世界遺産データ

『クラクフの歴史地区』(文化遺産)。ポーランド。1978年登録。

歴代ポーランド王の居城であったヴァヴェル城(撮影: 本田陽子)

1978年に世界で最初の世界遺産が12件誕生しました。そのひとつが「クラクフの歴史地区」です。クラクフは11~17世紀の600年間、ワルシャワに遷都されるまでポーランド王国の都として栄えました。第二次世界大戦では戦火を免れたため、現在も中世の町並みが残ります。旧市街の中ほどに位置する広場は、ヨーロッパ一の広さを誇るそうです。

中央市場広場に位置する聖マリア教会。昔、モンゴル軍の来襲を継げるラッパ兵がラッパを鳴らしている時に殺されたという言い伝えが(撮影: 本田陽子)

ポーランドは宗教的寛容政策をとっていたことから、西欧で迫害を受けたユダヤ人が多く移り住み、クラクフにも大きなユダヤ人街がありました。そこを舞台としたのが映画「シンドラーのリスト」です。悲しい歴史を乗り越えて、クラクフは古都の風格を漂わせています

広場にある織物会館の1階アーケードには土産屋の屋台が並んでいます(撮影: 本田陽子)

ヴァヴェル大聖堂内にあるポーランド最大の鐘。 左手で鐘に触ると幸せが訪れるとか!(撮影: 本田陽子)

クラクフ名物、リング状のパン「オブヴァジャネック」の屋台(撮影: 本田陽子)

チャルトリスキ美術館所蔵ダ・ヴィンチによる「白貂を抱く貴婦人」。彼の数少ない油彩画のひとつ

「クラクフの歴史地区」へのアクセス

筆者プロフィール: 本田 陽子(ほんだ ようこ)

「世界遺産検定」を主催する世界遺産アカデミーの研究員。大学卒業後、大手広告代理店、情報通信社の大連(中国)事務所等を経て現職。全国各地の大学や企業、生涯学習センターなどで世界遺産の講義を行っている。

世界遺産検定とは?

世界遺産の背景にある歴史、文化、自然等の理解を深め、学んだことを社会に還元していくことを目指した検定。有名な観光地のほとんどは世界遺産になっているため、旅の知識としても役立つと幅広い世代に人気。
主催:世界遺産アカデミー
開催月:3月・7月・9月・12月(年4回)
開催地:全国主要都市
受検料:4級2,670円、3級3,900円、2級5,040円、1級9,250円、マイスター1万8,510円、3・4級併願6,060円、2・3級併願8,220円
解答形式:マークシート(マイスターのみ論述)
申し込み方法:インターネット又は郵便局での申し込み
その他詳細は世界遺産検定公式WEBサイトにて