お笑いトリオ・3時のヒロインの福田麻貴が出演するドラマ『婚活バトルフィールド37』(テレ東系 毎週金曜24:12~24:42)が放送中だ。
福田が演じる青島知恵子は婚活歴8年で、婚活をデータと理屈で分析する“こじらせ理論派”。感情で突き進む赤木ユカ(加藤ローサ)とは正反対の価値観を持ちながら、婚活という戦場で度々彼女と関わっていく。
福田は「自分と共通点の少ない役」だという青島とどのように向き合ったのか。そして、彼女自身の結婚観はどんなものなのか。ドラマの記者会見後にインタビューの時間をもらい、話を聞いた。
青島を演じるにあたって“声のトーン”を変えたワケ
――1話、拝見しました。まず福田さんの声のトーンが普段とかなり違っていて驚きました。
うれしい。
――青島が理路整然と話すキャラクターだから、あのトーンでいこうと思われたんですか?
そうですね。ちなみに、声のトーンってどう違うように感じましたか?
――ツッコミの印象があるからかもしれないのですが、テレビでお見かけするよりも低いなと感じました。
そうですよね。原作があるので、「どういうしゃべり方をする人なんやろう?」というところから考えたときに、コミュニケーションに重きを置かなかった人生の人のような気がして。となったら、ちょっと低くてボソボソとしゃべる系かなとも思ったんですけど、漫画的な面白さもあるから、要所要所ははっきりしゃべったほうがいいのかなと思って、あのしゃべり方にしたんです。
――どなたかモデルにした人が?
実在の人物のモデルは特にいないんですけど、私、オフの時は割とボソボソとしゃべる系なんですよ(笑)。だから、「青島は自分と全然違う人やな」と思いつつ、「似てて楽やな」と思う瞬間もあって。というのも、外界との接続をシャットダウンしながら存在してるときが結構あるんです。
――そんなときが!
テレビに出てても、「よう、こんな普通に明るい感じでしゃべってるなあ。そんな状態じゃないのに」みたいなときがあるんですよ(笑)。なんて言ったらいいかな……思ってることと違うというよりは、明るく振る舞うような気分じゃないときってあるじゃないですか。それがほとんどなんで(笑)。
――ほとんどですか! だいぶ頑張っている日が多いんですね(笑)。
そうそう(笑)。だから、自分の内側の静かな一面のままでいられるので、青島を演じてても、あんまりしんどくない。テンションを上げるほうがしんどいので(笑)。楽屋にいるオフのときみたいな、凪な感情のままでいることができるシーンも多くて。もちろんシーンによってはめっちゃキレてるときもあるんですけど。
――似てないようで、突き詰めると似てる部分もある。
そうですね。内面の静けさは似てるかもしれないですね。
――すごい奥深い話ですね。最初の設定を見て、自分のビジュアルに自信を持っている赤木にも、元官僚で頭がいい青島にも共感できないだろうなと思っていたんですけど、いざドラマを観ると、青島にはなぜか共感できて、どんどん好きになっていく感じがしたのも、今の演技のお話を聞いて納得できました。
うれしいです。

