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注文住宅の相場や費用は?土地なし・ありの場合や予算別で家づくりをシミュレーション

不動産購入
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注文住宅は設備や間取り、庭のデザインなど、さまざまなこだわりを反映できるのが魅力です。

しかし、高額な買い物だからこそ、相場はいくらくらいなのか、予算をどう決めたらよいのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。

本記事では、注文住宅にかかる費用相場を、土地を買う場合とそうでない場合に分けて紹介、予算とこだわりのバランスをとるポイントまで解説します。

予算オーバーしないコツも解説しますので、注文住宅の予算決めに悩んでいる人は、参考にしてください。

編集部
編集部

ここでは、「家づくりをしている」、「家づくりを考えている」方に利用して欲しいサービスをご紹介します!どちらのサービスも家づくりに間違いなく役立つサービスなので積極的に利用しましょう!

すぐわかる!この記事3つのポイント!
  • 注文住宅を建てる際、土地購入が必要な場合は土地込みで相場を把握しておくことが大切です。地域によって土地代が異なるため、同じ予算でもエリアが異なると家の建設にかけられる費用も変わってきます。
  • 注文住宅の価格は、ハウスメーカーや工務店の価格設定、土地の形状や法規則、設備やデザインなどによって左右されます。どのような家を建てたいかイメージを組みたて相談窓口などを活用し、優先順位を立てて予算を検討しましょう。
  • 注文住宅の依頼先は、まず特徴やメリット・デメリットを把握して2~3社に絞り込むといいです。候補先が決まったら見積もりと間取り図を取り寄せて比較し、最終的な依頼先を決定しましょう。

注文住宅にかかる費用内訳

注文住宅を建てるのにかかる具体的な費用の項目と税金をみていくと、次のような内訳になります。

対象 費用項目
土地
  • 土地購入費用
  • 不動産会社への仲介手数料
  • 登記やローン抵当権設定をする際の司法書士への報酬
  • ローンにかかる手数料・利息
建物本体工事
  • 仮設工事
  • 基礎工事
  • 木工事
  • 内装外装工事
  • 空調や床暖房など設備工事
  • 設計費用(建築士へ設計を依頼した場合)
付帯工事
  • 地盤改良工事費
  • 外構造園工事費
  • エアコンや太陽光発電システムの取り付け
  • 古い家の解体工事
  • 造成工事
諸費用
  • 印紙税
  • 登録免許税
  • 不動産取得税
  • 固定資産税・都市計画税
  • 消費税(工事費や設計料)
  • 住宅ローンの融資事務手数料
  • 保証料
  • 保険料(火災保険、地震保険、団体信用生命保険)
その他
  • 地鎮祭・上棟式
  • 引越し費用
  • 新しい家具の購入費用
  • 現場作業員への差し入れ
  • 近隣への挨拶

目安として、建物にかかる費用の内訳は、本体工事が7割、付帯工事が2割、諸費用が1割です。例えば予算が1,000万円の場合、本体工事は700万円、付帯工事は200万円、諸費用は100万円程度が相場です。

その他に挙げた出費が別途発生すると仮定して、予算には余裕を持たせておくと安心です。

注文住宅の費用相場【土地を買う場合】

地域によって土地代は変わるため、エリアが違えば同じ予算でも注文住宅の本体建設にかけられる費用が異なります。土地なしで土地購入が必要な場合は、土地込みで相場を把握しましょう。

ここでは国土交通省の住宅市場動向調査(2022年)やフラット35利用者調査をもとに、土地代込みの全国平均と三大都市圏平均を参考に解説します。

土地込みの全国平均は5,436万円

国土交通省が2022年に公表した「住宅市場動向調査(2022年)」によると建築資金と土地購入資金を合わせた購入資金総額は全国平均で5,436万円です。なお、フラット35利用者を対象にした調査(2022年)では、注文住宅の住宅面積の平均は122.8平米、敷地面積は252.7平米でした。

また、購入資金のうち、自己資金の割合は30.6%とわかりました。全国平均から見ると、土地もあわせて購入する際は、自己資金を約1,663万円用意していることになります。

自己資金とは、手元にある現金やいつでも引き出し可能な預金といった、すぐに使える資産のことです。不動産購入においては、住宅ローンの頭金や税金など現金で支払う費用を示します。

