神奈川県逗子市は、古くからリゾート地として人気が高く、2023年(令和5年) 時点の公示地価は坪単価71万7877円と高値で売買されています。別荘も多く、中古物件も豊富なところも特徴です。
逗子エリアで不動産の売却を検討するなら、そのような地域情報に詳しい不動産会社に仲介依頼することが大切です。
本記事では、逗子市での不動産売買を得意とするおすすめの不動産会社6社を紹介します。不動産売却を成功させるためのコツなども解説するのでぜひ参考にしてください。
一括査定サービス利用者が選んだおすすめサービスTOP3
※クラウドワークス、クロスマーケティング調べ(2021/4/9~2021/4/13実施 回答数380人)
こちらは、サービス利用者のアンケート結果による「おすすめの不動産一括査定サービスTOP3」です。実際の利用者の声と編集部の知見が合わさったできたランキングですので、ぜひ参考にしてください。
なお、不動産一括査定サービスは、それぞれ対応するエリアや提携する不動産会社が異なるため、1つだけでなく複数のサービスを利用することをおすすめします。
次の記事ではより多くのサービスを含めたランキングや「査定結果の満足度TOP3」や「親族・友達におすすめしたいTOP3」などカテゴリ別にもランキングを紹介しています。さらに詳しく知りたい方は読んでみてください。
逗子市での不動産売却におすすめ会社6選
逗子市に対応している不動産会社のうち「売却仲介事業」を主とした会社を6社ピックアップしました。
逗子市に営業所を構える大手不動産会社と、逗子市を拠点にしている地域密着型の中小企業の双方を紹介します。どの会社にも特徴や強みがあるのでチェックしてください。
会社名
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東急リバブル 逗子センター | 有限会社逗子不動産 | 住和不動産株式会社 | SUNUP不動産ランスタッド | 興和住宅販売株式会社 |
センチュリー21リビングライフ
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対応不動産 | ・マンション ・戸建て ・土地 ・事業物件 ・投資物件 |
・マンション ・戸建て ・土地 ・事業物件 ・投資物件 |
・マンション ・戸建て ・土地 ・事業物件 ・投資物件 |
・マンション ・戸建て ・土地 ・事業物件 ・投資物件 |
・マンション ・戸建て ・土地 ・事業物件 ・投資物件 |
・マンション ・戸建て ・土地 ・事業物件 ・投資物件 |
対応エリア | 札幌、仙台、東京、神奈川、 埼玉、千葉、名古屋、大阪、 兵庫、京都、福岡、海外 |
神奈川県 (逗子・葉山中心) |
神奈川県 (逗子・葉山中心) |
神奈川県 (逗子・葉山中心) |
神奈川県 (逗子・葉山中心) |
全国 |
特徴 |
高級物件の仲介に強い |
土地家屋調査士、 不動産鑑定士事務所併設 |
地元出身のスタッフが多数在籍 |
顧客の自宅でも相談可能 | 会員限定物件の閲覧が可能 | 国内でも2番目の店舗数を持つ |
公式サイト |
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※2023年5月調べ
以下で、各不動産会社のおすすめポイントを見てみましょう。
東急リバブル(逗子センター)
※画像引用元:東急リバブル公式サイト
東急リバブルの取扱高は、業界第2位(公益社団法人不動産流通推進センター調べ)と豊富な実績です。扱っている不動産の種類も戸建て住宅、マンション、土地、事業者用物件、投資物件と種類も多いので幅広い顧客に対応できます。
他にはないサービスとして見逃せないのが売却サポートページです。売却活動を始める人向けの専用ページでは、東急リバブルの売却データが無料で閲覧できたり、顧客のニーズに合わせた売却プランの提案を受けたりできます。周辺のマーケット情報をリアルタイムでチェックできるのも特徴です。
有限会社逗子不動産
※画像引用元:有限会社逗子不動産公式サイト
有限会社逗子不動産は、地元で60年続く地域密着型の不動産会社です。賃貸物件や事業用建物など、逗子市から葉山町にかけての物件を多数取り扱っており、地域に根付いたネットワークでスムーズな取引を可能にしています。宅地建物取引業の神奈川県知事免許の更新が16回もおこなわれたのが信頼の証です。
