スマホ決済 メルペイの使い方!大人気のメルカリ用スマホ決済の始め方

投稿日時:2020.02.10
スマートフォンを使った決済方法は数多く存在しますが、あなたがメルカリを一度でも利用したことがあるのなら、絶対にメルペイがおすすめです。
メルペイは2019年2月13日に新登場したばかりですが、既に登録者数が200万人を突破するという大人気!今日はその魅力の秘密に迫ります。
メルペイは使い勝手が良いだけでなく、メルカリとの連携によるコスパの良さが魅力です。スマホ決済が初めての方、またメルカリを使ったことのない方もぜひご参照くださいね。
メルペイってどんなもの?お店での使い方とチャージ方法
メルペイはPay Pay(ペイペイ)やApple Pay(アップルペイ)と同じスマートフォン決済ですが、他と異なる特徴はメルカリの売上金を使えるということです。
アプリを使っていろんなお店でショッピングができますし、もちろん費用もかかりません。メルペイはメルカリの利用者の方に、是非ともおすすめしたいスマホ決済なのです。
メルカリは手軽に商品売買できるフリマアプリ
メルペイはメルカリの利用が前提です。なのでまだこのサービスを使ったことのない方のために、メルカリの概要からご説明しましょう。
・登録するだけで安全に品物を売買できるフリマアプリ
・購入時はクレジットカード決済なら手数料無料
・売却時は10%の手数料が必要
・パソコンからも利用可能
メルカリは、簡単な登録で商品を売買できるフリマアプリです。初めての方も安心して使えるので、全国に数多くの利用者がいます。
クレジット決済なら購入手数料は無料
メルカリで商品を購入する場合、コンビニ・ATM・キャリア決済には100円の手数料がかかりますが、クレジットカード払い(もしくはポイント/残高払い)なら一切手数料はかかりません。
しかし商品を販売する場合は手数料がかかります。といっても出品自体は無料で、商品が売れた時にのみ代金の10%分の手数料を納めることになっています。
メルペイはメルカリの売上金で買物できる
今回ご紹介するメルペイは、このメルカリのアプリで使えるモバイル決済サービスです。
売上金でメルカリの商品を購入できるだけでなく、コンビニや外食チェーンなど一般のお店でもショッピングが可能です。
つまりメルペイは、メルカリユーザーにとって大変メリットの多いスマートフォン決済なのです。お店での使用法も、Apple PayやPay Payと同様にとても簡単です。
iDとコード払いの2通りの使い方がある
ただしメルペイの場合、お店によって支払い方法を切り替える必要があります。メルペイで使えるのは以下2通りの支払い方式で、レジでいずれかの名称を伝えた上で清算します。
- iD(アイディ)払い → レジで「iDで払います」と伝える
- コード払い → レジで「メルペイで払います」と伝える
そしてこの2通りの支払い方式のうちどれを使うかは、お店の対応によって決まります。
ローソンならどちらの支払い方法にも対応
そのお店がどちらの支払い方式に対応しているかは、以下のロゴマークを目印にしてください。どちらも印象的なロゴで分かりやすいですね。
両方のロゴマークが見つかれば、そのお店では好きな方式で支払えます。例えばローソンの場合、iD/コード払いどちらもOKです。
決済方式によってレジでの支払い方は少々異なりますが、慣れればどちらも同じ様に便利ですよ。
iDの対応店は全国に多数ある
ではメルペイの2つの支払い方法のうち、iD(アイディ)の使い方を見ていきましょう。
iDはApple PayやGoogle Payにも使われているメジャーな電子マネーで、このようにレジのリーダーにかざして清算します。
iDの対応店は全国に多数ある
iD(アイディ)は国内準拠の電子マネーなので海外では使用できませんが、国内での普及率は高く、先ほどご紹介した以外にもこの通り数多くのお店で使えます。
- 平和堂
- マックスバリュ
- イトーヨーカドー
- はま寿司
- ガスト
- バーミヤン
- フォルクス
- ミスタードーナツ
- CoCo壱番屋
