製品番号は、左から3文字は製造された工場を意味する規格番号となっており、右から4文字は工場で作成した番号を意味しています。ここでは入力された製品番号から指定した文字数を抜き出す「LEFTB関数 / RIGHTB関数」の使い方を説明します。

LEFTB関数 / RIGHTB関数と似た関数に、LEFT関数 / RIGHT関数がありますが、全角・半角の区別なく指定した文字数を抜き出したい場合にはLEFT関数 / RIGHT関数を、指定したバイト数を抜き出したい場合にはLEFTB関数 / RIGHTB関数を使用します。今回は、製品番号が半角の英数字で入力されているためLEFTB関数 / RIGHTB関数を使用します。LEFTB関数 / RIGHTB関数は、関数の分類[文字列操作関数]から使用します。

半角英数字で入力された製品番号から文字を抜き出す

関数の書式

=LEFTB(文字列,バイト数)

=RIGHTB(文字列,バイト数)

使用例1:製品番号の左から3バイトを抜き出す

=LEFTB(B2,3)

製品番号の左から3文字(工場を意味する規格番号)を抜き出す

使用例2:製品番号の右から4バイトを抜き出す

=RIGHTB(B2,4)

製品番号の右から4文字を抜き出す

どちらの関数も引数のバイト数の指定を省略した場合には、既定値で1を指定したとみなされます。

引数を指定したため、既定値の1文字が指定され結果に「A」が表示