下位モデルも超品薄

今週は、「Radeon HD 5850」を搭載するグラフィックスカードが初登場。発売が確認できたのは、以下の4モデルだ。入荷が少ないということもあるだろうが、売れ行きは好調のようで、一部完売となったモデルも出ている。

・SAPPHIRE 31,500円~33,000円前後(完売)
・MSI 33,000円~35,000円前後
・GIGABYTE 30,000円前後(完売)
・玄人志向 29,000円前後

玄人志向製

MSI製

製品は全てリファレンス仕様。先週発売された上位モデルの「Radeon HD 5870」に比べると、主な違いはコアクロック(850MHz→725MHz)とメモリクロック(1.2GHz→1GHz)、そしてストリームプロセッサ数(1,600個→1,440個)といったあたり。一方、ボード長が少し短い、ボードの最大消費電力が抑えられている(188W→151W)といったメリットもある。

カードはすべてリファレンス通り

今度はGTX 275のスーパーOC版

GIGABYTEからは、コアクロックが715MHzにまで高速化されたGeForce GTX 275搭載カード「GV-N275SO-18I」が発売となっている。同社によれば、通常モデル(633MHz)に比べ、パフォーマンスを9%向上しつつ、消費電力は4%削減したという。価格はTSUKUMO eX.で31,800円。

より高速化された「GV-N275SO-18I」

でも、もうちょっと上げられる?

ちなみに、この"Super Overclock"シリーズの製品は、GeForce GTX 260版が先週発売されており、これで2モデル目。