九州において、鹿児島県、熊本県の次に面積が広いのが宮崎県。一年を通して温暖で日照時間が長く、「日本のひなた」としてプロスポーツのキャンプ地に選ばれることもよくあります。マンゴーやパパイヤなどの果物栽培が行われ、ヤシの木が並ぶ日南海岸など、南国リゾートの雰囲気が漂う県です。

この宮崎県にライバルがいるとすればどの都道府県なのでしょうか。本記事ではマイナビニュース会員を対象にアンケート調査を行い、結果をランキング形式でご紹介します。

  • 宮崎県のライバル

アンケートに寄せられた「ライバルだと思う理由」や「宮崎県を訪れるのにおすすめの季節」などもご紹介しますので、ご自身のイメージと照らし合わせてみてください。

宮崎県にライバルの都道府県はあると思う?

始めに、宮崎県にライバルの都道府県があると思うかを聞いたところ、回答は以下のようになりました。

ある…49.0%
ない…51.0%

宮崎県のライバル県ランキング

次に、宮崎県のライバルはどの都道府県だと思うか、先の質問で「ある」と答えた方に聞きました。得票率の高かった順にランキングにすると下記の通りです。

1位 鹿児島県…23.8%
2位 熊本県…14.3%
3位 大分県…13.6%
4位 沖縄県…8.8%
5位 北海道…6.8%
6位 福岡県…5.4%
7位 高知県…3.4%
7位 佐賀県…3.4%
9位 宮城県…2.7%
10位 秋田県…2%

ここからは10位までにランクインした都道府県の概要と、アンケートに寄せられた「ライバルだと思う理由」、「宮崎県を訪れるのにおすすめの季節」などをご紹介します。

1位 鹿児島県…23.8%

宮崎県のライバル県ランキング、1位は「鹿児島県」でした。

  • 鹿児島と桜島

九州の南端に位置し、面積も九州で一番広いのが鹿児島県です。宮崎県との共通点といえば、温暖な気候で畜産が盛んという点。肉用種牛の飼養頭数は、全国1位が鹿児島県で2位が宮崎県、豚は1位が鹿児島県で3位が宮崎県、ブロイラーの飼養羽数は1位が鹿児島県で2位が宮崎県と、どちらも規模が全国トップレベル。

鹿児島県は桜島に代表されるように火山が多く、温泉が豊かな県です。源泉総数は大分県に次いで全国2位、総湧出量は3位。霧島や指宿(いぶすき)など日本屈指の温泉地があり、砂浜に埋もれて汗をかく指宿の砂むし風呂は鹿児島ならではの観光スポットです。

鹿児島県は西郷隆盛や大久保利通など、歴史的に活躍した人物も輩出しています。日本の近代化の軌跡として「旧集成館」などの世界遺産も。そのほか、樹齢2000年を超えるとされる縄文杉が有名な「屋久島」、亜熱帯の森と独自の文化が育まれる「奄美群島」など、ダイナミックな自然に触れられるのも鹿児島県の魅力。

ライバルだと思う理由

「どちらも暖かくて、美味しいものが多い」(37歳男性)
「お隣同士で焼酎がすごく美味しい県だから」(44歳男性)
「特に地鶏と豚肉が美味しいイメージだから」(41歳男性)

2位 熊本県…14.3%

2位は「熊本県」でした。宮崎県の西側に隣接する熊本県は、宮崎県、鹿児島県とともに南九州と呼ばれています。

  • 熊本城

県庁所在地の熊本市は、九州に3つある政令指定都市のひとつ。福岡市、鹿児島市からほぼ同じ距離に位置し、北と南をつなぐ物流の拠点にもなっています。

熊本県の主な観光地といえば、加藤清正が築城したとされ、黒い城壁が勇ましい印象の「熊本城」が有名です。2016年に起きた熊本地震からの復興のシンボルとして、注目されています。そのほか山間の秘境ムードあふれる「黒川温泉」、世界最大級のカルデラをもつ「阿蘇山」、隠れキリシタンの歴史が色濃く残る「天草諸島」などがあります。