“参考:国土交通省住宅市場動向調査(2022年)」”
“参考:住宅金融支援機構2022年度 フラット35利用者調査」”

土地込みの三大都市圏平均は6,787万円

三大都市圏内と全国平均を比較すると、資金総額が高くなります。理由は三大都市圏内は他のエリアに比べると土地購入資金が高額になるためです。

国土交通省の住宅市場動向調査(2022年)によると、建築資金と土地購入資金を合わせた購入資金総額は三大都市圏内の平均は6,787万円でした。なお、フラット35利用者を対象にした調査(2022年)では、注文住宅の住宅面積の平均は123.4平米、敷地面積は172.2平米でした。

土地購入資金を見ると、全国平均は1,819万円だったのに対し三大都市圏内は2,626万円と高額になっています。

“参考:国土交通省住宅市場動向調査(2022年)」”
“参考:住宅金融支援機構2022年度 フラット35利用者調査」”

【地域別】土地の取得費

住みたい人が多くいる土地ほど、土地の価値は高まり価格が高くなります。価値が高い土地の中から、さらに立地条件を絞りこもうとすると、より多くの資金が必要です。

フラット35土地付き注文住宅融資利用者に対する調査結果から、土地取得費を地域別にみていきましょう。

地域 金額
全国 1,499.5万円
首都圏 2,288.2万円
近畿圏 1,760.4万円
東海圏 1,299.5万円
その他地域 927.2万円

“出典:住宅金融支援機構2022年度 フラット35利用者調査」”

注意したいのは、上記の地域差以外にも、同じ地域内であっても駅からの距離や間口の広さで土地の値段が変わってしまう可能性があることです。地域ごとの相場を確認するようにしましょう。

注文住宅の費用相場【土地所有の場合】

土地を購入済または相続など、土地あり・土地所有の場合は家を建てる場合には相場はどのように変化するのでしょうか。全国平均と三大都市圏平均を、それぞれ見ていきましょう。

建物のみの全国平均は3,935万円

国土交通省の「住宅市場動向調査(2022年)」によると、土地購入費用を除き、住宅建築資金のみの全国平均で3,935万円です。自己資金比率は、29.2%と報告されています。土地もともに購入する場合に比べると、購入資金は少なくなっていることがわかります。

“参考:国土交通省住宅市場動向調査(2022年)」”

建物のみの三大都市圏平均は4,504万円

国土交通省「住宅市場動向調査(2022年)」によると、三大都市平均は、土地購入費を除いた住宅建築資金は全国平均で4,504万円、自己資金比率は32.6%です。土地購入をおこなわない場合でも、全国平均と比較すると三大都市圏平均のほうが高いとわかりました。

“参考:国土交通省住宅市場動向調査(2022年)」”

予算別でみる注文住宅の特徴

実際に注文住宅にかけられる予算は、人によって異なるでしょう。ここでは予算別に、注文住宅の特徴を土地代込みの場合とともに解説します。

予算 1,000万円台 2,000万円台 3,000万円台
デザインの選択肢 ・シンプル
・2階建て
・高級、和モダン、洋風
・シンプルから高級までさまざまなデザインが可能
・平屋や二世帯住宅も可能
住宅設備 標準 オプション、ハイグレードを選択可 オプション、防水加工、外壁汚れ防止、メンテナンス費用節約につながる素材選択可
坪単価の目安 ~70万円 80万円~ 90万円~
おすすめのハウスメーカー ・タマホーム
・オープンハウス
・セキスイハイム
・アキュラホーム
・へーベルハウス
・積水ハウス
必要な工夫 ・ローコストハウスメーカーを選ぶ
・地元の工務店に相談する
・延べ床面積を小さくする
・希望条件に優先度をつける
・土地込みの総予算を決めておく
・土地込みなら建築費用のことも考える
注意点 ・土地込みなら地方限定
・断熱性は高くない
・こだわりが多いと費用が増す ・土地代込みだと家づくりにかけられる予算が少なくなる

予算1,000万円台なら工夫が鍵

ローコスト住宅と呼ばれる、シンプルなデザインと標準的な住宅設備を兼ね備えた注文住宅を目指したい予算です。木造住宅で、内装や間取り、デザインを規格に沿って選ぶ規格住宅が候補となります。

