沖縄の新築分譲マンションおすすめ5選！相場やデメリット比較も紹介

沖縄県は、那覇市を中心にセカンドハウス目的や移住など、新築分譲マンションの需要が高まりつつある地域です。価格の上昇も続いている一方で、新築マンションの供給量も増えています。

ここでは「沖縄で新築マンションを買いたいけれど、相場はどのくらい？」「沖縄だからこそ注意すべきことはある？」など、沖縄県での新築マンション購入に関する疑問や悩みを持っている人に向けて、沖縄県の2023年5月時点でのおすすめ新築分譲マンション5選や相場、中古マンションや戸建てと比べた場合のメリット・デメリットを解説します。

沖縄県での新築マンション購入を検討している人は、参考にしてください。

沖縄県の新築分譲マンションおすすめ5選

沖縄県内の新築マンションを5つ、それぞれ比較しました。ぜひ参考にしてください。

※2023年5月調べ

コンフォート宜野湾　佐真下グレイスコート

※画像引用元：コンフォート宜野湾　佐真下グレイスコート公式サイト

那覇空港から車で30分ほど、本島中部エリアに位置する宜野湾市に2022年に建設されたマンションです。区画整理が進むエリアで、大型スーパーができるなど利便性が高まるとともに、住みやすさも向上しています。小中高から大学まで教育機関が近く、子供の通学しやすい環境を探している人にもおすすめです。

駐車場やスクーターが置ける駐輪場、ペット可能など、設備面も充実しており、ライフスタイルに合わせて快適な生活が送れるでしょう。

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フリーベル大道セルカセントロセグンダ

※画像引用元：フリーベル大道セルカセントロセグンダ公式サイト

フリーベル大道セルカセントロセグンダは、子育てのサポートにも力を入れている那覇市内の新築マンションです。マンション住民同士が交流できる共有スペースや周辺環境、居住部分が、子育てしやすい物件として第三者のミキハウス子育て総研株式会社より認定されています。

各家庭の玄関キーは、専用のキーを使った電気錠となっており、鍵を出さずに施錠・解錠が可能です。マンションの構造も将来的に躯体を壊さず配管できるような構造を使うなど、継続して快適性を保てる工夫が取り入れられています。

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ワイズエステムコート新都心上乃屋Ⅱ

※画像引用元：ワイズエステムコート新都心上乃屋Ⅱ公式サイト

ワイズエステムコート新都心上乃屋Ⅱは、徒歩圏内で遊びや食事、買い物もおこなえる那覇市内でアーバンライフを実現することをコンセプトとした新築マンションです。

部屋タイプによってウォークインクローゼットやシューズインクローゼットも利用でき、収納スペースも豊富に確保されています。セキュリティ面でもオートロックやモニター付きインターフォンのほか、提携した業者であれば不在時でも玄関先まで荷物を配達してもらえる直達サービスつきです。

敷地内駐車場率154％で、歩行者と車両を分離した安全な動線となっており、車を使っての移動もおこないやすくなっています。

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ウィングシャトー長田トレトゥッティ

※画像引用元：ウィングシャトー長田トレトゥッティ公式サイト

ウィングシャトー長田トレトゥッティは、高層と低層の建物が並び立つ配置が印象的な那覇市内の新築分譲マンションです。イタリア・トスカーナ地方の伝統様式をモチーフに、モダンなデザインに統一されています。

また、間取りは1LDKから4LDKまでと4タイプ用意されており、ライフスタイルに合わせて選べます。室内設備はオール電化で、IHヒーターやエコキュートが標準仕様です。

駐車場は2台まで無料で平置きできる駐車場が用意されている他、一部区画には電気自動車対応区画も用意されています。

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アーバンパレット美里仲原町

※画像引用元：アーバンパレット美里仲原町公式サイト

アーバンパレット美里仲原町は那覇市古謝に誕生した、4つのスタイルからお気に入りの部屋を選べる新築分譲マンションです。清潔感溢れるシンプルや、インダストリアル系に沿ったビンテージなど、さまざまなデザインが用意されています。

またセキュリティ面では、訪問者が訪れた際にエントランスでの対応とエレベーターの移動を連動させ、不正な侵入を防ぐエレセキュアが導入されています。玄関ドアのキーの工夫やカラーモニター付きインターフォンなど、その他の設備も充実です。

周辺には小中学校のほか、保育園や幼稚園が多くあります。公園や医療施設、日常生活に必要なスーパーなども豊富で、子育てに心強い環境です。

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沖縄県の新築マンション事情

観光リゾート地としての印象も強い沖縄県ですが、台湾やタイなどアジア諸国からのアクセスもしやすく、利便性の高まりとともにマンションをセカンドハウスとして購入する人も増えています。ここでは沖縄県の魅力と新築マンションの近年事情を紹介します。

沖縄県の魅力

自然や独自の文化が魅力的な沖縄県ですが、同時に観光地として整備が進むことで経済発展も続いています。豊かな自然などその魅力に惹かれて、移住を決める人も多いです。従来は那覇市に人口が集中していたものの、交通状況の整備とともに居住エリアも広がりつつあります。

また、人口増加が続いているのも沖縄県の特徴です。2020年の国勢調査によると、沖縄県の人口増加率は前回の2015年の調査比較すると2.4％となっています。これは、第1位の東京都の3.9％に続く全国2位の増加率です。背景には移住者の増加もあると考えられています。

マンション購入の人気エリア

特に人気が高いエリアは、人口も多く沖縄県経済の中心となる那覇市です。しかし那覇市内は人気の高まりとともに購入価格が上昇したことで、那覇市街地や空港からも近い、宜野湾市や豊見城市も人気のエリアとなっています。

また、那覇市に隣接する浦添市は車で移動しやすいこともあり、都市部のベッドタウンとしても人気です。モノレールの延伸計画がある糸満市も、今後の発展を考慮し、将来的な資産価値を考えて物件を購入したい人から需要が高まっています。

沖縄県の新築マンション需要

2022年の沖縄県内の新築マンションの平均価格は4,631万円と、九州・沖縄で最も高くなっています。コロナ禍を経て、国内外から多くの観光客の往来が戻りつつあり、経済回復も進むことで地価が上昇。建築資材の高騰も続いているため、今後もマンション価格は上昇することが予想されます。

しかしマンション購入の需要が減ることはなく、沖縄県内の金融機関より「50年住宅ローン」が登場し、若い世代でも物件を購入しやすい環境が整いつつあります。賃貸価格の高騰もあり、借りるよりも購入したほうがメリットが大きいと判断する人が増え、2023年においては新築マンションの需要は高まっている状況です。

沖縄県の新築マンション価格とは

いずれの地域でも新築マンションを購入する際には、そのエリアでの相場を知っておくことが大切です。

ここからは、沖縄県の新築・中古マンションの価格相場を、人気の高いエリアを中心に紹介します。移住目的で使える補助金やローンの紹介もおこなうため、参考にしてください。

沖縄県の新築マンション価格相場

沖縄県の新築マンションの価格相場を、以下の表に地域別にまとめました。

“参考：住まいサーフィン”

新築物件のなかでも那覇市の物件は高めの傾向にあります。一方で沖縄第二の都市ともいわれる沖縄市は、2,000万円以下から3,000万円前後と、やや低めです。

ただし新築マンションは設備仕様でも価格が変わるため、物件のグレードによっては相場よりも高くなる可能性もあります。

沖縄県の中古マンション価格相場

中古マンションの価格帯は、次のようになっています。

“参考：住まいサーフィン”

いずれのエリアも沖縄県内で人気が高いエリアのため、中古マンションも価格が高くなっています。那覇市や宜野湾市は利便性の高い立地であれば新築マンション以上の価格がつくケースもあるようです。

沖縄県で利用できる補助金や住宅ローン

沖縄県で利用できる住宅ローンとして、沖縄銀行や琉球銀行の移住者向けの住宅ローンが提供されているので紹介します。

注意点として、「移住する場合に限る」など条件が決まっています。このようなローンの利用を検討する際は、条件を詳しく確認したうえで自分に合うものを選びましょう。

また、2023年5月時点で確認できた引越しや住居に活用できる補助金には、南城市の南城市三世代同近居支援補助金が挙げられます。これは三世代同近居世帯に対し上限30万円（過疎地域は+70万円）など、引越しにかかる費用をサポートしてくれる補助金です。

