昨年9月のリリース以来、順次ご紹介してきましたiOS 13の新機能。日頃の生活やビジネスに活用していらっしゃいますでしょうか。今回は改めてこれらの新機能を総ざらいしたいと思います。

最初にチェックしておきたい、iOS 13注目の新機能

まずはざっくりと全体を。ダークモードの搭載、3D touchの廃止、「ファイル」の外部デバイス対応など、大きな新機能がいくつもありました。

指3本で「取り消し」や「コピペ」ができる

これまでシェイクやメニュー表示で対応していたコピー&ペースト、取り消し/やり直しなどの操作が指3本のジェスチャでできるようになりました。

リマインダーの日時・場所指定が超簡単になった

「リマインダー」は指定した日時・場所で必要な通知を出してこそ真価を発揮します。iOS 13ではそのインタフェースが改善され、簡単に日時・場所を指定できるようになりました。

大量の写真がより見やすく・探しやすくなった

「写真」は年/月/日の切り替えで大量の写真の中から見たいものをより見つけやすくなりました。検索ワードによる検索も強化されています。

より多彩な機能で写真・動画を補正

「写真」の編集機能ではより多彩な項目を、より柔軟に操作できるようになりました。動画も同じように編集が可能です。

メールの書類添付や文字フォーマット編集を効率よく

「メール」はインタフェースを大きく改善。書類・写真を添付したり、文字フォーマットを編集する機能へのアクセスが簡単になりました。

毎日使うSafariをより効率よく

目に見える大きなアップデートはなかった「Safari」ですが、実は細かい使い勝手が地味に改善されています。毎日使うものだからこそ、こうした機能で差が出ます。

- iOS 13の新機能 - 地味に便利になった「Safari」使いこなし

経路案内プラスアルファを使いこなしたい

「マップ」は現在地や行き先への経路を確認するだけでなく、よく使う場所や気になる店、行きたい場所などをまとめて、自分用の情報源にもできるアプリになっています。

添付ファイルやダウンロードもiPhoneだけでOKに

「ファイル」アプリでは、これまでiPhoneの弱点だった書類の送受信やダウンロード、外部デバイスへの読み書きが可能になりました。外出中にパソコンを使う機会を減らせるかもしれません。

ファイルサーバやNASとのやり取りもスムーズ

ファイルサーバやNASへのアクセスは、これまで専用のアプリを使う必要がありましたが、iOS 13では「ファイル」アプリから直接アクセスできるようになりました。

カメラを使って紙の書類をPDFで保存

こちらも「ファイル」アプリの新機能。カメラで紙の書類をスキャンし、指定したフォルダに直接保存することができます。

カスタムフォントでドキュメントの編集をより多彩に

iPhoneに新しいフォントを追加するには、これまで専用のフォント管理アプリが必要でしたが、iOS 13ではそれがより簡単にできるようになりました。

お好みのパーツで作るアバター「ミー文字」がステッカーに

「ミー文字」は、目鼻や髪型などいろいろなパーツを組み合わせてアバターを作り、イン側カメラに写した自分の顔で表情を操れる機能。これを「メッセージ」用のステッカー(LINEでいうスタンプ)にする機能が追加されました。

困ったときのために探せる準備を

もしiPhoneをなくしてしまったら、新しくなった「探す」アプリの出番です。困ったときのための準備と、Macや他の人のiPhoneから探す方法、遠隔ロックする方法を覚えておきましょう。

「いまココ」をリアルタイムで共有

こちらも新しくなった「探す」アプリの使い方。家族や友達と位置情報を共有しておけば、混雑した場所や慣れない場所ではぐれても相手の場所を確認できます。移動の通知機能を、毎日の「帰ります」メッセージとして活用することも。