介護をしていれば、日々さまざまな「なぜ? どうして!?」があります。何が起きるかはわかりません。認知症の人たちはとくにそうです。100人の入居者がいれば、100の人生があり、100の事情があります。一人一人に寄り添いながら、認知症の人の世界にできる限り合わせようとしてきたある現役介護士の記録。

『認知症の人、その本当の気持ち 意味わからん行動にも理由がある』(たっつん/KADOKAWA)より、一部を抜粋してご紹介します。

前回のお話を読む

『認知症の人、その本当の気持ち 意味わからん行動にも理由がある』を1話からまとめ読み!

『麒麟模様の馬を見た 目覚めは瞬間の幻視から』(メディア·ケアプラス)という本があります。レビー小体型認知症と診断された三橋昭さんが、実際に見えている幻視をイラストに描いて記録し、メッセージとともにまとめたものです。「この幻視は幻ではありません。確かに見えるのです。それは『幻視』と呼ばれていますが恐れることはありません。むしろ歓迎すべき事象ではないかと思っています」(あとがきより)

『認知症の人、その本当の気持ち 意味わからん行動にも理由がある』を1話からまとめ読み!


『認知症の人、その本当の気持ち 意味わからん行動にも理由がある』(原作:たっつん 漫画:北川なつ/KADOKAWA)

介護をしていれば、日々さまざまな「なぜ? どうして!?」があります。何が起きるかはわかりません。認知症の人たちはとくにそうです。100人の入居者がいれば、100の人生があり、100の事情があります。一人一人に寄り添いながら、認知症の人の世界にできる限り合わせようとしてきたある現役介護士の記録。