海外クレジットカード事情 オーストラリアをお得に楽しめるおすすめのクレジットカードと現地情報

投稿日時:2021.01.11
海外旅行の準備ほど楽しいものはありませんよね。オーストラリア旅行には身の回りの品々や着替えの用意も大切ですが、クレジットカードの準備もお忘れなく。
普段はカードを使わない方も、海外旅行は例外ですよ。オーストラリアで現金主義を通せば、不便なだけでなく損害を被る危険性だってあるからです。
快適で安全な旅行のために、クレジットカードは欠かせない存在です。これから旅行先のカード事情とクレジットカードの使い方について解説します。ぜひオーストラリア旅行の楽しい思い出作りにお役立てください。
オーストラリアではクレジットカードが使える?現地の最新情報
海外旅行の前には情報収集が欠かせません。特にクレジットカードは大切な決済手段ですから、現地のカード事情についての下調べはとても大切です。
そこでオーストラリアではどんなカードがどのくらい使えるのか、最新情報をお届けしましょう。
オーストラリアでもVISA・Masterが強い
結論から言いますと、あなたが今国内でお使いのクレジットカードはオーストラリアでもちゃんと通用します。
ただしカードによって使いやすさには差があるので、どのブランドでもOKという訳にはいきません。オーストラリアでどこでも通用するブランドと言えばやはりVISAとMastercardです。
VISAブランドなら三井住友カード
やはりVISAブランドと言えば、大手が発行している三井住友カードが一押しですね。
三井住友カードなら、海外旅行保険も付帯していますし、大手だけあって補償やサポートが大変充実していますから、海外でも安心して利用頂けます。
三井住友カードはステータスも高い為、低価格でステータスカードを持ちたい方にもおすすめの1枚です。
また、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドで常に※ポイント5倍の高還元で利用頂けますので、日本に戻ってからもお得に利用できること間違いなしの1枚と言えるでしょう。
※一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元にならない場合あり
※一部Visaのタッチ決済・Mastercardコンタクトレスがご利用いただけない店舗あり
AMEXやJCBも優待や特典に利用価値がある
他のブランドAMEXやJCBは、ホテルや観光客向け店舗では問題なく使えますが、一般的なお店では使えないことも多いのでご注意ください。
AMEXやJCBしか持っていない方は、オーストラリア旅行の前にVISAもしくはMastercardブランドのカードを1枚は作っておきましょう。しかしどのブランドのカードでも、海外旅行に持っていけば何らかの利用価値はあるんですよ。
オーストラリアには「JCBたびらば優待」が豊富
特にJCBは豊富な優待サービスが特徴で、オーストラリアにも優待店がたくさんあります。以下はJCBブランドのカードで使える「JCBたびらば優待」の一例です。
JCB優待店 | ジャンル/所在地 | 優待内容 |
---|---|---|
スタックス・バー・レストラン Stacks Bar Restaurant |
レストラン/シドニー | ドリンクサービス |
アイム・アンガス・ ステーキハウス I’M ANGUS STEAKHOUSE |
レストラン/シドニー | ドリンクサービス |
ジラン・バー・ グリル・シーフード Cyren Bar Grill Seafood |
レストラン/シドニー | ドリンクサービス |
ハニーエッドコー Honey & Co |
蜂蜜/シドニー | 10%オフ |
オージーアウトバック Aussie Outback |
革製品/シドニー | プレゼント |
UGG アグ |
革製品/ゴールドコースト | 15%オフ |
オーサム・サーフ AWSM SURF |
サーフボード/ゴールドコースト | 10%オフor プレゼント |
Cairns The Gift ケアンズ・ザ・ギフト |
お土産/ケアンズ | プレゼント |
JCBブランドマークのついたクレジットカードなら、これらの店舗で確実に決済できますし、しかもお得なんですから文句なしですよね。ここでおすすめのJCBカードをご紹介しましょう。
年会費無料旅行優待豊富!JCB CARD W
JCB CARD W / JCB CARD W plus Lは、同じカードの男性版 / 女性版です。スペックに大差はないので、性別にかかわらずお好きな方を選んでください。JCBが発行するプロパーカードですから、どなたも安心してご利用いただけますよ。
しかもこのカード、年会費無料で還元率1%という極めてお得な仕様となっています。問題は申し込み年齢に制限があること。40歳未満の方はお値打ちカードを入手できるチャンスですよ。
先ほどご紹介したたびらば優待のほか、シドニーとゴールドコーストにはJCBプラザがあり、旅行のサポートにも対応しています。40歳以上の方なら当日発行翌日届けにも対応しているJCB一般カードがおすすめですね。
年会費 | 無料 |
---|---|
スペック |
・JCB ・申し込みは18歳以上39歳以下限定 ・標準還元率は1% ・JCBたびらば優待 ・シドニー、ゴールドコーストにJCBプラザあり ・海外旅行保険 最高2,000万円(利用付帯) ・海外ショッピングガード保険 |
女性に一押しJCB CARD W plus L
女性の方ならJCB CARD W plus Lの方がおすすめです。還元率や付帯保険など、カードスペックはJCB CARD Wと変わりませんが、JCB CARD W plus Lには女性専用特典が利用頂けます。
月額わずか290円~加入できる女性疾病保険や女性のキレイを応援してくれるリンダリーグなどの女性特典も付帯しますし、基本還元率も高い為、日本に戻っても女性のメインカードとして活躍してくれる事間違いなしの1枚と言えるでしょう。
年会費 | 無料 |
---|---|
スペック |
・JCB ・申し込みは18歳以上39歳以下限定 ・標準還元率は1% ・女性向け特典 ・JCBたびらば優待 ・シドニー、ゴールドコーストにJCBプラザあり ・海外旅行保険 最高2,000万円(利用付帯) ・海外ショッピングガード保険 |
利用者負担の決済手数料にご注意
American Express(AMEX、アメックス)のクレジットカードも海外優待や空港関連サービスが豊富ですが、オーストラリアでは加盟店が少なく使えないお店もあります。
しかもアメックスは決済手数料が高いため、オーストラリアでアメックスを使うとやや割高になる恐れも。というのもオーストラリアでは、全てではありませんがクレジットカード決済手数料が利用者負担となるお店があるからです。
コンビニ、ショッピングモール、カフェなどは大丈夫ですが、ホテル、高級レストラン、タクシーでカードを使えば料金に決済手数料が上乗せされます。
特にオーストラリアのタクシー料金をカードで支払うと、一律5%という割高な決済手数料をとられてしまうので要注意。また次にご説明するビザ取得料金の支払いについても、やっぱりカード決済手数料が利用者負担となります。
ETAS(電子ビザ取得)にもクレジットカードが必要
オーストラリアに入国するにはビザを取得せねばなりません。ビザは旅行会社を通じて取得するケースもありますが、オーストラリア政府移民局のサイトからも簡単に申請できるんですよ。オーストラリアのビザは電子ビザで、ETAS(イータス)と呼ばれています。
- オーストラリア政府移民局のサイトにアクセス
- ETASのページに移動
- パスポート情報など必要事項を入力
- 支払い情報を選択する(20豪ドル)
ETASの手数料20豪ドルの支払いは、クレジットカード(以下のブランド)にしか対応していません。オンラインでビザを取得するには、どなたもクレジットカードが必要なのです。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- American Express
- DinersClub
VISAとMasterCardはカード決済手数料が割安なので、この2ブランドのいずれかで支払うことをおすすめします。
決済手数料のかかるお店は事前に確認できる
日本では決済手数料をお店が負担するのは当たり前ですが、海外では必ずしもそうではないんですね。オーストラリアもそんな国の一つなのです。
カフェやコンビニなどカジュアルなお店では決済手数料が上乗せされることはないので、実際には負担に感じるほどではありません。
オーストラリアのカード決済手数料がかかるお店には、「Credit Card Surcharge」というサインが目に付きやすい場所に掲げられているのですぐに分かります。
ここにはブランド別の手数料%まで記載されており、どのカードでどのくらい手数料がかかるのかを事前に確認することができます。
ホテルのデポジットにはカードが必要
オーストラリアの多くのホテルでも、やはりカード決済手数料がかかります。割合は2%~3%程度ですが、宿泊代金は高額ですから勿体ないと感じる方もいるかもしれませんね。
しかし海外のホテルのチェックイン時には、必ず保証金=デポジットが必要です。
もしもこれを現金で納めるとしたら、ホテル数泊分の料金を豪ドルに両替せねばならず、またチェックアウト時にはまた豪ドルが戻ってくることに。これだと両替手数料の無駄にしかなりません。
なのでホテル料金は決済手数料がかかっても、クレジットカードで支払う方がいいでしょう。
オーストラリアではクレジットカードで現金を調達できる
オーストラリアのホテルや高級レストランでは、日本とは違ってカード決済手数料が利用者の負担になることが分かりました。移動に便利なタクシーにもカード決済手数料が上乗せされるため、必要に応じてある程度の現金を準備しておく方がよさそうです。
次にオーストラリアでの現金の調達方法と、その使い方を見ていきましょう。またカードで電車やバスに乗れる便利な方法も合わせてご紹介します。
豪ドルは1ドル=約80円
オーストラリアの通貨はオーストラリアドルで、1ドルは74円(2019.10.24レート)です。
・紙幣:$100、$50、$20、$10、$5
・硬貨:$1、$2、¢5、¢10、¢20、¢50
・¢2以下切り捨て、¢8以上切り捨て、それ以外は¢5として勘定
補助通貨のセントは$1の1/100です。1セント硬貨は流通していないため、端数は上記のように処理します。
両替はオーストラリアの方がレートが良い
両替は出発前に日本で済ませてくる方が多いと思いますが、レートが良いのはオーストラリアです。でも現地通貨を一切持たずに入国するというのも不安ですから、日本で最低限の両替を済ませておき、後は必要に応じて現地でドルを調達しましょう。
その際に両替よりも便利でお得なのがクレジットカードのキャッシングです。
ATM利用時はスキミングに気をつけて
キャッシングなら最寄りのATMからすぐに出金できますし、必要な分だけオーストラリアドルを調達できるので無駄がありません。
でもスキミングにはくれぐれも用心してくださいね。海外のATMは日本とは形状が異なるため、変な装置が仕掛けられていてもすぐ気づくことができないからです。
暗証番号が漏洩すると補償を受けれない
特に仕掛けられたカメラによってPIN(暗証番号)が漏洩して被害に遭うと、カード不正使用の補償を受けれないこともあります。
そうなると、不正使用分を自己負担せねばなりません。これは「暗証番号を不正使用される=管理に落ち度があった」とみなされるからです。理不尽なようですが、カード会社の決定には従うしかありません。
こうならないよう、ATMでもお店でも、カードの暗証番号の入力時には必ず片手で覆い隠すようにしましょう。
PIN(暗証番号)を忘れるとキャッシングできない
しかしそもそも日本国内では暗証番号が使われないことも多く、「PIN(暗証番号)ってなに?」と思った方もいるかもしれません。
PINとはクレジットカード入会時に、自分自身で設定する4桁の暗証番号のことです。不正使用を防ぐために、カード使用時にはカード番号だけでなく、以下のものを使って本人確認が行われます。
- PIN(4桁の暗証番号)
- カード裏面の自筆サイン
