イラストレーター・西又葵さん

写真編集ソフトの定番「Photoshop」が、今年で25周年を迎えます。そこで、フォトグラファーやデザイナー、イラストレーターなど、このソフトを愛用している各界のクリエイターに、アニバーサリーイヤーを記念して、ご自身とPhotoshopに関するエピソード、そしてPhotoshopへのお祝いの言葉を寄せていただきました。

今回ご登場いただくのは、ゲーム原画やアニメのキャラクターデザインを中心として活躍する一方、JAうごの「あきたこまち」美少女パッケージ(2007年~現在)など特産品のイラストパッケージを多数手がけていることで知られる、イラストレーターの西又葵さんです。

――はじめて触れたPhotoshopのバージョンと「第一印象」は?

初めて触ったのは「Photoshop4.0」でした! パソコンを初めて購入し、CGイラストを始めるために購入したのがきっかけです。(記録メディアが)フロッピーディスクだったのも懐かしい…! 第一印象なのですが、とにかく何もかもが初めてで、全然わかりませんでした(笑)

――普段の業務・活動におけるPhotoshopの使い方を教えてください。

イラストの仕事全般で使用中ではありますが、主に彩色や色の調整を行っています。昔はパスを使った線画作業もしていましたが、現在は色の部分に特化して使っています。

――最もよく使う/気に入っているPhotoshopの機能は?

とにかく「アクション」を使います。毎回毎回やっていたら面倒だなという項目も、すべて登録してアクションにしてしまえば、サッと出来て時間短縮になるので素晴らしいですね。使いまくっています。

気に入っているのはフィルタ機能です。うまく重ねて使用すればいい質感が出せたりするので何気に使ったりすることがあります。

――最後に、25周年の節目を迎えたPhotoshopへの激励の言葉をお願いします。

私たちイラストレーターをはじめ、たくさんの業界になくてはならない存在であるPhotoshop!! なかなか新機能を使いこなせなかったりもするのですが、時代についていけるように活用していきたいと思います。これからも進化するPhotoshopを楽しみにしています!!

伊勢丹にて西又さんの個展を開催

ことし3月に行われた、新宿伊勢丹でのプレ展示会の様子

This is real Japan Aoi Nishimata 2015@ISETAN

2015年10月21日~27日、新宿伊勢丹本館(5F アート&フレーム)にて、西又葵さんの個展の開催が決定しました。この期間、伊勢丹は「JAPAN SENSES(ジャパンセンシズ)」をテーマに全館が彩られ、「クールジャパン」の代表ともいえる西又さんが伊勢丹用に作品を制作。新しい世界観を披露するということです。