海外クレジットカード事情 プライオリティパスがお得に利用できるおすすめクレジットカード

投稿日時:2020.04.17
プライオリティパスがあれば空港のラウンジで優雅に、そして安全に時間を過ごすことができます。海外旅行での安心は何よりのサービス。ぜひプライオリティパスでVIPラウンジを利用してみませんか?
そんなプライオリティパスは特定のクレジットカードに申し込めば、とてもお得に利用できてしまうのです。
今回はプライオリティパスの詳細や利用方法、そして、プライオリティパスが無料で利用できるおすすめのクレジットカードをご紹介していきましょう。
プライオリティパスとは!?世界のVIP空港ラウンジが利用できるパスカード
プライオリティパスとは、主に空港でのサービスを提供することを生業とする企業の名称です。また、サービスそのものの名称でもあります。提携している空港、空港ターミナルにおいて、そのサービスを受けることができます。
クレジットカードに付帯しているサービスで空港ラウンジを利用できることがありますが、プライオリティパスはその上を行く待遇を受けることができるのです。
プライオリティパスが提供する独自のラウンジは、クレジットカード会社提供のラウンジとは違い、空港の保安検査場を越えた場所に設置されています。
そのため、不審者が入ることはできず、盗難などの危険を心配することなく、より安全に時間を過ごすことができる点も大きなメリットですね。
待ち時間も快適!プライオリティパスなら誰でもVIPラウンジに入れる
飛行機を使った旅行の際、乗り換えなどで時間を持て余すことがあります。場合によっては数時間も空港に閉じ込められることもあるでしょう。
通常のラウンジで待つこともできますが、どこもかしこも大混雑になりがちです。そんな時、プライオリティパスを持っていれば非常に快適に過ごせます。
プライオリティパスが提供するVIPラウンジは、使える人が限定されているため、そこまで混雑することはまずありません。
ドリンクや軽食、モバイルの充電、果てはゲームまで可能なことも。場所によってはシャワーを利用することさえできるのです。
使える空港は数知れず!世界に1,300ヶ所以上
プライオリティパスは、世界中の空港、空港ターミナルに展開しています。その数は実に多く、世界600都市以上、かつ1,300ヶ所以上もの空港で、プライオリティパスが提供するVIPラウンジに入場することが可能です。
- 入り口で会員証を提示するだけで良い
- スマートフォンアプリでラウンジを探せる
- アプリのデジタル会員証でも入場可能
入場方法はとても簡単で、入り口で会員証を提示するだけでOKです。最近ではスマートフォンのアプリも対応しており、利用可能なラウンジを探したり、デジタル会員証で入場することができます。非常に便利になっていますね。
ただ、アプリの場合、デジタル会員証が使えないラウンジもあります。この時には通常の会員証が必要です。
旅行前にアプリでデジタル会員証を使えるラウンジをチェックをしておけば、より快適な旅行ができそうですね。
プライオリティパスの会員ランクは3つ!利用頻度で使い分けできる
プライオリティパスでは、会員ランクが3つ用意されています。年会費や利用可能者の違いによって分かれていますので、様々な条件から、あなたに合う会員ランクを選択すると良いでしょう。
会員ランク | 年会費 | 利用料金 |
---|---|---|
スタンダード | 99USドル (2020.4.17レートで10,663円) |
会員:1回32USドル (2020.4.17レートで3,446円) 同行者:32USドル |
スタンダード・プラス | 299USドル (2020.4.17レートで32,205円) |
会員:年間10回まで無料 以後32USドル 同行者:32USドル |
プレステージ | 429USドル (2020.4.17レート46,207円) |
会員:通年無料 同行者:32USドル |
最もお手軽な年会費で利用できるスタンダード会員を始め、サービス内容によって年会費が違うスタンダード・プラス会員、プレステージ会員。
注目したいポイントは3つあります。年会費、ラウンジを利用する時に支払う料金形態、そして同行者の料金です。
また、ラウンジを利用する時、会員本人でも利用料金が都度発生します。この時、会員ランクによって異なる部分がありますので、プライオリティパス申し込み前に把握し、注意しておくべきでしょう。
無料利用できるのは?利用回数で決めたい会員ランク
プライオリティパスには、会員ランクによって、年間でVIPラウンジを無料で利用できることがあります。決められた回数を超えると、次回から利用のたびに32USドルを支払うことになります。
- スタンダード会員は無料利用サービス無し
- スタンダード・プラス会員は年間10回まで無料利用可能
- プレステージ会員は回数制限なしで無料
こう見てみると、スタンダード・プラス会員だけが無料利用回数に制限があることが分かります。年間10回まで無料で利用可能、それ以降は毎回32USドルを支払うことになります。
スタンダード会員には、そもそも無料で利用できるサービスが付帯されていません。空港をあまり利用しない人は、このランクで申し込むと良いかもしれませんね。
年会費と合わせて考えてみれば、計画を立てやすいでしょう。
最高ランクのプレステージ会員は、年会費が高いということからか、利用回数に制限がなく、通年無料で利用することができます。
プライオリティパスのプレステージ会員が無料のおすすめクレジットカード3選
プライオリティパスのプレステージ会員の年会費は429USドル(2020.4.17レートで46,207円)です。
このプレステージ会員を無料で登録できるクレジットカードなら、プライオリティパスをお得に利用頂けます。
クレジットカードの付帯サービスを経由して会員になってしまった方がお得な一面があるのも事実です。これからプライオリティパスの会員になりたい人は、ぜひチェックしておきたいサービスですね。
- クレジットカード経由の入会だと年会費がお得
- 入会手続きが非常に簡単
- カードの種類によっては同伴者料金も無料
サービス内容やメリットは、利用するクレジットカードによって異なります。その中でも、MUFGプラチナカード、楽天プレミアムカード、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカードは大注目の三枚です。
この3枚は、いずれもプレステージ会員として、クレジットカードの年会費だけでプライオリティパスを利用することができます。次項から詳しく見ていきましょう。
家族旅行なら絶対コレ!MUFGプラチナカード!
