「なんでこの仕事を選んだっけ?」と思ったことがある方へ。今の仕事を選んだ理由をマンガ家りゃんよさんの周りにいるちょっと変わった人たちに聞いちゃいます。今回は「レースクイーン×広報×ライター」の顔をもつ、橋本岬さん(通称:みさきちゃん)です。

  • 橋本岬さん(通称:みさきちゃん)

YOUはどうして「レースクイーン×広報×ライター」へ?

りゃんよ:みさきちゃん出会った時から、レースクイーンとライターはやってたけど広報は去年急にやりだしたよね、びっくりした!

みさき:そうなんですよ~。わたしもやったことないから社長に誘われた時びっくりしたんだけど、わたしは基本的に自分が何したいかより周りに何を求められてるかを大事にしてるんです。だから誘ってくれたってことは向いてるって思われたんだと思って、やるからにはがんばろ~って始めてみたんですよ~。

りゃんよ:え、なにそれ……めっちゃいい話……!!

そもそもなんで今の「レースクイーン×広報×ライター」になったのか、いちから聞いてもいい?

みさき:最初はファッション誌で働くのが夢で学生の時にアルバイトから始まりました。一番好きだったファッション誌の編集プロダクションに入れて、夢が叶ったんです。

だけど、出版業界全体の不況もあって、なかなかいい条件で働けなくて、しばらくしてフリーランスになりました。

でも、フリーランスって何かしらの肩書きがないと、活躍できないな思って……何しようか悩んだんですよね。

りゃんよ:わかる! わたしも最初の頃、エロストレーターですっていってキャッチーさを売ってたわ!!

みさき:で、とりあえず人気のある女の子の肩書きを見たら、「元ミス~」とか、「モデルの~」とかそうゆうのいっぱいあって、もっとキャッチーなものにしようってレースクイーンにしました。

りゃんよ:笑!! したのはわかるけどどうしたの!?

みさき:仕事で取材した芸能の子に、おすすめのレースクイーン事務所を教えてもらい履歴書を送って面談して、所属させてもらうことになりました。

後日編集長に「わたしもレースクイーンになりました」って言ったら、めちゃくちゃ驚かれましたね。

りゃんよ:いや、だって普通書類送ってもなれないもん。びっくりするわ(笑)

みさき:それが「レースクイーンライター」の始まりで、それからしばらくたらライターの仕事がうまくいってきて1回レースクイーンは辞めちゃったんです。

でも、去年からさっき言ってたシューマツワーカーって会社での広報を始めて、今までの経歴を掛け合わせて自分にしかできない働き方をしてみたいなと思って、レースクイーンに戻りました。

りゃんよ:おぉぉーーーー

ごめん、そもそも広報って会社を広める仕事だよね?

みさき:そうです、会社のことを広めるためにメディアに書いてもらったり。

だから私、レースクイーンライターとしてライターお仕事を取ってきて会社のことを取材して自分で書いてってやってるんです! あとメディアに美少女企画をやりたいって言われたら、事務所の子に出てもらい、それも取材して書いたりしてます。

りゃんよ:なにそれ、最強じゃん!!!!!

みさき:てへてへ^^

今は「レースクイーン×広報×ライター」がだいたい「3:4:3」くらいでやってますね。

りゃんよ:広報って正社員なんだよね? 1日8時間くらいいるでしょ?

みさき:はい、だから他の仕事は帰ってきてからとか、あと土日に入ったりとか。

りゃんよ:みさきちゃんのその一生懸命さと仕事に対する真っすぐな姿勢あっぱれですわ。

みさきちゃん今日はお忙しいところをありがとう……!!!

■取材協力:橋本岬さん
1991年生まれ。株式会社シューマツワーカー広報。ファッション系の編集プロダクションを経て独立。2015年からフリーランスでウェブコンテンツのライター・編集をしつつ、レースクイーンとしても活動を開始。2016年、ミス東スポ2017ファイナリスト。2018年に、以前から友人だった株式会社シューマツワーカーのCEO松村に「メディアも企業も繋がってるならうちで広報すれば?」と声をかけられて現職に。副業としてライターもグラビア活動も継続中。モットーは「置かれた場所で咲く」。

りゃんよ

1987年生まれ。興味持ったことを、面白くわかりやすく伝えたがりイラストレーター。広告・雑誌・書籍・広告・WEBなどなどで活動。おふざけテイストが得意。著書『好きなイラストでオカネを稼ぐ方法』『りゃんよのおもしろかわいいイラストの描き方』

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