土地家屋調査士・不動産鑑定士事務所も併設しており、土地査定も信頼関係が築ける不動産会社といえるでしょう。立地も逗子駅から徒歩1分とアクセスも良く、訪問しやすいのも特徴です。逗子市内で不動産に関する相談をするなら外せない会社でしょう。
住和不動産株式会社
※画像引用元:住和不動産株式会社公式サイト
「ライフスタイルを豊かにできるパートナーでありたい。」をモットーにしている住和不動産は、地域に密着した不動産会社です。逗子市を中心に葉山町、鎌倉市、横須賀市、三浦半島全域の土地建物の取り扱いを得意としています。
また宅地建物取引士をはじめ、不動産コンサルタント、住宅ローンアドバイザー、一級建築士、2級土木施工管理技士などの有資格者が多数在籍しており、顧客の質問にもすぐに回答できる体制を構築しています。グループ企業には建設会社もあるため、リフォームや解体工事も対応可能です。
SUN・UP不動産
※画像引用元:SUN・UP不動産公式サイト
地元商店街の中に店舗を構えるSUNUP不動産の特徴は、顧客のニーズに合わせた対応ができる点です。店舗での相談だけではなく、メールや電話、自宅へ訪問しての対応も可能です。
不動産取引全般をサポートしており、仲介売買だけでなく任意売却など売主の希望に合わせた取引きにも柔軟に対応し、手続きについてこまやかにフォローしています。地域の特性に合わせた有益な活用方法を提案する、地元に特化した不動産サービスが特徴です。
興和住宅販売株式会社
※画像引用元:興和住宅販売株式会社公式サイト
興和住宅販売株式会社は逗子市や葉山町だけでなく、鎌倉市や横須賀市といった湘南地域で不動産サービスをおこなっている会社です。ZOOMを使用したオンライン相談にも対応しており、神奈川県内以外に都内の顧客からの相談も多数受けています。
大きな特徴が会員登録サービスです。登録会員のみ閲覧可能な未公開物件や広告不可物件が閲覧できます。他にも物件の価格変更情報や、いち早くイベント情報を届けるサービスを実施中です。売却や購入以外にも賃貸物件も豊富に取り揃える、地域に根ざした不動産会社といえるでしょう。
センチュリー21リビングライフ
※画像引用元:センチュリー21リビングライフ公式サイト
国内でも2番目の店舗数を持つ大手不動産会社のフランチャイズ・センチュリー21は、逗子市に事業所を2店舗構えています。店舗が多いため売却経験豊富なのが強みです。
他にも大きな特徴としては、1億円まで即金で直接買い取りをしてくれる点です。不動産を仲介で売却する場合、買い手が見つかるまでに時間がかかる場合があり、また必ずしも買い手が見つかるとも限りません。なるべく早期に売却を検討している人にとっては不利な状況となります。
その点、直接買取が可能なセンチュリー21ならば、買い手を探す手間や時間も省け、即日現金化できるのは魅力です。大きな金額でも買取が可能なのは、大手の資金力の特権といえるでしょう。
逗子市で不動産売却を成功させるためのコツ
逗子市で不動産売却を成功させるには、次のようなポイントを押さえておくことが大切です。
売却の理由を明確にする
不動産売却では、「売る理由」を明確にしておくことが重要です。
例えば、「家族が増えたから引っ越したい」という理由なら、現在よりも広い家が必要です。反対に「子どもが独立して家が広くなった」という理由ならば、夫婦二人に適した広さの家を購入することになります。売却理由を明らかにしておくことで、売却で得た資金の活用方法や、いつまでにどのような手続きが必要なのかがはっきりしてきます。
また理由次第では売値に影響することもあります。離婚や事故など、買い手にネガティブな印象を与える場合は事前に不動産会社に相談し、適切なセールスプランを考える必要があるでしょう。
相場を調べて複数の不動産会社を比較する
直近2年間のレインズマーケットインフォメーションの情報によると、逗子市のマンションの平均成約価格は2021年4月〜2021年6月は約2,583万円、2023年1月〜2023年3月は3,175万円と上昇傾向にあります。
しかし、10年後の不動産価格は人口減少によって下落する可能性があり、逗子市も地域によって差が出てくると予測している研究所もあるため、売値の検討が難しくなっています。
適正価格で売却をするためには、複数の不動産会社に査定依頼をしたうえで自分でも現在の相場を把握しておくことです。少しでも良い価格で売却できるよう準備をしておきましょう。
不動産の相場を調べるには以下の方法があります。
- 一括査定サイトを利用する
- 国土交通省発表の公示価格
- 国税庁発表の路線価から算出