- ロッテリア
- モスバーガー
- タリーズ
- 魚民
- 花の舞
- マツモトキヨシ
- ヨドバシカメラ
- タワーレコード
iDが使えるお店はまだまだたくさんあるので、現時点ではメルペイ払い=iD払いと言っても過言ではありません。
国内でもコード決済型のスマホ払いが増えている
しかしコード払いの対応店も、今後は増えていくと考えられます。というのも中国などアジアではコード読み取り方式のスマホ決済が主流で、日本国内でもコード決済型が急増しているからです。
- 【日本】電子マネー決済:Apple Pay
- 【日本】電子マネー決済:Google Pay
- 【日本】コード決済:楽天ペイ
- 【日本】コード決済:PayPay
- 【日本】コード決済:Origami Pay
- 【中国】コード決済:Alipay(アリペイ、支付宝)
- 【中国】コード決済:WeChat Pay(ウィチャットペイ、微信支付)
コード式スマホ決済は、スマホ画面にコードを表示して読み取ってもらうか、あるいはお店が提示するコードを自分のスマホで読み取って清算します。
メルペイは前者のタイプですので、コード払い対応店のレジではスマホ画面を見せて清算してください。
メルペイの使い方!スタート方法・設定・登録・チャージ方法のすべて
メルペイの概要と使い方は分かりましたので、次にメルペイの設定方法と、チャージ方法や手数料についてご説明しましょう。
スマートフォン決済に興味があっても、設定が面倒でなかなか手が出せない方もいるでしょう。でもメルカリユーザーなら、メルペイの設定はとても簡単です。
1.アプリをダウンロードする
メルカリはパソコンからでも利用可能ですが、メルペイはアプリでしか使えません。なのでパソコンでメルカリをご利用の方も、メルペイを使う場合は必ずアプリをダウンロードしてください。
対応端末は以下の通りです。
- iOS:iPhone 7〜
- Android:5.0〜(おサイフケータイ対応)
既にメルカリアプリをご利用の方も、必ず最新バージョンをダウンロードしてくださいね。
1.iDを作成する
次にメルペイで使用する電子マネーiDカードを作成しましょう。既に電子マネーiDをご利用の方も、今回は必ずメルカリアプリでiDを発行してください。
なぜなら一般のiDはポストペイ(後払い)方式ですが、メルペイ対応のiDはプリペイド(前払い)方式だからです。
メルカリアプリからは、この特別製のiDバーチャルカードが発行されるのです。
メルペイのiDは前払い方式なので事前チャージが必要です。具体的にはメルペイを使うと、まずメルカリの売上金やポイントが使われ、後は必要に応じてチャージで補う仕組みになっています。
2.チャージする
メルペイを使うと、まずメルカリ売上金やポイントが先に使われますので、これらの残高が十分ならチャージは必要ありません。でも残高が不足してくると、チャージが必要になってきます。
アプリで銀行口座から入金する手順は以下の通りです。
- 1.「メルペイ」を選択
- 2.「チャージ」ボタンを選択
- 3.「お支払い用銀行口座」とチャージ金額を選択
- 4.「チャージする」を選択
チャージにはクレジットカードは使えない
チャージ金額は無制限ではなく、以下のように上限と下限が決められています。
・チャージ上限は20万円/日
・チャージ残高上限は100万円
・最低チャージ額は1,000円/回
注意したいのは、メルペイのチャージにはクレジットカードが使えないということです。チャージには銀行口座を使用しますので、事前に「支払い用銀行口座」を登録してください。
チャージの前に「支払い用銀行口座」登録が必要
「支払い用銀行口座」の登録はとても重要です。
というのも口座を登録をしなければ、メルカリの売上金を利用するために、ポイント購入や振込申請といった余分な手間がかかるからです。
メルカリで商品を取引するなら、支払い用銀行口座の登録は欠かせません。
◯ 支払い用銀行口座を登録 | × 支払い用銀行口座を登録しない |
---|---|