ライバルだと思う理由

「雄大な自然があり、食べ物が美味しいところが似ているので」(44歳女性)
「九州において中堅同士というイメージがある」(38歳男性)

3位 大分県…13.6%

3位は「大分県」でした。宮崎県の北側に隣接する大分県は、日本きっての「おんせん県」。別府や湯布院など人気の温泉地を抱え、温泉の源泉総数や総湧出量は日本一を誇ります。

  • 大分県の大分駅

宮崎県ほどではないものの、大分県でもブロイラーの飼育が盛んで、とり天や唐揚げがソウルフードに。特に唐揚げ専門店の多い中津市では、年に一度「からあげフェスティバル」も開催されています。そのほか、歩行者専用の吊り橋として日本最大級の「九重“夢”大吊橋」、渓谷の絶景が見られる「耶馬渓(やばけい)」などが大分観光の定番です。

ライバルだと思う理由

「同じ東九州に位置して雰囲気も似ていると思うので」(47歳男性)
「宮崎県と大分県のどちらにも新幹線が通っていないので、お互いに意識しているのでは」(29歳男性)

4位 沖縄県…8.8%

4位は「沖縄県」でした。宮崎県と同じように一年を通して温暖で「南国リゾート」のイメージのある沖縄県。どちらの県もプロスポーツチームのキャンプ地としておなじみです。また、マンゴーやパイナップルの栽培が盛んで、マンゴーは収穫量全国1位が沖縄県、2位が宮崎県となっています。

沖縄県の主な観光地は、ジンベエザメに会える「沖縄美ら海水族館」、迫力ある断崖絶壁の「万座毛」、かつて琉球王国の中心として栄えた「首里城公園」、石垣島、竹富島、宮古島といった離島など。沖縄そば、チャンプルー、ラフテーなど、独特なグルメが楽しめるのも大きな魅力です。

ライバルだと思う理由

「暖かくて冬に行きたい場所という点が似ているから」(32歳男性)
「プロ野球のキャンプ地として有名なので」(36歳男性)

5位 北海道…6.8%

宮崎県のライバル県ランキング、5位は「北海道」でした。宮崎県が南のリゾート地なら、北海道は北のリゾート地。夏は比較的涼しい避暑地として、寒さが厳しくなる冬は温泉やスキーが楽しめる場所として人気があります。そのため宮崎県にかぎらず、全国のライバル県ランキングの常連です。

冷涼な気候から北海道もまた、畜産業が盛んな地です。産出額では肉用牛が鹿児島県や宮崎県を抑えて全国1位、豚肉は鹿児島県に次いで2位となっています。酪農でいえば、北海道は乳用牛の飼養頭数が全国6割以上のシェアという酪農王国。生乳、チーズ、バターをふんだんに使ったスイーツもまた、北海道の顔と呼べる名産品です。

ライバルだと思う理由

「どちらも観光業が主要産業になっているから」(49歳男性)

6位 福岡県…5.4%

6位は「福岡県」でした。九州北部に位置し、人口50万人以上の政令指定都市が福岡市、北九州市の2つある福岡県。福岡市は九州一の繁華街、北九州市は本州からの玄関口となっています。かつては製鉄など工業の地として発展し、現在はITや金融など、あらゆる分野の産業において九州の中心地となっています。

福岡県の主な観光地は、世界遺産の「八幡製鐵所」、学問の神様とされる「太宰府天満宮」など。福岡グルメでは豚骨ラーメン、辛子明太子などが定番で、いちごのブランド「あまおう」や八女茶を使ったスイーツなども人気です。

7位 高知県…3.4%

7位は「高知県」でした。温暖で日照時間も比較的長い高知県は、宮崎県と同じように南国のイメージがもたれる県。柚子、文旦、メロン、いちごなどを栽培するフルーツ王国でもあります。漁業も盛んで、1匹ずつ釣り上げるかつお一本釣りは有名。にんにくや玉ねぎをたっぷりのせたかつおのたたき料理は、高知県を代表する料理です。