- 固定資産税評価額を確認
- 土地総合情報システム
- レインズマーケットインフォメーション
同じ資料を提出して査定を受ける
不動産査定には、物件の住所や状態(経年劣化や不良箇所など)、マンションの場合はマンションの規約などさまざまな資料の提示が必要です。
複数の不動産会社に査定依頼をおこなう場合、提出書類は同じものを用意しましょう。提出した情報が違えば結果も変わるため、正確に比較することができません。
なお、不動産売却では以下のような資料が必要となります。査定依頼の段階で準備しておくと売却活動もスムーズです。
- 不動産の登記簿謄本
- 売主が購入した時の契約書
- 重要事項説明書
- 測量図
- 建物の図面
- 身分証明書
- 登記済権利証・登記識別情報通知
- 固定資産税等納付通知書
- 実印と印鑑証明書
- 抵当権抹消書類
- 住民票または戸籍の附票
- 境界確定測量図
- 物件状況確認書
- 通帳
逗子市の地域特性や魅力を知る
逗子市の特徴や魅力を知ることで、売りたい物件をより効果的にアピールすることもできるでしょう。
近年、逗子市では空き家数が増加傾向にあり、総務省が2018年に調査した結果によると逗子市の空き家数は5,020戸にのぼっています。そのため、他の物件と差別化できるアピールポイントがなければ売れ残ってしまう可能性も高いです。
できるだけ理想の流れで売却を成立させるためにも、逗子市の物件を探している買い手のニーズを明確にイメージしたり、競合物件のアピールポイントを調べたりして、ニーズに刺さる物件の強みを洗い出しましょう。
不動産売却費用も見積もっておく
不動産売却には次のような費用が発生します。
費用名 | 金額 |
仲介手数料 | 売買価格によって変動 |
印紙税 | 1,000円~6万円 |
抵当権抹消費用 | 1,000円(司法書士に依頼する場合1万∼5万円) |
住宅ローン返済手数料 | 5,000円~3万円 |
譲渡所得税・住民税 | 短期譲渡所得税額 = 売却益 × 39.63% 長期譲渡所得税額 = 売却益 × 20.315% |
ハウスクリーニング費用 | 3万~10万円 |
測量費用 | 50万~80万円 |
解体費用 | 100万~300万円 |
契約書類発行費用 | 300円/枚 程度 |
住宅ローンの返済状況によっても必要な費用は変わるため資金準備が必要です。売却費用額については不動産会社から事前に見積りをとっておくと目安がわかります。
また逗子市は海に近いため塩害にも注意しましょう。売り出し前に建物の傷みや設備故障などが発覚し、修繕やリフォームをおこなう必要があります。費用はかかりますが、綺麗に修繕することでアピールポイントにもつながる可能性もあります。
頼れる不動産会社を見つけるポイント
頼れる不動産会社を見つけるためのポイントは次のとおりです。
提案力のある不動産会社か見極める
適正価格が売却するためには不動産会社を見極める必要があります。査定結果も根拠をきちんと説明できるかどうか、依頼主のニーズに合ったプランを提案してくれるか、売却に関して実績があるのか、物件の現況など、チェック項目は多数あります。
また不動産の売却活動は、会社が提案する販売戦略でも判断可能です。建物の築年数が経過している場合、解体して更地にするか、「古家付き土地」として解体費相当額を値引きした価格で売り出すかは状況によって変わってきます。単に査定価格を掲示するだけではなく、具体的な販売戦略を提案できるか見極めるのも重要です。
営業担当者との相性
不動産取引をする際、業者との交渉、契約書などの関連書類の作成といった手続きはすべて不動産会社がおこないます。信頼できる営業担当かどうかも不動産売却を上手に進めるために欠かせないポイントです。
査定前後に電話やメールで問い合わせてみたり、わからないことを質問してみたり、営業担当者の反応を見たりしてみてください。話をきちんと聞く姿勢を持っているか、親身になって相談に乗ってくれるかなど判断できます。
不動産を売却する際、家庭や経済事情など、他人には話しにくい内容を伝えなくてはいけないケースが出てきます。その際、相性が悪い担当者だと話すのに躊躇してしまうかもしれません。お互いにうまくコミュニケーション取れなければ売却活動も円滑に進まないため、担当者との相性はチェックしておきましょう。
売主にメリットのあるサービスの有無
不動産会社の付帯サービスにも着目してみましょう。例えば、売却後2年の安心サポートや、プロカメラマンによる広告用写真撮影など、売主にとってメリットのあるサービスがあるかどうかも不動産会社選びのポイントです。