予算とこだわりを両立したいなら、ハウスメーカーのなかでもローコスト住宅に対応した依頼先を選ぶ、地元の工務店に相談する、といった工夫が必要です。

延べ床面積を小さくするのもよいでしょう。建材が少なくて済むため結果として物件にかかる費用を抑えられます。

企業名 タマホーム オープンハウス
平均坪単価 44万円 55万円
施工地域 全国 首都圏・名古屋・大阪・兵庫・福岡
特徴 ・自社施工で中間マージンカット
・大量発注でコストダウン
・好立地の仕入れに強い
・狭小地の設計に強い
工法 木造軸組工法 木造軸組在来工法
リンク  公式サイトはこちら
タマホームの評判
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オープンハウスの評判

土地代込みは地域によっては可能

土地代込みの場合も、地域によっては予算1,000万円で実現する場合があります。地域によっては土地代が安く、予算の多くを建築費用にかけられるためです。

しかし、あまりに予算を削りすぎると、断熱・換気性能を落としてしまいかねません。ランニングコストを考えていなかった、という失敗につながらないように、断熱や換気性能は十分に確保できるように間取りや予算を組んでいきましょう。

予算2,000万円台なら自由度アップ

予算2,000万円台またはそれ以上であれば、こだわりたい箇所を明確にして、断熱・気密性能を高めた注文住宅を目指しやすくなります。依頼先選びの幅が広がり、予算1,000万円の住宅に比べると自分の希望を反映できるためです。

鉄骨造のプランを選べるほか、既に土地があれば費用を建物にかけられるため、平屋や二世帯住宅も視野に入ります。

ただし、設備をよくしよう、この素材を使おうとあれこれ詰め込みすぎると予算オーバーするかもしれません。優先順位をつけて、設備や建材を考えていく必要があります。

企業名 セキスイハイム アキュラホーム
平均坪単価 76万円 85万円
施工地域 全国 首都圏、静岡、愛知、岐阜、三重、大阪、兵庫、奈良、京都、岡山、広島
特徴 ・省エネ、エネルギー創出に強み
・人生100年を見込んだ設計とサポート
・完全自由設計の高品質な家づくり
・最大35年の品質保証
工法 ユニット工法 メタルウッド工法
リンク  公式サイトはこちら
セキスイハイムの評判
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アキュラホームの評判

土地代込みなら優先順位付けが重要

予算2,000万円で土地代込みの物件を建てる場合、住宅建築にかけられる費用は1,000万円前後となります。1,000万円台の住宅は、外観のデザインがシンプルで、設備のグレードを抑えやすい規格住宅になることが多いです。

建売住宅のように完成しているわけではないため、依頼先によっては優先したい間取りや設備を反映できる場合もあります。

予算約3,000万円以上ならこだわりも反映できる

多くの要望を取り入れ、外観から内装までこだわりやすくなります。多くの大手ハウスメーカーで標準装備を利用できるほか、オプション設備の追加も可能です。全館空調を取り入れ、どこにいても快適に過ごせる家づくりも目指せるでしょう。

また、外観のデザイン以外にも、防水加工や外壁の汚れ防止など、メンテナンス費用節約につながる素材選びにもこだわれる予算です。

企業名 へーベルハウス 積水ハウス
平均坪単価 91万円 96万円
施工地域 全国 全国
特徴 ・重量鉄骨で頑丈な家
・環境や家計に優しいZEH住宅に対応
・自由設計
・優れた耐震性能と構造の強さで実現できる大空間リビング
工法 ・重鉄制震・デュアルテックラーメン構造
・ハイパワード制震ALC構造
・重鉄・システムラーメン構造
・軽量鉄骨造:オリジナル構法(ダイナミックフレーム・システム)
・重量鉄骨造:梁勝ちラーメン構造(フレキシブルβシステム)
リンク  公式サイトはこちら
へーベルハウスの評判
 公式サイトはこちら
積水ハウスの評判

土地代込みだと建てられる家に制限がかかる

土地代が高い地域は家自体にかけられる予算が少なくなるため、予算3,000万円でもこだわりを反映しにくい可能性があります。

フラット35利用者で土地付注文住宅を建てた人が土地取得費にかけた額は、全国平均は約1,445万円、首都圏は約2,221万円です。同じだけ土地取得費がかかるとすれば、首都圏で購入しようとした場合、約779万円が予算となります。