年度や自治体により補助金の有無は異なります。居住を検討している地域のホームページなどで、最新情報を調べておくと安心です。

新築マンションを購入するメリット

中古マンションと新築マンション、価格以外の要素でもどちらを選べばよいか迷っている人もいるでしょう。ここでは中古マンションと戸建て、新築マンションを比較した場合のメリットを解説します。

中古マンションと比較したメリット

中古マンションと比べて新築マンションを選ぶメリットは次の通りです。

• 設備や建具が新しい
• セキュリティ面が充実している
• 修繕積立金が安い
• 住宅ローンや火災保険を好条件で契約できる

新築マンションは購入時の耐震基準が適用されているため、耐震性はその時点での最新基準です。断熱性能や設備も最新基準で作られるため、生活において安全性と快適性が確保されています。

セキュリティ面も充実しており、防犯カメラやエントランスのモニター付きインターホンを通じて訪問者と対応できるなど、古いマンションには導入されていないケースも多いため新築のメリットといえるでしょう。

また、物件として価値が高いことから、住宅ローンや火災保険を提供する会社側からも評価が高くなります。中古マンションに比べて好条件な住宅ローンが組めるほか、住宅ローン控除も長期間受けられるのも利点です。

戸建てと比較したメリット

戸建てと比較した場合、マンションの持つメリットは次の通りです。

• 管理会社などが共有スペースを掃除・管理してくれる
• ロビーやジムなど共有スペースを活用できる
• 立地条件の良い物件を購入しやすい
• 虫の心配が少ない
• 階数によっては展望が楽しめる

共有スペースのない戸建ては自由度が高く、ガーデニングなどを楽しみやすいといったメリットがあります。しかし掃除や虫の駆除などは自分たちでおこなわなくてはならないため、管理面ではマイナスに感じてしまう要素もあるでしょう。マンションの場合、管理会社が共有スペースの管理・掃除、リフォーム、修繕も計画的におこなってくれます。

マンションは比較的立地条件の良い都市部の物件を買いやすく、将来的に暮らしやすい環境を整えやすいといえます。購入するフロアによっては眺望も楽しめ、充実した暮らしを送れるでしょう。

新築マンションを購入するデメリット

メリットも多い新築マンションですが、比較するとデメリットになる面もあります。沖縄県で新築マンションを購入することを前提に考えたときに、中古マンションや戸建てを買う場合と比較したデメリットを紹介します。

中古マンションと比較したデメリット

新築マンションのデメリットは、次の3つです。

• 中古マンションと比べると価格が高い
• 資産価値の下落率が高い
• 事前に実際の物件を内覧できない

設備が新しい新築マンションは、それだけ中古マンションと比べると購入費用が高いです。さらに高い購入費用と同じ価値が長続きするかというとそうではありません。マンションの資産価値は築5年目までの間に急落する傾向があるため、もしも購入後に賃貸や売却する際は価格設定を下げる必要があります。

ただし沖縄県の場合、需要が高く地価が上昇傾向にあることから、場合によっては急激な下落を防げる可能性もあります。

戸建てと比較したデメリット

新築マンションを戸建てと比較したときのデメリットは次の4つです。

• 管理費や修繕費の支払いが必要
• 管理組合への加入が求められる
• 上下階への配慮が必要
• 間取りの自由度は低め

マンションでは管理会社や管理組合への管理費の支払いや、修繕費積立が求められます。物件によっては駐車場代金が別途かかるため、戸建てと比べるとランニングコストが思った以上にかかることもあるでしょう。

沖縄県は車社会のため、マンションで駐車場確保が難しいとなれば生活に支障が出ることも考えられます。

また、管理組合への加入や上下階への気配りなど、戸建てであれば必要ない手間や配慮も発生します。戸建ての場合も近隣とのコミュニケーションは大切ですが、マンションは人と人がより近い場所で生活し、同じ物件を共有しているという意識が必要です。

