愛犬家なら「犬の気持ちが知りたい」と思いますよね。犬は、言葉が話せなくても、行動やしぐさで伝えているといいます。それぞれにどんな意味があるのか知ることで、飼い主がしてあげられることもあるのではないでしょうか。

今回は平岡動物病院の獣医師・荒木貴裕先生に犬の行動やしぐさについて、教えていただきました。

■愛犬がうしろをついてくる、その理由は?

犬がうしろをついてくると言っても可愛らしい行動に見えますが心の病の可能性もあります。どんな理由があるか見てみましょう。

【1】習性

犬はもともと群で行動する動物なので「一緒に行動したい」と思っているかも知れません。

【2】期待

飼い主と一緒にいれば楽しいことやおやつをくれるなど何かいいことがあるかも知れないと思いついてきているかも知れません。

【3】信頼や愛情

飼い主と一緒にいると安心できたり、大好きで一緒にいたいと思っているからかも知れません。

【4】要求

遊んで欲しい、散歩に行きたい、かまって欲しい、ごはんが欲しいなど要求があってついてきているのかも知れません。

【5】分離不安

飼い主が好き過ぎるがあまり離れることができない場合があります。離れることで不安が強くなりストレスがかかり病気や問題行動が出てくることもあります。場合によっては獣医師に相談することをお勧めします。

監修ドクター：獣医師・荒木貴裕先生

札幌市清田区の平岡動物病院の院長。主に呼吸器、整形、眼科、歯科の外科とエキゾチックアニマル診療を中心に力を入れている。趣味は娘と遊ぶこと。


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