内外装にこだわりがある場合、建築費予算の確保が重要です。土地代込みで予算3,000万円と考える際には、予算と希望のバランスを取れるように、慎重に検討していきましょう。

注文住宅のハウスメーカー選びで
後悔しないための方法

注文住宅の価格を左右するポイント・高くなる理由

注文住宅は、ハウスメーカーやグレードによって価格が大きく変わります。

予算に見合った家づくりを検討するため、注文住宅の価格を左右するポイント・高くなる理由を理解しておきましょう。

ハウスメーカーや工務店の価格設定

ハウスメーカーや工務店によって工法や建築素材は異なるため、坪単価の価格設定は変わります。たとえ同じメーカーであっても、デザインや設備のグレードによって坪単価は変わるため、費用を抑えるならローコストな素材や設備を選ぶ必要があります。

例えば、ローコストなハウスメーカーで知られるタマホームは、中間マージンのカットと大量発注によるコストダウンで坪単価相場は44万円とリーズナブルです。

一方で完全自由設計で高品質な家づくりが特徴の積水ハウスの坪単価は平均96万円で、倍近い差があることがわかります。

坪単価は予算に合うハウスメーカー選びの1つの指標となるため、チェックするとよいでしょう。

土地の形状や法規則

土地も購入する際は、エリアや土地の形状によって坪単価が異なるため注意が必要です。例えば土地の形状が三角形だと、家を設計を考えるうえで工夫が必要となるため、そのぶん費用がかさみます。

また、火災の危険を防除する地域とされている防火地域・準防火地域に建物を建てる場合は、法規則により耐火性能の高い素材が必要不可欠で、建材コストが上がります。

防火地域に指定されているのは、主に駅前や幹線道路沿い、建物が密集しているエリアが挙げられます。家を建てる場所が防火地域や準防火地域なのか下調べが必要です。

設備やデザイン

設備、素材、間取りなど、さまざまなオプションが用意されていますが、あれこれ採用するとそのぶんのコストがかかってしまいます

特にキッチンの食器洗い乾燥機やタッチレス水栓、浴室の暖房機能など、水回り設備は高くなる傾向です。

必ずしもオプションをつけないといけないわけではありませんが、便利なものは生活するにおいて心にゆとりを持たせてくれます。どのオプションや設備が必要なのか、ライフスタイルによっても変わるため、予算も考慮しつつ取捨選択するとよいでしょう。

注文住宅でこだわりと予算のバランスを取る方法

満足のいく注文住宅の完成には、こだわりと予算のバランスが重要です。実際に支払える予算を検討したうえで、こだわりたい部分をリストアップしていきましょう。

予算を検討する

予算をはじめに検討する理由は、予算不足を防ぐためです。予算不足を解消しようとするあまり、住宅ローンの借入額を大きくしたり、将来のための預貯金を崩したり、日々の生活をひっ迫させる恐れがあります。

次のステップで、実際に払える自己資金はいくらか把握しておきましょう。

  1. 自己資金を確認する(手元にある貯蓄額)
  2. 将来や万が一のために残したい貯蓄分を調べる
  3. 住宅ローンの借り入れ可能金額を調べる
  4. 返済額をシミュレーションする
  5. 実際に払える自己資金を決定

一般的に、住宅ローンの安全な借り入れ金額は、1年間で返済する額が年収に対し25%以下とされます。しかし、家庭の状況やライフステージによって毎月返済しやすい金額は違うため、25%以下だから問題ないとはいえないのも事実です。

返済額のシミュレーションや手元に残したい貯蓄を除き、実際に払える自己資金を決定していきましょう。

費用は建設費や土地代だけではない

注文住宅にかかる費用は、この記事でも解説したように建設費や土地代だけではありません。住宅ローンの頭金や税金などさまざまな費用がかかります。住宅ローンの頭金は、借入額の10~20%が目安です。

記事内で紹介したように、土地をすでに所有している人が家を建てる際の費用は、3,935万円が全国平均です。その10~20%と考えると、390万円から700万円ほどを頭金として用意する計算になります。

