古代オリエント博物館に行ったら、ファラオの黄金マスクをかぶるしかないっ! の巻

古代オリエント博物館のミュージアムショップは、あくまで博物館の1コーナーという位置づけのため、固有の名称はありません。ショップ前に入館受付があるので、ショップ単体での利用が念頭に置かれた配置ではありませんが、通販も受け付けているそうなので、ショップだけを利用したい方は電話で問い合わせてみると良いかもしれません。

ということで、まず博物館の公式サイトを訪れてみた著者。そこで見たものは……。

博物館自らがネタを振りまいています。しかもかなり振り切っています。迷いの一字もありません。最初は、動揺を隠せなかった著者ですが、「何でもやり切ってなんぼ」がモットーの著者としてはすごく好感が持てます。

ともかく現地に行かなければ、そしてあのお面をかぶらなければ……。池袋のサンシャインシィ内にある、博物館を訪れてみると……ありました!!。

紙製で3種類あるお面は、手軽に遊べるミュージアムショップのオリジナルグッズです。特別展で古代エジプト文明を扱った時に作ったのだとか。このほかにもオリジナルグッズはあります。収蔵品の円筒印象などの複製品(すごく出来がいい)から、収蔵品をモチーフにしたアクセサリーやストラップなどの小物(これらもすごく出来がいい)まで、かなりシブくて趣味がいい。

……「この差は一体何?」と思わずにはいられなかった著者でしたが、そのとき受付付近に謎のグッズを発見しました。あるじゃないですか。困惑間違いなし! な感じの金ぴかなファラオのボールペンだの、ヒエログリフ定規だのといった品々が。「これらも古代エジプト文明の特別展を行った時に扱い始めた商品なんですよ」(古代オリエント博物館 鈴木さん)。

ただし、これらは現地(エジプトなどなど)から買い付けをしているバイヤーさんから卸してもらっている品だそう。なので、他のどこかでも見つける可能性は十分あるけれど、これだけの品揃えが一度にあるかどうかはわからないそうです。オリジナルグッズも買い付けグッズも、それぞれの方向性に素晴らしい徹底ぶり。

ということで、裏ミュージアムグッズ発表です!

【第5位】素材へのこだわりまで凄い!『銀製ペンダントヘッド / タイピン』

アテナイの象徴でもあったフクロウをモチーフとした古代ギリシャのドラクマ銀貨を複製し、ペンダントヘッドとタイピンにアレンジしたオリジナルグッズ。

モチーフを最大限に活かすため、アレンジ部分はあくまでシンプル。高級感とセンスの良いデザインは、贈り物としても喜ばれそう。銀製品でありながら、この値段はお買い得。価格は各3,675円。

【第4位】メジャー?マイナー? ロマンの結晶、『円筒印象』

メソポタミアの円筒印象(スタンプ型の印象もありました)の複製品。粘度型押し付きのオリジナルグッズです。「これ、何に使うの?」とかいう野暮なことは聞かないように。

円筒印象は、誰でも一度は教科書で見たことがあるかと思います。印象として使用された彫刻品は、「インタリオ(陰刻)」という、カメオとは逆の技法の品で、それこそ粘土などに押して、初めて彫りの素晴らしさが判別できるもの。写真は「円筒印章」BC.800年頃のメソポタミア出土の円筒印象の複製品です。くれぐれも本物だとか言って悪用せず、個人用としてコロコロ楽しみましょう。価格は1,000円。

【第3位】なにげにポップでかわいいよ☆『ヒエログリフ定規』

あの「ヒエログリフ」(古代エジプトの文字の一種)が書ける定規。しおり付きで、自分の名前などを書いて楽しめます。誕生日のメッセージカードや、ちょっとした暗号としても使えるかもしれません。大人から子供まで楽しめること請け合いの逸品。外側はフツーの定規ですが、簡単に象形文字が描けるように型抜きされてるよ! 色もピンクと黄色と黄緑の３色。価格は一本800円。

【第2位】エジプトの神秘は黄金の輝き……『エジプト フィギュア ボールペン』

古代エジプト・ファラオや王妃といったフィギュアとボールペンがドッキングした、衝撃の一品。著者も書き味を試させて頂いたんですが……なんでこれをボールペンにする必要があるのかは、正直言って謎です。でも、存在感たっぷりなので、人とはどう見ても違うものを持ちたい、小物にこだわる方にはマストでしょう! 4種。価格は各750円。

【第1位】ミステリアスに素顔を隠して…『お面』

ミュージアムオリジナルグッズです。文句無しの堂々1位です。

アヌビス神、ファラオの黄金マスク、王女像の3種類をラインナップ。悪の組織と戦う時にもオススメです。紙製なので、雨の時には気をつけて☆

……という冗談はともかく、お手頃な値段なことも合わせると、大人から子供までこのミュージアムを訪れたお土産として手軽に楽しく買って帰れる品なのは確かじゃないでしょうか。価格は1枚400円、3種セットで1,000円。

古代オリエント博物館のミュージアムショップを勝手にジャッジ!

インパクト	★★★★★
価格	★★★★
レア度	★★★
実用性	★★
注目度	★★★★★

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ミュージアムショップ概要

アクセス	JR・各線池袋駅より徒歩15分、東京メトロ有楽町線東池袋駅より徒歩6分、サンシャインシティ文化会館7Fへ。
開館時間	10:00～17:00(入館は16;30まで)
休館	展示替日及び年末年始。展示期間中は無休。 (不定期のため、サイト等を参照 特別展の展示時期には常設展が見れない場合もあり)
入館料	個人 : 大人500円 / 大学・高校生400円 / 小・中学生150円