特番が相次いだ3月最終週、その中で最後まで圧倒的に“視線”を集めたのは、TBS日曜劇場『リブート』だった。

REVISIOが発表した、テレビ画面に視線を向けていた人の割合がわかる「注目度」の週間番組ランキング(3月23日~29日)では、最終回を迎えた同作が個人全体1位、コア視聴層2位を記録。年度末改編期ならではの大型特番が並ぶ中でも、家族愛とサスペンスを極限まで高めたクライマックスが、視聴者の強い注目を引き寄せた。

  • 『リブート』主演の鈴木亮平

    『リブート』主演の鈴木亮平

テレ朝3番組が個人全体トップ10に

3月最終週は年度末の改編期にあたり、特番が多数ランクインした。テレビ朝日は『ポツンと一軒家春の2時間SP』(ABCテレビ制作)が個人全体5位、『芸能人格付けチェック』(同)が8位、『タモリステーション』が9位と3番組をトップ10に送り込み、局としての存在感が際立っている。

『芸能人格付けチェック』は唐沢寿明や高橋一生ら18人が参戦した3時間半SPで、4チームが「映す価値なし」になる波乱の結果に。『タモリステーション』は昭和100年にちなんだ「ヒット商品100年史」を特集し、幅広い世代の関心を集めた。

レギュラー勢もテレビ東京『出没!アド街ック天国』がせんべろの聖地・赤羽を特集して7位に入り、特番とレギュラーがバランスよく並ぶ1週間となっている。

  • コア視聴層ランキング

    コア視聴層ランキング

  • 個人全体ランキング

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大西利空、斎藤恭代、井上貴博アナの登場にも反響

TBS日曜劇場『リブート』は、コア視聴層2位(注目度72.3%)、個人全体1位(注目度72.2%)。鈴木亮平演じるパティシエ・早瀬陸と戸田恵梨香演じる妻・夏海の物語がついに完結を迎えた。妻殺しの罪を着せられ、整形で悪徳刑事・儀堂歩として生まれ変わった早瀬が、家族を取り戻すために奔走してきた全10話。伏線が一気に回収される最終回(20分拡大スペシャル)は、極限状態の中で迫られる決断など予想を覆す展開の連続で、最後まで目が離せない仕上がりとなった。

物語の核となる家族愛を力強く際立たせたのが、原田美枝子演じる母・良子や息子・拓海の存在。一方で、前話から登場した市川團十郎演じる大物政治家・真北弥一が物語に張り詰めた緊張感をもたらし、伊藤英明演じる真北正親の動向にも視聴者の注目が集まった。

さらに、北村有起哉さん演じるダークバンカー・合六や、永瀬廉演じる冬橋との予測不能な駆け引きが交錯。タイトル「リブート」に込められた想いが重なるクライマックスや、最終回を彩るゲスト陣(大西利空、斎藤恭代、井上貴博アナウンサー)の登場にも多くの反響が寄せられている。

黒岩勉氏が手掛けた「エクストリーム・ファミリーサスペンス」の脚本は全話を通じて高い完成度を維持し、TVerでの初回配信開始後8日間の再生数は歴代最多の478万回を記録した。放送翌日の3月30日からはNetflixでの国内全話一挙配信がスタートし、6月14日からは全世界配信も予定されるなど、その熱狂は国内にとどまらない広がりを見せている。