西武鉄道は今後、本線系(池袋線、新宿線)に新造車両、支線系(国分寺線、狭山線、西武秩父線など)に「サステナ車両」を導入して省エネルギー化を加速させ、2030年度までに車両のVVVF化100%達成をめざすとしている。8000系に次いで2例目の「サステナ車両」となる7000系は、単なる他社譲受車両ではなく、西武鉄道の運行形態に合わせてワンマン運転対応と安全設備の強化を行っており、「西武仕様」で再構築した車両といえるだろう。

7000系は東急電鉄9000系の雰囲気を残しつつ、車両デザインの変更と機器更新で「サステナ車両」としての統一感を持たせた点も特徴となる。「サステナ車両」の導入により、環境負荷の低減と設備投資の効率化を両立させることにつながるため、地方鉄道や大手私鉄における将来的な車両更新のモデルケースとなる可能性もありそうだ。

「サステナ車両」7000系は6月27日から狭山線で運行開始予定。多摩川線、多摩湖線、西武秩父線への導入も予定しており、具体的な運行開始時期などの詳細は改めて案内される。

  • 西武鉄道「サステナ車両」7000系(元東急電鉄9000系)の運転台

  • 西武鉄道「サステナ車両」7000系(元東急電鉄9000系)の車内

  • 西武鉄道「サステナ車両」7000系(元東急電鉄9000系)の外観