8月の1カ月間、ひと月でTOEIC 50点アップ大作戦!を敢行し、925点を目指していたわけだが、先月受けたTOEICの結果が返ってきた。リスニング480、リーディング470のトータル950点! 目標を25点も上回る快挙だ。

しかし、スコアレポートの分野別成績を見ると、リーディングでは文法が89%で何か間違えたらしい。リスニングはまんべんなく間違えている。まだまだであることを痛感…。

目標の925点は軽くクリアしたものの、細かいところで多くのミスが…

今回75点アップしたわけだが、ある意味ほっとしている。ビジネス英語を学習している方なら、日向清人先生の「ビジネス英語雑記帳」という人気ブログをご存知かと思う。このブログのとある記事で日向先生がこういうことを書かれている。

TOEICでのスコアアップを勉強の目安として使い、力がついたかを判定するには、部門別では35点、合計では70点の点差が必要だということです。70点に行かないような点差は統計的には「まぐれ当たり」の範囲内でしかなく、従ってそんなことで一喜一憂すべきではないとも言えます。

これを読んでいたので、50点アップ十分ではなく、なんとしても70点はアップしたかった。今回75点アップしたので、この日向先生の発言をお蔵入りさせずに、晴れてここに書ける。

皆さんもTOEICで20点や30点アップした、ダウンしたと一喜一憂があるかもしれないが、その程度は誤差の範囲なので気にしないように。

いずれにしても75点アップは『新TOEICテスト 直前の技術』と、『TOEICテスト新公式問題集〈Vol.3〉』(〈Vol.4〉が発売になりました)の賜物。やはり「技術」はホンモノだった、ということになるだろう。TOEICのスコアを上げたい方には改めておすすめだ。

しかし、今やTOEIC神話が私の中で崩壊しているのはご承知のとおり。今年の夏の1カ月間、TOEIC対策に燃えていたのが、ずいぶん昔のように感じる今日この頃だ。

そうはいうものの、英語の学習のきっかけとしては、TOEICは有効だとは思っている。それは、自分の伸びがスコアという形で目に見えるからだ。

TOEICに興味を持った方には、次のような無料サイトで学習してみてはどうだろう。

まずは、TOEICを主催する団体のページであるTOEIC公式ホームページをチェック。ここでTOEICの実施時期、テスト内容など、事実関係を確認しよう。

現在、TOEICテスト30周年記念のプロジェクトとして「TOEICスコアアップ・プロジェクト」が開催されている。ここでは参加者は自分のTOEICの目標スコアを宣言し、今年11月のTOEIC公開テストと、12月、または1月のTOEIC Speaking & Writing テストを目指して学習に取り組むようだ。

参加者には隔週で「プロジェクトメール」が届くが、学習自体は各自が自由に行うというゆるいコミュニティだ。本プロジェクトへの参加申し込み締め切りは、2009年10月14日(水) 24:00なので、これを見たらすぐ申し込んでほしい。もちろん無料だ。

ここにはいろいろなTOEIC関連の読み物があり、「番外編 TOEICのひみつ」というページには、「3年前のTOEICのスコアを履歴書に書いてもいいか」という質問への回答が載っている。答えはOKだ。TOEICスコアは2年間の有効期限があると私はどこかで聞いたことがあるが、どうやら間違いだったようである。そのほか、「TOEICテストの問題用紙がなぜ回収されるのか」「どうして2時間で200問と多いのか」「全問正解しなくても、最高点になることがあるのは本当か」など、みんなが知りたい疑問に主催団体からの回答がなされている。

次に、SPACE ALCに行こう。皆さんご存知の、英辞郎のWEB版で有名なSPACE ALCはTOEIC関連も充実している。「TOEICテスト対策」というページでは、初めて受ける人から、470点、600点、730点、900点を目指す人まで、それぞれのミニテストを無料で提供している。また、筆者にとっては感謝してもしつくせない「直前の技術」のヒロ前田さんによる「ヒロ前田のTOEIC解体新書」というブログもTOEICの傾向を細かく分析したい向きには必見だ。

さらに、Yahoo! JAPANの英語学習のTOEIC対策のページでは、TOEICデイリーミニテストというリスニングとリーディングの問題を毎日受けることができる。もちろん無料だ。

最後に、AllAbout TOEIC・英語検定では、TOEICに関するあらゆる情報が得られるので、さらにのめりこみたい向きは見てほしい。カリスマTOEIC講師の長本先生へのインタビュー記事がおもしろい。長本先生というと私もここで以前おすすめめした『TOEIC文法 鉄則大攻略』『TOEIC文法 急所総攻撃』でお世話になった。この本で文法を復習しようかしらん。

Have a happy TOEIC life!

著者紹介

本多義則 (Yoshinori Honda)

日立製作所勤務のIT系研究者。10年前に趣味と実益を兼ねて英語学習を再開以来、アナログからデジタルまであらゆるツールを駆使して英語学習に励んでいる。職場では「英語ができる男」と見られているが、実はそうでもない真の実力との差を埋めるべく、英語学習をやめられなくなっている。休みの日の朝は英語のメルマガ執筆にいそしむのが習慣。取得した英語関連の資格は、英検1級、TOEIC955(瞬間最大風速)、通訳案内士(英語)。座右の銘は「あきらめない限り必ず伸びる」。著書に『伸ばしたい!英語力―あきらめない限り必ず伸びる