また、引越し費用など入居にかかる費用と税金は、現金での支払いが求められる場合もあります。

どのような家を建てたいかイメージ

一緒に暮らす人の意見を元に、住む家をイメージします。要望を明確にしておくと、家づくりの依頼先となるハウスメーカーなどとの意見交換がスムーズに進むでしょう。

イメージとして考えたいのは、次の5つです。

  • 間取り
  • 見た目
  • 内装
  • 設備
  • 構造

5つの視点において、今の家に住んでいて悩んでいることや困っていることを、リストアップするのも良いでしょう。調節できる範囲が広い注文住宅だからこそ、悩みや困りごとを解決した間取りや設備が実現できるからです。

また、文字だけでは想像がつかないこともあります。画像検索やSNSを活用して理想に近い住宅を探し、5つの視点に関する情報をリストアップしていくと参考にしやすいです。

相談会や相談窓口を活用

購入の意思が固まってくると「本当にこれでいいのかな」など、疑問が多々出てくるかもしれません。不動産会社が店頭やインターネットで提供する家づくりの相談窓口や相談会を活用して、疑問を解決しましょう。

家づくりにかかる費用の相談や総予算の可視化など、幅広い相談をおこなえます。無料で相談できる窓口も多いため、一度探してみましょう。

編集部
編集部

ここでは、「家づくりをしている」、「家づくりを考えている」方に利用して欲しいサービスをご紹介します!どちらのサービスも家づくりに間違いなく役立つサービスなので積極的に利用しましょう!

予算オーバーしない注文住宅を建てるコツ

ここでは、予算オーバーしない注文住宅を建てるための5つのポイントを解説します。

削ってはいけないものを明確にする

予算オーバーを避けるには、暮らしに影響を与えやすい費用を把握することが大切です。例えば、次のような項目は予算を減らすと後悔する恐れがあります。

  • 耐震・耐火性能
  • セキュリティ対策
  • 気密・断熱性能

耐震・耐火性能、セキュリティ対策に関する機能は高額になりがちです。ですがいずれの項目も安全に暮らせる家には欠かせません。予算を削りすぎて、自分自身や家族の安心にも影響が及ばないように、他の項目を削ることを検討しましょう。

また、気密・断熱性能は月々の光熱費に直結します。予算を削りすぎると、将来的なランニングコストが高くなる可能性があるため、慎重に判断してください。

機能や設備を再度検討する

依頼先に間取りプランや見積もりを作成してもらっているのであれば、設備や機能を再度検討しましょう。具体的には次の3つを検討すると、予算を抑えやすいです。

  • 最新設備にこだわらない
  • 素材のランクを下げる
  • あとから追加できるものは一度保留する

例えばキッチンは設備の内容やタイプによって、100万円単位で費用が変わります。同じ形のキッチンでもメーカーを変えるとより安く設置できることもあるため、再検討したい部分です。ハウスメーカーの標準品を選ぶのも手となります。

広い範囲に使用される床材や壁材は、変更すると金額が変動しやすい素材です。ただし住宅の掃除のしやすさや過ごしやすさにも影響するため、ランクを下げる際はその場に適した素材かどうかも確認しましょう。

また、カーテンや間取りに合わせた家具など、あとから依頼先を探せる部分は保留にしておくと、予算内に収めやすくなります。

広々とした間取りにする

複雑な間取りであればあるほど、部屋の数だけ壁やドア、壁紙などが必要です。施工の手間も増えるため、建築費用にも影響します。間取りを変更できる段階であれば、広々としたオープンな間取りにすると予算を抑えやすいです。

例えば、次のような工夫があります。

  • 部屋数を最小限にする
  • 階段を仕切らずリビングに設ける
  • 中二階にせず総二階にまとめる
  • 大きな部屋にパーテーションで仕切りを作る

上記は工夫の一例です。こだわりたい箇所を明確にして、納得のいく間取りに仕上げましょう。

以下の記事では注文住宅の間取りの決め方を解説しています。参考にしてください。

注文住宅の間取りの決め方は?検討するときのポイントや注意点を解説
注文住宅は間取りを自由に決められるのが最大の魅力です。しかし選択肢が多いと、どのような間取りにすればよいのか迷ってしまいます。また選択ミスをしたり安直に決めてしまうと使い勝手の悪い住宅になってしまい、後悔することになりかねません。 そ...