7位 佐賀県…3.4%

7位には「佐賀県」も入りました。佐賀県は九州で一番面積が狭く、人口も少ない県。しかし朝鮮半島に近く、歴史上で大陸文化の玄関口という役割を担っていたこともあります。「吉野ケ里遺跡」の出土品や、佐賀県の伝統工芸品である伊万里・有田焼などの陶磁器文化はそれを表す一例とも。また、唐津をはじめとする漁業の県でもあり、あじ、さば、いかなどが多く水揚げされています。

9位 宮城県…2.7%

9位は「宮城県」でした。宮崎県から遠く離れた宮城県は、「名前が似ていて混同する」という理由から選ばれたようす。宮城県にも有名な海岸がありますが、三陸海岸という日本有数の漁場で、かき、のり、わかめなどの養殖のほか、さんま、まぐろ、いわし、かつおなどが水揚げされます。海鮮のほか、牛タン、ずんだ餅、笹かまぼこなどが宮城グルメの定番です。

10位 秋田県…2%

10位は「秋田県」でした。秋田県も、宮崎県から遠く離れた東北地方の県。日本海に面して、冬は内陸部を中心に大雪が降ります。田沢湖や白神山地などの豊かな自然があり、八郎潟を埋め立てた大潟村は日本きっての米どころ。「あきたこまち」などが栽培されています。炊いたご飯を竹の棒に貼り付けて焼く「きりたんぽ」のほか、稲庭うどんなどの名物も。

宮崎県を訪れるのにおすすめの季節は

ここからは、宮崎県を訪れるのにおすすめの季節についてご紹介。アンケートで声の多かった順は以下の通りです。

1位 年間通しておすすめ…27.9%
2位 夏(6月~8月)…22.4%
3位 春(3月~5月)…20.4%
3位 秋(9月~11月)…20.4%
5位 冬(12月~2月)…8.8%

年間通しておすすめの理由

「夏は暑いですがマリンスポーツが盛んだし、冬はプロスポーツのキャンプ地に選ばれるくらいに暖かくて過ごしやすい場所なので」(41歳男性)
「季節ごとに美味しい旬のものが楽しめるから」(40歳女性)
「どの季節もほど良く暖かいイメージがあるから」(36歳女性)

夏(6月~8月)がおすすめの理由

「宮崎県といえばやっぱり南国リゾートのイメージだから」(36歳男性)
「とにかく夏の海はきれい。マリンレジャーのほかに、車やバイクの旅もおすすめ」(37歳男性)
「美味しいマンゴーやパパイヤを食べたいから」(44歳男性)

春(3月~5月)がおすすめの理由

「夏は暑すぎるので、夏以外で雨が少ない時季に行きたい」(49歳女性)
「日南海岸などの海岸線が美しい季節なので。花や新緑もきれいです」(40歳女性)
「高千穂は春が一番だと思うので」(42歳男性)

秋(9月~11月)がおすすめの理由

「過ごしやすい時季に観光地巡りがしたいから」(46歳男性)
「紅葉がとてもきれいで天候も安定する時季なので」(39歳男性)

冬(12月~2月)がおすすめの理由

「プロ野球のキャンプを見られるから」(44歳男性)
「冬に食べる鶏の水炊きが美味しいから」(47歳男性)

宮崎県のライバルは、南国、焼酎、火山のイメージがある県

宮崎県のライバル県ランキングをご紹介しました。1位「鹿児島県」、2位「熊本県」、3位「大分県」という結果に。ご自身のイメージと比べていかがでしょうか。

1位と2位には南九州の県が入りました。鹿児島県は温暖な気候で美味しい地鶏や焼酎がそろっていること、熊本県は有名な火山があることなどを、宮崎県との共通点としてライバルに選ぶ声もありました。

4位以下は同じ南国イメージが強い沖縄県や高知県、気候は真逆でもリゾート地として人気の高い北海道、名前が似ているなどの理由で宮城県も選ばれていました。ライバル県ランキングを見れば、その県がどのようなイメージをもたれているのかがわかりますね。

みなさんも、ご自身の出身地や今住んでいる場所にライバルがいるとすればどの都道府県なのか、考えてみませんか。

調査時期: 2025年10月2日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計300人(男性: 209人、女性: 91人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート