「ワイワイと楽しく!」学生時代の気分を思い出せるイベント、街コン。もはや、定番となった、この大型合コンは、あなたのプライベートを確実に充実させてくれるでしょう。

一般的な街コンは、休日午後スタートです。なぜなら、飲食店の空いている時間を有効活用するために生まれたイベントだから! この昼間という時間帯、そして、大型合コンとしての性質から、実は最適な服装があったのです。今回は、街コン参加時に気を付けるべき服装のポイント・NGを、スタイリスト森井が一刀両断。

■NG1.カチッとした格好!

「女性は、男性のキレイ系スタイルを好む!」と一般的に言われています。男性のスーツ姿にキュンとする女性が多いことも、その根拠の一つかもしれません。実際、休日の上品スタイルは、私が最も推奨している大人のエレガントカジュアルとして、女性から好評です。

しかし、街コンというTPOにおいては、少しだけ状況が異なるようです。キレイな格好よりおしゃれ系の方が、合コンというTPOに合致するからだと思われます。街コンに限っていえば、カチッとした格好は緊張感を生み出してしまい、楽しい空気になじまないのかもしれません。

おしゃれ系……カタチはジャケットだけれども、素材・色遣いで大胆カジュアルに

カチッと系……カチッとジャケットを、少々カジュアルに

■NG2.黒系アイテム!

夜開催の少人数合コンであれば、カッコよさ、色気を出すことも有効かもしれません。しかし、街コンではこれがNGとなります。昼間の大型合コンで、黒系アイテムの着用は、吸血鬼が昼間にいるような場違いな空気につながるリスクがあるからです。

街コンでは、赤・ピンク・黄色・オレンジなど、発色の良い挿し色を取り入れましょう。挿し色とは、全身にアクセントを効かせるカラーコーディネート。昼間開催のイベントである以上、黒ではなく、明るく鮮やかな色が効果的でしょう! 女性は男性よりも、色彩識別力が高く、色に反応しやすいということは、色彩の研究分野では有名です。

■NG3.いい人感が漂う服装!

いい人感は、街コンの天敵です(笑)。10年以上前、私自身、いい人日本代表選手権で3連覇するくらいのいい人と言われてきました、もちろん、そんな選手権があったらという話ですが……。

誠実な人間であるという本質は変わりませんが、服装におけるいい人感を取り払ったことで、人からの評価は激変しました。3%の遊び心を服装に盛り込むことで、人からの評価は大幅に変わります。遊び心とは、チャラさです。チャラいという評価は、うれしくないかもしれませんが、この要素を3%だけ取り入れてみましょう! 具体的には、今までならば絶対に取り入れない色・デザイン・サイズ感などを指します。

<著者プロフィール>
森井良行
「ユニクロさえもカッコよく」をキャッチフレーズに、大人カジュアルとして、エレガントカジュアル(エレカジ)を提唱。渋谷・有楽町etc.ショップをまわり、その人だけに似合う服をコーディネートする買い物同行サービスの実績は、のべ3,000人を超え、97%の独身顧客が「女性にほめられた」という。公式サイト「エレカジ」ではコーディネート事例や「モテるファッションアイテム」を日々紹介中。
エレカジ(エレガントカジュアル)
エレカジFacebook