水回りを1か所にまとめる

予算内に収める方法として水回りを1か所にまとめるのも手です。

トイレが1階と2階それぞれにあると便利だと思い、2か所に分けていないでしょうか。しかしトイレ本体だけでなく部屋を作る費用や給水・排水設備も必要となるため、費用がかさみます。本当に2階にもトイレが必要か、あらためて検討してみましょう。

また、キッチンやお風呂が近い位置にあると、給水・排水設備の配管をコンパクトにまとめられます。配管が長くなるほど費用もかさむため、水回りを見直してみましょう。

補助金や控除・減税制度をチェック

要件を満たしていれば、補助金や控除・減税制度を利用できます。国が提供する制度のほか、都道府県や市区町村が独自に提供する制度もあるため、事前に調べておくことが大切です。

以下の表に、補助金の一例をまとめました。

名称 内容
こどもエコすまい支援事業
  • 基準を満たした住宅に対し100万円/戸を補助
  • 対象者は18歳未満の子供がいる世帯か、申請時に夫婦どちらかが39歳以下
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業
  • 基準を満たした住宅に対し112万~55万円/戸を補助
  • 登録されたハウスメーカーや工務店などに依頼して条件に合う家を建てた人が対象
LCCM住宅整備推進事業
  • 条件を満たした住宅に対し上限140万円/戸を補助
  • 住宅の立地や設備の導入など複数の要件を満たした人が対象
地域型住宅グリーン化事業
  • 基準を満たした家を建てた人に対し最大140万円を補助
  • 登録された工務店で条件に合う家を建てた人が対象

注意したいのは、制度によって申請期限や申請方法、受取期間が異なる点です。申請する年によっても申請期限が異なるほか、ハウスメーカーや工務店が申請をおこなうものもあります。制度ごとの確認は必須です。

このほかにも、税金の優遇(軽減)措置が設けられています。住宅ローン控除や不動産取得税の軽減など、購入後にかかる負担を軽くしてくれます。確定申告が条件となる制度がほとんどのため、確定申告をスムーズに進められるように用意しておきましょう。

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注文住宅の依頼先を決めるポイント

注文住宅の依頼先には、ハウスメーカーや設計事務所(建築家)、工務店、それ以外とさまざまです。効率よく依頼先を絞り込むには、2つのポイントがあります。

一緒に家づくりをする相手と考えて2~3社まで絞る

家づくりの依頼先は、一緒に今後の暮らしを考える家づくりのパートナーといえます。さまざまな相談や要望に応えてくれるかどうかや、家づくりの進め方の特徴も踏まえて選ぶことが大切です。

以下に、注文住宅で家を建てる際の依頼先3つを、特徴とメリット・デメリットとともに、表で紹介します。

依頼先 特徴 メリット デメリット
建築家
  • 設計事務所という組織に所属していることもある
  • 対話を重ねて設計をする
  • 実際の建設は別業者へ依頼
  • オーダーメイドの注文住宅を建てられる
  • 建築家がもつ作風を反映した家づくりができる
  • 打ち合わせに時間がかかる
  • 費用が高いこともある
ハウスメーカー
  • 全国に広い営業エリアを持っている
  • 建物の設計と施工を同じ業者に依頼できる
  • 規格や基準から選んで家づくりを進めていく
  • 最新技術や工法で安定した品質
  • アフターサービスが充実
  • 完成までの時間が短いことが多い
  • 担当者次第でサービスに差が出る
  • 自由度の高い設計は苦手
工務店
  • 地域に密着した小規模な住宅会社
  • 複数の専門工事業者をまとめて、工事全体を管理
  • 希望を反映させた設計から家づくりを進めていく
  • 設計の自由度が高い
  • 地域の風土に詳しい
  • ハウスメーカーより低コストで仕上げやすい
  • 対応力やサービスの差が大きい
  • 完成まで時間がかかることがある

例えば、建築家は打ち合わせに時間がかかるものの、自由度の高い設計が特徴です。注文住宅に求めるものが「予算にこだわらず自分の希望を叶えた理想の住まい」なら、建築家の家づくりの流れが合っている可能性があります。

一緒に家づくりをおこなう相手と考えて、特徴やメリット・デメリットが合いそうな相手を2~3社絞り込みましょう。依頼先によって得意分野が異なるためなるべく複数社を比較したほうがよいですが、あまり多いと混乱してしまいます。予算やプランが自分のニーズと合致するかや、担当者の対応を冷静に見極めるためにも、2〜3社に絞りこんでから検討していくとよいでしょう。