- カード裏面の認証コード
- 本人確認書類
日本国内ではこのような確認なしで買物ができるお店が殆どですから、暗証番号のことなどすっかり忘れている人も少なくありません。
暗証番号はカード会社に問い合わせ可能
でも暗証番号がなければオーストラリアではキャッシングができないので、どうしても思い出せない方は、出発までにカード会社に問い合わせて確認してください。
またキャッシング利用枠のチェックもお忘れなく。カード会社に申請すれば、海外旅行前にキャッシング・ショッピングいずれも一時的な利用枠の引き上げが可能ですよ。
キャッシングは繰上げ返済で利息を節約
海外キャッシングは現地通貨の調達方法としては大変便利なものです。以下にキャッシング利用の注意点をまとめておきますので、国内でキャッシングを使ったことのない方も、オーストラリア旅行ではぜひご活用ください。
・クレジットカードの4桁の暗証番号が必要
・暗証番号をスキミングされないよう注意
・人通りの多い場所のATMの方が安全
・繰上げ返済すれば利息は安くて済む
チップは義務ではないので臨機応変に
キャッシング利用には必ず4桁の暗証番号が必要ですが、オーストラリアでは暗証番号やサインなしでショッピングできるお店も多いようです。ここらへんは日本とよく似ていますね。
ではチップの習慣はどうでしょうか?オーストラリアはチップに関してはそれほどやかましくなく、やはりここも日本と同じ感覚で行けそうです。
ホテルのポーターに1ドル~2ドルを渡したり、タクシーで「お釣りはとっといて」程度のことはオーストラリアでも一般的です。
またレストランのカード伝票に「gratuity(心付け)」の欄があれば、ここにチップの額を記入して料金との合計金額をカードで支払うことも可能です。ただしいずれも義務ではないので、チップに関してさほど神経質になる必要はありません。
Opal Cardはクレジットカードで購入できる
次にオーストラリアの公共交通機関の使い方を見ていきましょう。オーストラリアには日本のSuicaのようなOpal Cardという交通カードがあり、クレジットカードでの購入やチャージが可能です。以下がOpal Cardです。この様に読み取り機にかざして利用します。
Opal Cardは無料配布されている
Opal Cardには発行手数料やデポジットが不要ですから、カード本体は旅行案内所などで無料で配布されています。でもこれが手に入らなくても大丈夫ですよ。
コンビニや空港では、あらかじめ一定額($10~$50)をチャージしたOpal Cardが販売されているからです。これなら買ってすぐに使い始めることができるでしょう。
Opal Cardはクレジットカードで購入できますから、オーストラリアに到着したらぜひこのカードを入手してくださいね。
なお日本人はつい「オパール」と尻上がりに発音したくなりますが、英語では「オゥパル [?up?l]」と前半にアクセントを置かないと窓口で通じません。
Opal Cardチャージもクレジットカードで
Opal Cardはこれ1枚で電車、バス、フェリーが乗り放題で、乗り継ぎも自由にできるという大変便利なものです。しかも普通に切符を買うよりも割安というスグレモノ。
駅のチャージ機やコンビニでクレジットカードでチャージ(英語ではtop up)できるのも、旅行者にとって便利ですよね。Opal Cardがあれば、思い切ってあちこちに足を伸ばしたくなりますよ。
タップし忘れると最大運賃を支払う必要がある
交通カードとしては理想的なOpal Cardですが、覚えておきたい注意点もあります。それはOpal Cardが以下の状態だとペナルティを課せられてしまうことです。
- チャージ残高不足
- 読み取り機にタップしていない
特に読み取り機にタップし忘れると、その区間の最大運賃を請求されますのでご注意ください。
オーストラリア旅行中のトラブルにもクレジットカードが役立つ
オーストラリアでのショッピングや観光には、クレジットカードが大いに役立つことが分かりました。でもクレジットカードがあると、旅行中に起こる様々なトラブルにも対処できることをご存知でしたか?