売上金が残高に移行される | ・売上金でポイント購入 ・振込申請 |
メルペイに口座チャージできる | メルペイに口座チャージできない (※)セブン銀行ATMでのチャージ可能 |
(※)ただしメルペイへのチャージについては、2020年1月28日からセブン銀行ATMからも可能となりました。この方法については後ほど詳しくご説明しますね。
アプリに「支払い用銀行口座」を登録する
先に登録方法をご紹介しましょう。以下がアプリで「支払い用銀行口座」を登録する手順です。
- 1.メルカリアプリで「メルペイ」を選択
- 2.「お支払い用銀行口座の登録」を選択
- 3.「銀行口座を登録する」を選択
- 4.登録したい銀行を選択して「同意して次へ」を押す
- 5.必要情報を入力
- 6.銀行サイトへ移動、所定の登録を行う
- 7.アプリの入力画面で4桁のパスコードを設定
手続きはアプリ内だけで済まず、銀行サイトでも登録が必要なのでちょっと面倒ですね。
「支払い用銀行口座」に登録できる銀行は多数
メルペイは数多くの銀行に対応しており、「支払い用銀行口座」には以下の銀行が使えます。
分類 | 銀行名 |
---|---|
メガバンク | みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行 |
ネット・外国銀行 | イオン銀行、SBJ銀行、じぶん銀行 |
北海道地方 | 北洋銀行、北海道銀行 |
東北地方 | 青森銀行、秋田銀行、岩手銀行、北日本銀行、 七十七銀行、荘内銀行、仙台銀行、大東銀行、 福島銀行、北都銀行、みちのく銀行 |
関東地方 | 足利銀行、群馬銀行、京葉銀行、 埼玉りそな銀行、常陽銀行、千葉興業銀行、 筑波銀行、東和銀行、栃木銀行、武蔵野銀行 |
中部地方 | 愛知銀行、大垣共立銀行、静岡銀行、大光銀行、 第三銀行、中京銀行、富山銀行、長野銀行、 三重銀行、福井銀行、山梨中央銀行 |
近畿地方 | 池田泉州銀行、紀陽銀行、京都銀行、滋賀銀行 |
中国地方 | 鳥取銀行、トマト銀行、もみじ銀行、山口銀行 |
四国地方 | 阿波銀行、伊予銀行、愛媛銀行、香川銀行、 高知銀行、四国銀行、徳島銀行、百十四銀行 |
九州地方 | 北九州銀行、熊本銀行、親和銀行、筑邦銀行、 西日本シティ銀行、福岡銀行 |
メガバンクやネット銀行だけでなく数多くの地銀にも対応しているので、多くの方が手持ちの口座を登録できるでしょう。
ただし銀行によっては登録からチャージ可能になるまでに2営業日かかる場合がありますので、余裕をもって手続きしてください。
セブン銀行ATMからメルペイチャージ可能に
メルカリで商品を売るなら銀行口座の登録は欠かせませんが、メルペイへのチャージだけならセブン銀行ATMからも可能です。以下がその手順です。
- 1.(アプリ)「メルペイ」を選択
- 2.(アプリ)「チャージ」ボタンを選択
- 3.(アプリ)「セブン銀行ATM」を選択
- 4.(アプリ)「QRコードを読取りへ」をタップ
- 5.(セブン銀行ATM)「スマートフォンでの取引」をタップ
- 6.(アプリ)ATM画面のQRコードを読み取る
- 7.(セブン銀行ATM)画面に沿って現金を投入
最低入金額は1回1,000円で、1,000円単位で入金できます。1日のチャージ上限額は99,000円で、手数料は不要です。
注意点としては、メルペイの本人確認が完了していないとセブン銀行ATMでのチャージができないことです。以下の2つの本人確認の方法については、次章で詳しくご説明しましょう。
- 支払い用銀行口座登録
- アプリで簡単本人確認
メルペイで「支払い用銀行口座」を登録するとより便利でお得
メルペイの登録方法はとても簡単ですが、ちょっと面倒に感じるのが「支払い用銀行口座」の登録です。
実は口座登録をしなくてもメルペイは使えるのですが、だからと言ってこれをしないで済ます訳にはいきません。これからその理由をご説明しましょう。
メルカリ売上金はポイント購入と振込申請が可能
ところでメルペイが登場する以前は、メルカリの売上金はどのように処理されていたのでしょうか?
従来メルカリの売上金は、ポイントを購入してメルカリで使うか、もしくは銀行口座に振込んで現金化するしかありませんでした。今でもメルペイを利用しないとすれば、売上金の使い道はこのいずれかになります。
・ポイントを購入してメルカリで使う
・銀行口座に振込申請して現金化する
※180日過ぎれば自動的に入金される
現在は売上金を放置しても、180日後には自動的に振込申請口座に入金される仕組みになっています。しかし口座を登録していないと振込めないので、その場合は事務局に連絡した上で更なる手続きが必要となります。
売上金の振込みには通常200円の手数料がかかる
しかも振込申請には手数料もかかります。
・通常振込:200円
・お急ぎ振込:410円
・振込申請に必要な最低残高:201円
従来メルカリの振込手数料は、申請額1万円以上なら無料でした。しかし上記のように規約が改定され、現在は金額にかかわらず手数料を支払わないと現金化ができなくなっています。
通常ポイントの有効期限は1年間
ではメルカリポイントに交換する場合はどうでしょう?ポイント交換には一切手数料がかかりませんが、交換したポイントは有効期限内に使わなければ失効してしまいます。
・交換手数料は無料
・1ポイント=1円としてメルカリ内やメルペイで使える
・購入したポイントの有効期限は365日間
・キャンペーンで取得したポイントの有効期限は180日間
メルカリでは売上金を上手に処理することがとても大切なんですね。使い道によってはコストがかかったり、売上金を丸々損してしまう可能性すらあるので気をつけなくてはなりません。
「支払い用銀行口座」を登録すれば有効期限がなくなる
しかしこの問題は、メルペイに「支払い用銀行口座」を登録することで一気に解決します。
・メルカリ売上金の振込申請期限(180日間)がなくなる
・売上金をポイントに換える必要がない=そのまメルペイで使える
・手数料は無料
メルペイは支払い用銀行口座を登録しなくても使えるのですが、これを見れば登録した方がいいことは明らかですよね。
なおこの「支払い用銀行口座」は、先に触れた「振込申請口座」とは別のものです。
- 「支払い用銀行口座」・・・メルペイ残高にチャージするための口座
- 「振込申請用口座」・・・・売上金や残高を現金化する際の振込先口座
「振込申請用口座」だけ登録しても「支払い用銀行口座」を登録しなければメルペイ残高にチャージできませんが、両者は同一の口座でも構いません。
メルペイのお得な使い方とは?あと払いなど便利な機能もご紹介
最後に、ここまでご紹介しきれなかったメルペイの便利な機能と使い方をまとめました。メルペイの新規入会キャンペーンもご紹介しますので、ぜひお得なチャンスをお見逃しなく!
翌月まとめて清算できる「メルペイスマート払い」
また2019年7月には新たに「メルペイスマート払い」も始まりました。これはメルカリやメルペイで使った代金を、翌月まとめて支払える新サービスです。
・代金を翌月まとめて後払いできる
・利用上限金額を自分で設定できる
・メルペイ残高利用時以外は手数料300円が必要
入金方法はメルペイ残高払い、コンビニ/ATM払い、口座振替、自動引き落としから選べます。ただしメルペイ残高払いを除いて、他のすべての清算方法には手数料300円がかかる点にご注意ください。
メルペイ残高を使えば手数料はかかりませんから、興味のある方は最新版のメルカリアプリをダウンロードして、ぜひメルペイスマート払いを使ってみてはいかがでしょう?
今なら以下のキャンペーンを実施中ですよ。
条件:「お店でも使えるメルペイスマート払い」を設定+実店舗で「メルペイスマート払い」
条件:「メルペイスマート払い」でメルカリの商品を購入
「アプリでかんたん本人確認」で売上金をメルペイで使える
メルペイは顔認証を使った「アプリでかんたん本人確認」(e-KYC)に対応しています。
さきほど「支払い用銀行口座」登録の重要性をご説明しましたが、実はこの「アプリでかんたん本人確認」によっても以下のことが可能となります。
- メルカリ売上金の有効期限がなくなる
- メルカリ売上金をそのままメルペイで使えるようになる
- メルペイスマート払いが使える
銀行口座を登録したくないという方は、アプリでかんたん本人確認すればいい訳ですね。
「アプリでかんたん本人確認」には保険証が使えない
「アプリでかんたん本人確認」の設定手順は以下の通りです。
- 1.メルカリアプリを開き「メルペイ」をタッチ
- 2.使い方から「かんたん本人確認で売上金の申請期限なしに」を選んでタッチ
- 3.設定開始
「アプリでかんたん本人確認」の設定には以下の本人確認書類が必要です。保険証しか持っていないという方は、残念ですがこのサービスは使えません。
- ◯ 運転免許証
- ◯ 在留カード
- × マイナンバーカード
- ◯ パスポート
- × 保険証
顔と本人確認書類が両方とも写る位置を調整してスマホカメラで撮影し、後は画面の指示に従って手続きを完了させてください。
なお支払い用銀行口座の登録が済んでいる方には、この手続きは必要ありません。本人確認は、支払い用銀行口座の登録かアプリでかんたん本人確認のいずれか一方でOKです。
メルペイに支払い用銀行口座を登録するとメルカリがより便利に
メルカリアプリ用のスマートフォン決済「メルペイ」は、売上金をコンビニなど一般店舗で使えるのでメルカリのユーザーには必携です。
支払い用銀行口座を登録すれば、メルカリの売上金を手数料をかけて現金化する必要もなく、スムーズにメルペイ残高に移行できます。またアプリで簡単に銀行口座からチャージできるので、たくさんお買い物しても残高不足の心配もありません。
また1ヶ月分の利用額をまとめて後払いしたい方は、「メルペイスマート払い」がおすすめですよ。