見積もりを取り寄せて比較する

候補となる会社が決まったら、見積もりと間取り図(設計プラン)を取り寄せて比較しましょう。注目したいポイントは、以下の内容です。

  • 見積もり内容に記載されているものに違いがないか
  • 間取りに伝えた希望が入っているか
  • 伝えた予算内でプランが作られているか
  • 別途料金はかからないか
  • 水回り設備のグレードの比較
  • 疑問があったときに問い合わせに応えてくれるか

また、見積もりを取り寄せる際に予算上限を伝えるのではなく、8~9割ほどおさえた予算を伝えておきましょう。実際の家づくりを進める過程では、いつ、どのような変更が起きるかわかりませんし、追加したい設備や建材の変更を希望することもあるかもしれません。

あらかじめ予算を抑えることで、予算オーバーにも対応しつつ、資金不足を防ぎやすくなります。住宅ローンの返済に毎月支払える金額と預貯金額などを元に、資金計画の提案をしてくれるハウスメーカーや注文住宅専門の相談先もあるため、わからない場合は相談がおすすめです。

注文住宅の相場に関するQ&A

ここからは、注文住宅の相場に関してさまざまな気になることをQ&A形式で解説します。注文住宅を建てる際の参考にしてください。

注文住宅を購入する平均年齢と住宅ローンの注意点は?

注文住宅購入者(注1)の平均年齢は39.5歳フラット35利用者(注2)の平均年齢は46.2歳でした。なお、フラット35の返済期間は21~35年で選べますが、利用者平均年齢が46.2歳であることから60歳の定年退職以降も返済が続く人が多いようです。ここで、年齢別のメリットと注意点を見てみましょう。

フラット35利用時の年齢 完済の年齢 メリット 注意点
25歳 46~60歳 ・返済期間35年でも60歳までに完済 ・給与が低く支出も多い年齢
・家族構成が変化しやすい

・固定資産税や保険料の支払い期間が長い
・修繕回数が多くなる可能性
30歳 51~65歳 ・返済期間次第では60歳までに完済
・家族構成の目処がたってから購入できる
・60歳までの完済は月々の返済額が大きい
・定年退職後も返済が続きやすい
40歳 61~75歳 ・家族構成の目処がたってから購入できる
・老後に合わせた住宅を選びやすい
・定年退職後も返済が続く
・ケガや病気による収入減のリスクが高い

年齢を重ねる人が収入が高くなるため住宅購入当初の返済負担は感じにくいものの、定年退職後にも返済が続く場合は注意が必要です。年金だけで賄えなければ、雇用延長を会社に頼むか新たな仕事を見つける必要があるでしょう。定年前に完済するために期間を35年よりも短くすると、月々の返済額は増大します。

しかし、若いうちは家族構成の変化によって住み替えが必要になるリスクがあるため、どちらがよいとは言えません。大切なことは住宅を購入する前に将来の計画もある程度立てておくことです。

“参考:国土交通省住宅市場動向調査(2022年)」”
“参考:住宅金融支援機構2022年度 フラット35利用者調査」”

(注1)住み替えではなく、はじめて購入した人
(注2)フラット35利用者のうち注文住宅を選択した人

注文住宅の購入に収入はいくらあればいい?

一般的に、金融機関が提示する借入可能額は返済負担率をもとに算出されます。返済負担率の計算式は次のとおりです。

返済負担率=年間のローン返済額÷年収×100

返済負担率30~35%が上限無理なく完済しやすい返済負担率(安全圏)は20~25%とされています。このパーセンテージをもとに、住宅ローン返済期間35年、金利年率1%、返済方式は元金均等方式と仮定して算出した年収別の借入可能額を表で見てみましょう。

年収 上限金額 安全圏の金額
300万円 2,333万~2,722万円 1,555万~1,944万円
400万円 3,111万円~3,629万円 2,074万円~2,592万円
500万円 3,888万円~4,537万円 2,592万円~3,240万円
600万円 4,666万円~5,444万円 3,111万円~3,888万円
700万円 5,444万円~6,351万円 3,629万円~4,537万円
800万円 6,222万円~7,259万円 4,148万円~5,185万円
900万円 7,000万円~8,166万円 4,666万円~5,833万円
1,000万円 7,777万円~9,074万円 5,185万円~6,481万円