次にオーストラリア旅行に欠かせないクレジットカードの付帯保険についてご説明しましょう。
殆どのカードに海外旅行傷害保険が付帯する
クレジットカードを普段よくご利用の方も、付帯保険は一度も使ったことがないかもしれませんね。以下が一般的なクレジットカードに付帯する保険の例です。
この中の「盗難紛失補償」は当たり前なので明記されていない場合も多いのですが、どのカードにも必ず付帯しています。「海外旅行傷害保険」もポピュラーなものです。
オーストラリア旅行には上記の国内旅行傷害保険以外の全ての保険が役に立ちますが、ここではもっとも重要な海外旅行傷害保険を中心にご説明したいと思います。
オーストラリアの専門医の治療費は高額
その前に、オーストラリアの医療事情を見てみましょう。オーストラリアには公費負担医療が導入されており、治療費は一部が自己負担となります。
国民はまずホームドクターで診察を受け、必要に応じて専門医を紹介されますが、この専門医での治療費はかなり高額です。でも旅行者の場合、かかった治療費は海外旅行傷害保険でカバーできますから、とりあえずお金に関する心配は必要ありません。
海外旅行保険の補償内容は必ずチェック
でも自分が加入している保険について知らなければ、肝心の補償を受けれなかったり、また保険金では足りずに自己負担を余儀なくされる可能性もあります。
あなたのクレジットカードの海外旅行傷害保険にも以下の補償が全て備わっているか、またその補償額は十分なのか、ぜひ一度ご確認ください。
- 傷害死亡
- 後遺障害
- 傷害治療費用
- 疾病治療費用
- 賠償責任
- 携行品損害
- 救援者費用
オーストラリア旅行中に何らかの治療を受けた場合、上記で必要となるのは傷害治療費用・疾病治療費用・救援者費用です。カードによって補償内容が異なるので、金額もちゃんとチェックしてくださいね。
怪我した時には傷害治療費用が、そして病気になった場合は疾病治療費用が使われます。また医療搬送の費用や日本から家族が駆けつける際の旅費や滞在費は、救援者費用によってカバーされます。
700万円近い保険金の支払い例もある
では保険が適用された実例を見てみましょう。以下はオーストラリア滞在中のトラブルに対して支払われた保険金の一覧です。
トラブルの事例 | 支払われた保険金 |
---|---|
・虫垂炎 ・4日間入院 |
約270万円 |
・転落 ・腰骨骨折 ・手術 ・看護師が付き添って帰国 |
約300万円 |
・呼吸困難 ・肺気胸 ・18日間入院 ・手術 |
約650万円 |
・転倒、顔面を強打 ・ヘリコプター搬送 ・胸椎圧迫骨折・肋骨骨折 ・セスナで搬送 ・4日間入院 ・家族が駆けつける |
約390万円 |
・交通事故 ・ヘリコプターで搬送 ・骨折と肝被膜下血腫 ・14日間入院 ・手術 ・家族が駆けつける ・看護師が付き添い医療搬送 |
約330万円 |
・転倒 ・骨折 ・ヘリコプターで搬送 ・13日間入院 ・手術 ・家族が駆けつける ・看護師が付き添い医療搬送 |
約670万円 |
・転倒 ・救急車搬送 ・大腿骨骨幹部骨折 ・6日間入院 ・手術 ・家族が駆けつける ・看護師が付き添い医療搬送 |
約470万円 |
いずれも特に危険なことをしていた訳ではなく、エアーズロックの観光中の転倒など、誰にでもありそうなことばかりです。700万円近い保険金が支払われた事例もありますから、海外旅行傷害保険に入っていなければ大変ですよね。
キャッシュレス診療対応病院なら支払い不要
上記は救急搬送が必要な重篤な事例ばかりですが、軽い治療にも海外旅行傷害保険が役に立ちます。例えばオーストラリアは紫外線が強いので、強い日焼けなどで病院に行きたい場合も、もちろんクレジットカードの海外旅行傷害保険を利用できます。その場合は以下の手順で治療を受けてください。
- 1.カード会社もしくは保険会社のデスクに連絡する
- 2.現地の病院を紹介してもらう
- 3.治療を受ける
- 4.病院での医療費の支払いは不要
この場合の医療費は保険金によって充当されます。あなたは現地の病院で支払いをする必要がないので、その後も余裕を持って旅行を続行できるでしょう。
ただしこれは加入している保険が「キャッシュレス診療」対応だからできることです。クレジットカードは、ぜひこのサービス対応のものをお選びください。
下記記事で年会費無料で海外旅行保険が充実しているクレジットカードを紹介してますので、是非チェックしてみてください。
オーストラリア旅行ではクレジットカードを上手に使い分けよう
オーストラリアはクレジットカードが普及しているので、ホテルはもちろんレストランやお土産店、公共交通機関の利用にもカードが欠かせません。
またオーストラリアは電子ビザの交付にもクレジットカードが必要です。ただしカード決済手数料が利用者負担となるお店では、現金払いの方がお得なケースも。
その他必要に応じてブランドや決済方法を上手く使い分けてくださいね。またクレジットカードの付帯保険があれば、旅行先でも気軽に医師の治療を受けることができますよ。付帯保険強化のためにも、カードはぜひ2枚以上ご用意ください。