーロッパの地域内でも住宅デザインが異なります。希望の外観デザインが決まっている場合は、そのデザインを得意とするハウスメーカーなどを選ぶのがおすすめです。
洋風モダン
洋風のデザインを活かしながら、直線を増やしてシンプルなデザインに仕上げた外観デザインを指します。人気のあるデザインのため、洋風モダンと一口にいっても豊富な種類から選べるのもメリットです。
個性的な外観も近年は増加
和風やシンプルな外観デザイン以外に、近年は個性的な外観デザインの住宅も多くあります。デザイン名と特徴をまとめて表で紹介します。
デザイン名 | 特徴 |
北欧風 |
|
アメリカン |
|
コンテナハウス |
|
希望を伝えやすい業者の選び方
外観でこだわりたいとき、注文住宅の依頼先を選ぶにあたりポイントが2つあります。
扱っている外観デザインや素材をチェック
業者によって、外観デザインの特徴や扱う素材に違いがあります。ぜひ取り入れたい外観デザインや素材があれば、得意とする業者や素材を扱っている業者から選ぶのがおすすめです。
業者によってはシンプルな住宅を建てるのが得意な場合もあれば、レンガを基調としたデザインが得意なこともあります。実際に住宅展示場やその業者が手がけた家から、得意な外観デザインをチェックしましょう。
以下の記事では、ハウスメーカーや工務店の坪単価とともに、施工する注文住宅の特徴も解説しています。ぜひ参考にしてください。

見積もりを依頼して要望を反映してくれるかチェック
考えた外観デザインを見積もり時に伝えて、要望を反映してくれるかチェックしましょう。営業担当者がどの程度まで要望をくみ取ってくれるのか、若手の場合は経験不足を補うサポートがつくのかなど、業者としての対応力を見極めます。
また、希望する外観デザインの実現が予算や構造上難しい場合、プロとして意見を述べてくれる業者がおすすめです。客観的な立場から意見をもらうことで、外観や外構、内装と、全体的なバランスを考えつつ、予算面も納得のいく注文住宅を目指せます。
次の記事では、何社くらい見積もりを取ればよいのかなど、見積もりを頼む際の注意点を詳しく解説しています。依頼時の参考にしてください。

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まとめ
注文住宅の外観は、家の見た目そのものや印象だけでなく、メンテナンス費用など将来のランニングコストにも影響します。見た目を決めていく際は、次の5つのポイントに注目しましょう。
- ポイント1:素材
- ポイント2:窓の位置やデザイン
- ポイント3:色使い
- ポイント4:屋根の傾きとデザイン
- ポイント5:外構デザイン
また、注文住宅の外観について相談しやすい業者かどうかも重要です。こだわりの詰まった納得の注文住宅をつくるためにも、外観についてしっかり検討を重ねていきましょう。
※「マイナビニュース不動産査定」は以下に記載されたリンク先からの情報をもとに、制作・編集しております。
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