ただし、フラット35の返済負担率の基準は年収300万円未満は25%以下、300万~400万円未満は30%以下に設定されています。

頭金を増やせば返済負担を減らせる

フラット35の借入金利は、融資率が9割を超えると金利が高く設定されるため注意が必要です。融資率は次の式で計算します。

借入額÷住宅の建設費 or 購入価額

頭金を増やすことで融資率を9割以下に下げることができれば、借入金額だけでなく金利も下がるため返済負担を減らせます。

フリーランスの審査は厳しめ

フリーランスも会社員や公務員と同様に返済負担率で融資額が決定しますが、審査が厳しめです。SBI新生銀行の基準を例として見てみましょう。

項目 正社員・契約社員・公務員 フリーランス
就業歴 連続した就業2年以上 業歴2年以上
年収の基準 前年度の税込み年収が300万円以上 直近2年間で平均300万円以上
(経費控除後の金額=所得)

会社員・公務員の場合は前年度の年収が対象となりますが、フリーランスは2年間の平均が求められます。また、経費を差し引いた金額(所得)が基準であるため、売上(年収)は会社員・公務員よりも高い金額が必要です。

例えば、売上(年収)が400万円でも、経費が150万円であれば所得が250万円となり300万円の基準を下回ります。この場合、審査を通過できないということです。

注文住宅の費用は割引してもらえる?

ハウスメーカーに相談すると、割引してもらえることはあります。割引の目安は建物価格の3~10%です。建物価格が2,000万円であれば、60万~200万円となります。ただし、必ずしも応じてくれるものではありません。比較的値引き交渉がしやすいケース、タイミングは次のとおりです。

  • オプションをつけることを前提にした値引き交渉
  • ハウスメーカーの決算前で売上が欲しいタイミング
  • 土地の購入と合わせて依頼できる場合

ハウスメーカーのグループ企業で土地を取り扱っている場合などは、土地の購入も含めると売上が大きくなるため値引き交渉に応じてくれる可能性は高くなります。

割引・値引きではありませんが、国や自治体の補助金を活用するのもおすすめです。長期優良住宅の補助金のほか、太陽光パネル設置費用、省エネ設備導入費用の一部を負担してもらえる可能性があります。家を建てるエリアの補助金制度を調べておきましょう。

ハウスメーカー選びで後悔しない方法

「どんな家が欲しいのか?」が明確になっていないうちに、何社かに絞って比較していませんか?

ハウスメーカー選びの失敗で多いのが、最初から絞りすぎて、後から「こんなハウスメーカーもあったのか…」と後悔するパターンです。

編集部
編集部

後悔しないためには、まずはカタログやWEBサイトで情報収集することから始めるのがおすすめです。

各社のカタログを見ていると自分が住みたい家のイメージも付きやすいので、自分たちに合ったハウスメーカーが効率的に探せます。

最初から住宅展示場に行く人も多いのですが、見学できるのは1日2〜3件程度です。

カタログであれば展示会に行かずとも家でゆっくり比較できるため、自分たちのペースで家づくりが進められます。

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「そもそも、どんな家が欲しいのかイメージがわいていない」という人でも安心してください!

LIFULLでは、ローコスト住宅などのテーマ別でも選べるので自分に合いそうなテーマを見れば、ハウスメーカーの候補が決められるでしょう。

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まとめ

注文住宅の購入費は、こだわりと予算のバランスを元に決めていく必要があります。

国土交通省が2022年に公表した「住宅市場動向調査」を元にすると、土地購入費と住宅建築費用合わせた全国平均は5,436万円、三大首都圏内での平均は6,787万円です。住宅建築資金のみで見ると、全国平均は3,935万円、三大都市圏平均は4,504万円でした。

こだわりを突き詰めると、予算オーバーしてしまい、住宅ローンの返済が日々の生活に負担となります。反対に予算を削りすぎると、住宅の安全性が保てません。ランニングコストを高めてしまう要因にもなります。

予算とこだわりを気兼ねなく相談できる信頼できる依頼先を見つけ、理想の注文住宅を目指しましょう。

※「マイナビニュース不動産査定」は以下に記載されたリンク先からの情報をもとに、制作・編集しております。
https://www.land.mlit.go.jp/webland/
https://www.rosenka.nta.go.jp/ff
https://www.retpc.jp/chosa/reins/
https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
https://www.zentaku.or.jp/cms/wp-content/uploads/2022/02/2021-fudousan-anke-to.pdf


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