沖縄県の新築マンション購入についてよくある質問

新築マンションの購入の検討に関してよくある質問を3つまとめました。沖縄県で購入する場合に特化しているため、参考にしてください。

沖縄県の新築マンション探しのコツは？

沖縄県は新築マンションが比較的多いエリアのため、重視したい条件に優先順位を付け、エリアで絞り込んでいくと効率よく探せます。同じエリア内で似たようなマンションを見つけた際には、優先条件に適したマンションから選ぶとよいでしょう。

例えば、子供が学校へ通うまでの距離、ペットを飼っているならペット可否など、条件を挙げていきましょう。家族で引っ越す場合は、家族の希望を満たせる条件を事前に話し合うことも大切です。

購入と賃貸どちらがいい？

購入・賃貸のメリットとデメリットを比べたうえで、今後の暮らし方や物件に求める価値に合わせて選ぶことをおすすめします。

例えば沖縄県への移住を考えている人であれば、すぐに移住を決行するのではなく、賃貸物件に暮らして様子を見てから購入に至るのも手です。希望する地域での暮らし方や気候などを実際に体験したうえで、今後の暮らし方も踏まえて選ぶとよいでしょう。

一方で、購入した物件は自分の資産となり、リフォームも自由におこなえます。転勤などで沖縄県から離れる際も、人に貸して家賃収入を得るという選択肢も選べるのもポイントです。

なお、住宅ローンは長期間返済するため、返済時の年齢が高いほど借りにくくなる可能性があります。購入を決める場合は、住宅ローンの返済期間も考慮して決めると安心です。

沖縄県の虫事情は？

沖縄県は温暖な地域のため、紙魚や蟻、ハエ、ワモンゴキブリのような4cm大の大型のゴキブリが出ることがあります。マンションの場合、上層階になるほど発生率が低くなるものの、完全に出ないようにするのは難しいかもしれません。

対策として、虫よけスプレーや殺虫剤の準備、発生源となる食べ物などを置かないなどが挙げられます。湿度も高いため、除湿器で湿気を減らすことも重要です。

新築マンション購入の流れ

新築マンションの購入までの流れは、おおまかには次のとおりです。

1. マンションに希望する条件を整理
2. エリアを選択・予算を決める
3. 情報収集・資料申し込み
4. 物件見学
5. 購入申し込み
6. 住宅ローンの事前審査
7. 売買契約
8. 住宅ローンの契約
9. 決済・物件引き渡し

希望する条件に適しているかどうかを判断し、後悔しないためにも、希望条件や予算はよく検討しておきましょう。物件探しがなかなか難しい場合には、沖縄県のマンションに強い不動産会社へ相談するのも手です。

また、資料請求やモデルルーム見学で新築マンションの詳細な情報を集めておくことも大切となります。希望する条件を満たせているか、周辺環境で気になることはないかなどもチェックしておくとよいでしょう。

購入したいと思うマンションが決まったとしても、すぐ購入に進めるわけではありません。まずは購入の意思を示すための購入申し込みをおこないます。このとき、住宅ローンの事前審査も同時におこないますが、住宅ローンの利用ができるとわかり次第、売買契約に移れます。

まとめ

沖縄県は地価上昇にともない、新築マンションの2022年の平均価格は4,631万円と九州地方ではもっとも高くなりました。コロナ禍後の観光需要の高まりにより、不動産市場にも活気のあるエリアです。特有の文化や風土など、さまざまな面で魅力があります。

一方で新築マンションには、中古マンションと比べると価格が高い、資産価値の減少があるといったデメリットも見られます。戸建てと比べると、上下階への配慮なども必要です。

今回紹介した情報を参考にしながら、沖縄県で新築マンション購入に向けて動き出してみてください。

 

※「マイナビニュース不動産査定」は以下に記載されたリンク先からの情報をもとに、制作・編集しております。
・https://www.land.mlit.go.jp/webland/
・https://www.rosenka.nta.go.jp/
・https://www.retpc.jp/chosa/reins/
・https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
・https://www.zentaku.or.jp/cms/wp-content/uploads/2022/02/2021-fudousan-anke-to.pdf

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