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード(以下MUFGプラチナカード)は、家族カードにもプライオリティパスが付帯しています。家族で旅行を楽しみたいご家庭にはぴったりの一枚です。
海外旅行傷害保険や国内外旅行の保険の充実はもちろんのこと、やはり家族カードに関する充実度が最も目を引くことでしょう。家族カードは一人目が年会費無料、二人目以降はそれぞれ年会費3,300円(税込)となっています。
本人の年会費はプライオリティパスのプレステージ会員よりも安く、家族カードの年会費は、ラウンジの同伴者利用料とほとんど変わりません。しかも家族カードでも、本人と同様、プレステージ会員のサービスが受けられます。
むしろ、家族に関しては、一回の利用料とほぼ同じ金額のカード年会費で、年間無制限にラウンジを利用できることになり、しかも一名は完全無料です。
プレステージ会員は年間の無料利用回数に制限がありません。総合的にはかなりお得に利用できることが分かります。プライオリティパスを考えるなら、相当お得になることは間違いありません。
年会費 | 本人:22,000円(税込) 家族:一人目無料 二人目より各3,000円(税別) |
---|---|
特徴 |
|
大注目!セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードも、他の2枚と同様、プライオリティパスのプレステージ会員のサービスを無料で利用できます。
また、ビジネスサポートも充実しているため、法人クレジットカードとして高いクオリティを期待することができるでしょう。
法人向けクレジットカードですが、経営者でない一般の方も申込可能なクレジットカードです。プラチナカードだけあって、海外旅行保険には最高で1億円が提示されています。また、ビジネス・アドバンテージサービスの利用も可能です。
電話代行サービスの利用、ビジネス誌の購読が割引、バイク便や国内外出張先のレンタカーの優遇サービスなどを受けることができます。
24時間365日対応してくれる専用コンシェルジェサービスも大変魅力ですよ。年200万以上利用すれば年会費が半額になりますから、コストパフォーマンスも高いカードですね。
年会費 | 年会費22,000円(税込) ※200万円以上の利用で翌年度10,000円 |
---|---|
特徴 |
|
ポイント還元率が高い!楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードも、プライオリティパスのプレステージ会員のサービスをカード年会費のみで利用することができます。
ランクの高いカードの中では年会費がお手頃でありながら、充実した種々のサービスは感嘆ものでしょう。楽天と言えば楽天市場が有名です。
楽天プレミアムカードで買い物をすると、ポイント還元率が常時5%と、非常に高い還元率で受け取ることができます。
それだけではなく、やはり国内旅行傷害保険の充実も見逃せません。ただし、楽天プレミアムカードのプライオリティパスでは、同伴者の利用料金が毎回、人数分必要となります。
また、家族カード(年会費550円(税込))にはプライオリティパスが付帯していませんので、家族旅行の際には注意しましょう。
年会費 | 年会費11,000円(税込) |
---|---|
特徴 |
|
搭乗前に一息!日本で利用できるプライオリティパスのラウンジはこちら
プライオリティパスの会員なら当然使えるVIPラウンジですが、日本では案外数が少なく、利用できるのは以下の空港となっています。
- 成田国際空港
- 中部国際空港セントレア
- 関西国際空港
- 福岡空港
日本にも数多くの空港があるものの、プライオリティパスが提携し、ラウンジサービスを提供しているのはこの4つのみです。
意外なことに、日本の玄関やハブ空港として有名な羽田空港(東京国際空港)では利用できません。普段から羽田空港しか利用しない人は、国内ではプライオリティパスの恩恵を受けにくい立場になりそうです。
ただ、海外の空港にはたくさんのプライオリティパスのラウンジが用意されています。旅行先、出張先で充分にVIPラウンジサービスを楽しむことができますよ。
手続き簡単!クレジットカードならプライオリティパスのプレステージ年会費がお得
最初から付帯している場合もあれば、数分で終わる作業でサービス開始となることが少なくありません。
プライオリティパスでなくても、ラウンジサービスを提供しているクレジットカードはたくさんありますが、やはりどうしても混雑しがちであったり、サービスに満足できないこともあるかもしれません。
プライオリティパスなら、考えられる最高のサービスを受けることができます。クレジットカード経由で会員になればお得という一面もありますし、快適な空の旅には欠かせないでしょう。ぜひ利用していって下さいね。