元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が7日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【徹底解説】“最下位予想”続出のヤクルトが首位!! 『強さの要因は危機感と雰囲気にある』苦しむDeNA…相川監督の誤算は?/“1番牧”はこのまま続けるべきなのか?」に出演。DeNA・相川亮二新監督の采配に、疑問を投げかける一幕があった。
相川亮二新監督の采配に思うこと
動画公開日の4月7日終了時点で10試合を消化し、3勝7敗でセ・リーグ5位だったDeNA(※4月14日時点も5位)。この時チーム打率は.247でリーグ3位を記録しているものの、防御率は3.55で現在リーグ5位と、投手陣を中心に苦しい戦いが続いていた。
現状のDeNAについて、高木氏は「ツッコミどころも満載なんだよね、今のところ。なんでこうしたの? ああしたの? なぜこうなった? ああなった? これが多いんだよね」と、相川監督の采配に首をかしげると、「新監督だからさ、やっぱりそこら辺は多めに見てあげないといけないとは思うけども」「選手たちは生活もかかってる」と、新体制への理解を示しつつも、勝負の世界の厳しさを指摘した。
続けて、主軸の牧秀悟を1番に据える起用について、「これに関しては俺、別に何とも思わないよ」と前置きしつつも、「ただ、牧が1番でいいのかなっていうのは思う」「上位に置くっていうのはいいけども」と持論。その理由として、「結局何もできないという。相手にプレッシャーをかけるものはない」「長打、繋ぐ選手はたくさんいるんだけども、引っかき回すという意味では重いよね、攻撃が」と、足を使った揺さぶりなどが欠け、相手投手にプレッシャーを与えられていない現状を課題に挙げた。
さらに高木氏は、具体的な継投策にも触れ、「これは相川も『自分のミスです』って言ってたけども、石田の代え時とかね」「例えば、この前のジャイアンツ戦でも、大城が異常に相性がいいのに伊勢を持っていった。伊勢も気の毒だし、なんで坂本じゃなかったのかなとか」と実例を列挙。「データでやってるんだったら、そこら辺は間違えないと俺は思うんだけどね」と述べ、相性や戦況を読み違えた采配に厳しい表情を見せていた。
【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。