最近ではAIを活用した効率的な売却プランのシミュレーションや、インテリアコーディネーターや司法書士など専門家への無料相談といったサービスも見られます。自分が求めるサービスを提供している不動産会社を探してみましょう。
一括査定サービス利用者が選んだおすすめサービスTOP3
※クラウドワークス、クロスマーケティング調べ(2021/4/9~2021/4/13実施 回答数380人)
こちらは、サービス利用者のアンケート結果による「おすすめの不動産一括査定サービスTOP3」です。実際の利用者の声と編集部の知見が合わさったできたランキングですので、ぜひ参考にしてください。
なお、不動産一括査定サービスは、それぞれ対応するエリアや提携する不動産会社が異なるため、1つだけでなく複数のサービスを利用することをおすすめします。
次の記事ではより多くのサービスを含めたランキングや「査定結果の満足度TOP3」や「親族・友達におすすめしたいTOP3」などカテゴリ別にもランキングを紹介しています。さらに詳しく知りたい方は読んでみてください。
売却後は確定申告が必要
不動産を売却した後は確定申告が必要です。売却益が出た場合、給与所得とは別の収入になるので課税対象になるからです。ここでは不動産売却後におこなう確定申告の手順や必要書類について解説をします。
確定申告は損失が発生した場合もおこなう
確定申告は基本的に、不動産売却で利益が出た場合も損益となった場合もおこないましょう。土地や建物を売った際の譲渡所得は給与所得とは別の収入となり、課税対象となるからです。
通常、サラリーマンならば会社が年末調整をおこなうため自分で申告する必要はありませんが、不動産売却をおこなった年は、翌年の確定申告期間中(2月15日~3月15日)に自身で申告が必要です。
なお不動産売却で損失が出た場合、必ず確定申告する必要はありません。しかしマイホームの売却であるなど一定の要件を満たしていれば「損益通算」と「繰越控除」できる特例の適用が受けられます。例えば、不動産の売却額が2,000万円、取得費や譲渡費用の合計が2,500万円だった場合は500万円の損益となるため、そのぶんを申告することで次年度の所得税控除が可能となるのです。
必要書類や領収書はコピーをとって保管
確定申告に必要な書類は以下の通りです。
必要書類 | 入手場所 | 入手時期 |
確定申告書B/申告書第三表 | 国税庁や税務署 | 確定申告前 |
譲渡所得の内訳書 | 国税庁や税務署 | 確定申告前 |
申告書第三表(分離課税用) | 国税庁や税務署 | 確定申告前 |
戸籍の附表 | 本籍地の役所 | 確定申告前 |
売却時の売買契約書と領収書 | 取引の場 | 不動産売却時 |
売却時の仲介手数料や登記費用の領収書 | 取引の場 | 不動産売却時 |
不動産取得時の売買契約書/建物請負契約書 | 取引の場 | 不動産売却時 |
不動産売却や特例に関する書類 | 法務局や不動産会社 | 特例による |
各書類は税務署へ提出しなくてはならないため、コピーを取って保管しておいてください。また確定申告で使用する書類は国税庁のホームページからダウンロード可能です。事前に入手しておきましょう。
まとめ
逗子市は住居以外にリゾート地の側面もあるので、通常の住居としてだけでなく、別荘としての物件売買需要も高いです。
逗子市での不動産売却を得意とする不動産会社を探すなら、会社の規模ではなく地域に根付いた情報を持つ不動産会社を見つけましょう。
自分に合った不動産会社を見つけるときのポイントは営業担当との相性、提案力、売り主のメリットを考えているかです。しっかりと見極めをして納得できる戦略を作りましょう。また売却した後の確定申告も忘れないでください。
※「マイナビニュース不動産査定」は以下に記載されたリンク先からの情報をもとに、制作・編集しております。
・https://www.land.mlit.go.jp/webland/
・https://www.rosenka.nta.go.jp/
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・https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
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