この冬もっとも注目されてるガジェットの1つに、Windows 8.1を搭載した8型タブレットがある。普段使っているPCと同じOS/ソフトを利用でき、従来のソフトウェア資産や周辺機器をそのまま生かせるのは大きなメリットだ。ここでは8型Windows 8.1タブレット、4モデルをまとめよう。

この冬注目の、そして買ってみたいWindowsタブレット & 2in1 PC

■8型タブレット(日本エイサー/デル/東芝/レノボ・ジャパン)
■10型~13.3型 2in1 PC その1(富士通/日本マイクロソフト/ASUSTeK Computer/シャープ)
■10型~13.3型 2in1 PC その2(ソニー/NEC/東芝/パナソニック)
■10型~13.3型 2in1 PC その3(デル/レノボ・ジャパン/日本ヒューレット・パッカード)
■14型以上 2in1 PC(ソニー/レノボ・ジャパン)

具体的な製品を並べると、日本エイサーの「Iconia W4-820」、デルの「Venue 8 Pro」、東芝の「dynabook Tab VT484」、レノボ・ジャパンの「Miix 2 8」だ。

日本エイサー
Iconia W4-820

デル
Venue 8 Pro

東芝
dynabook Tab VT484

レノボ・ジャパン
Miix 2 8

スペック的には共通部分が多く、OSはWindows 8.1(32bit)、CPUは開発コードネーム「Bay Trail-T」ことIntel Atom Z3770(1.33GHz)、ディスプレイは1,200×800ドットの8型、メモリは2GB、通信機能はIEEE802.11a/b/g/nとBluetooth4.0という構成がテンプレートのようだ。基本性能的にはどれも大差はなく、さらにマイクロソフトのOfficeスイートがプリインストールされているのにも関わらず、価格は4~5万円程度。より大きなノートPCの代わりとして、購入を検討しているユーザーも多いだろう。

ではどれを選んでも同じかというと、そうでもない。各製品は以下の点に関して異なり、それぞれのモデルを特徴付けている。

・デザイン
・インタフェース、センサー
・バッテリ駆動時間
・サイズと重量
・価格

デザインについては、ボディの質感やボタン類の位置など、好みのタイプを選べばいい。インタフェースは映像出力用にmicroHDMIが用意されているモデルがあり、画面をテレビなどに表示することが可能だ。

センサー類は、GPSが搭載されているモデルと非搭載のモデルがある。外出時に地図アプリを利用するなら、GPS搭載モデルを選ぶべきだ。バッテリ駆動時間のスペック値は、長いモデルと短いモデルで最大3時間の差がある。また外出先に持ち歩くなら、薄くて軽いモデルのほうが好ましいだろう。

このように細かな違いであっても、利用スタイルしだいで適したモデルが変わってくる。以下、Windows 8.1を搭載した4機種の8型タブレットについて特徴を紹介していくので、購入の際には参考にしていただきたい。