昼間は暑いですが、夕方になると少し涼しく、アウトドアにはぴったりな9月。海や川でもまだ遊べます! 今回は海と川のそれぞれの魅力について30~50代の男女300人を対象にアンケートを実施。回答からわかった意外な落とし穴を公開します! さらに、これからでも遅くない、全国の車なしでも行けるおすすめの海と川を紹介します。

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「海」と「川」の魅力に迫る

■週末お出かけするなら「海」と「川」どっち?

  • 週末お出かけするなら海と川どっち?

どちらに行きたいか? という質問では、少しの差で「川」が人気でしたが、ほぼ半々という結果に。

そこで海と川、それぞれ選んだ理由を聞いてみました。

■「海」を選んだ理由はなんですか?

  • 「海」を選んだ理由はなんですか?

■「川」を選んだ理由は何ですか?

  • 「川」を選んだ理由は何ですか?

海と川どちらとも1番の魅力は「自然を感じられること」でした。その他項目で比べてみると海を選んだ方の理由は「施設や設備の快適さ」「アクセスの良さ」「アクティビティ」が大きなポイント。一方、川は「安全に遊べること」と「人の少なさ」との回答が多かったです。

川はトイレやシャワーなど設備がほとんどなくアクセスしにくいところが多いですが、混雑しているところはあまりない印象です。また、川は流れがあるものの、海と違い幅も狭く目の届く範囲で遊べるのでお子さんがいる方には川の方が安全と感じるようです。

川派の人の意見の中には「川で釣った魚でバーベキューは格別だった」「川の音や野鳥が楽しめる」「山の中の川は日をさえぎる木がある」「生き物がたくさんいる」という声が。特に魚を釣ってその場で食べられるという声は多く、川遊びの醍醐味に魅力を感じているようです。また、川に行けば山も楽しめることが多いのでという声もありました。

対照的に、海は駅から近くアクセスが良いところや、シャワーやトイレ、駐車場がきちんと整備されているところが多いです。また、自販機が設置されていたり、海の家で食事が提供されていたりなど、便利な印象です。ダイビングやシュノーケリング、SUPなど初心者でも楽しめるアクティビティが充実しているのも特徴でしょう。

海派の方の意見には「海はみるだけで楽しい」「砂浜でサッカーやバレーができる」「海の家のお姉さんに恋」などがありました。海水浴以外にも、マリンスポーツができること、癒しを求めて海に行く方も少なくありません。また、恋が生まれやすく刺激的なのは海という方も多々おり、アバンチュールを楽しみたい方はいいかもしれませんね(笑)

それぞれに魅力がありますが、小さいお子様連れの方や、人混みが嫌いなら「川」、アクテビティや便利さを重視したいなら「海」を基準に選ぶのがおすすめです。

楽しい反面、危険もいっぱい

楽しい場所である両者ですが、危険が伴うのもまた事実。アンケートでは海と川で危険だと感じたポイントについても調査しました。これからのお出かけに備えてください!

■海で危険だと感じたことは?
海については、「クラゲに刺された」「海で高波にさらわれそうになった」「熱中症になった」「お酒を飲みすぎた」と回答した方が多かったです。

特にクラゲや高波は最悪の事態になりうるので事前の確認をしておきましょう。また、海だからといって水分を取り忘れて熱中症になったり、ついつい盛り上がってお酒を飲みすぎたりして事故に繋がることがあります。十分に注意してください。

■川で危険だと感じたことは?

川については、「苔で足を滑らせた」「増水や深みにはまった」との回答がたくさん寄せられました。岩場は滑りやすいので足にフィットしたサンダルがおすすめです。また川の流れが急に早くなることもあります。雨が降ったあとは増水もしているので、川に入る前は慎重に確認してください。

それでは、9月からでも楽しめる全国の海と川を紹介していきます。

車なしで行ける! 全国のおすすめビーチ3選

■三浦海岸海水浴場(神奈川県)
アクセス:京急久里浜線「三浦海岸」駅から徒歩約5分

8月には花火大会やビーチイベントで賑わう三浦海岸を代表する海水浴場です。電車でも行ける上、近隣には観光スポットもたくさん! 京急が出している、観光切符「まぐろみさききっぷ」でのお出かけもおすすめです。

■新鹿海水浴場(三重県)
アクセス:JR新鹿駅から徒歩約5分

全長約1,200mと広く、白い砂浜が特徴の綺麗なビーチ。環境庁の「快水浴場100選」に選ばれた波が穏やかなビーチです。SUPやシーカヤックの軽いマリンアクテビティも楽しめるのもうれしいところ。

■新宮海水浴場(福岡県)

アクセス:西日本鉄道西鉄新宮駅から徒歩5分

白い砂浜と松林が特徴の海水浴場。ビーチ全体が綺麗にカーブしており、公園のような作りになっているため、季節を問わず散歩を楽しむお出かけスポットとしてもおすすめです。

気軽に行ける! 全国おすすめの川3選

■利根川(群馬県)

暴れ川として有名な利根川では、人気沸騰中のキャニオニングやカヌーといったスリル満点のアクティビティが楽しめます。11月まで体験可能で近隣にはキャンプ場もあるので、しっかりはしゃいだあとはBBQでお肉に食らいつくなんて楽しみ方もいいかもしれませんね。

■仁淀川(高知県)

全国の水質ランキングで1位を獲得した仁淀川。きれいなブルーの川は「仁淀ブルー」と呼び名がつくほど。8月中旬~1月が一番キレイなブルーを見ることができるそうです。四国を代表する清流で川遊びも楽しめます。

■十津川(奈良県)

秘境と呼ばれる奈良県の十津川村。村を流れる川はとても綺麗でカフェや吊り橋、温泉など観光も楽しめます。中でも地下河川の洞窟を探検するアクティビティは忘れられない体験になるでしょう。3~12月の間体験が可能です。


いかがでしたか? 川ならこれからの季節でもまだまだ楽しめアクティビティもたくさんあることがわかりました。反対に海では、クラゲが心配という方は泳がなくても散歩コースとしての楽しみ方もできますね。安全に気をつけて残暑を楽しく乗り切りましょう。