東急電鉄は26日、ダイヤ改正を3月13日に行うと発表した。こどもの国線を除く東急線全線で終電時刻の繰上げを行うほか、利用動向の変化に対応した運行ダイヤの適正化を図る。

  • 東急電鉄が3月13日にダイヤ改正を実施

ダイヤ改正のおもなポイントとして、ホームドアなど設備の増加に伴う保守点検での夜間作業時間や夜間作業に関わる要員を確保するため、こどもの国線を除く東急線全線で終電時刻を15~30分程度繰り上げる。初電時刻の大きな変更は行わない。1月20日から実施している終電時刻の繰上げとは時刻が異なる。

田園都市線、大井町線、池上線、東急多摩川線、世田谷線、こどもの国線では、日中時間帯(10~16時台)を中心に、利用動向の変化に対応した運行ダイヤの適正化を実施。東横線、田園都市線では、朝間・深夜時間帯においても一部区間・一部列車で運行ダイヤの適正化を実施する。

平日朝における利便性・速達性の向上も図り、東横線で平日6時台に運行される上り特急について、横浜~渋谷間で現行の26分から25分に短縮して運転。田園都市線では、平日朝6時台の中央林間駅始発の準急1本を急行に変更し、7時台の中央林間駅始発の準急を2本から5本に拡大することで、利便性・速達性の向上を図るとしている。