テレビ埼玉(テレ玉)の正月恒例特番『第34回埼玉政財界人チャリティ歌謡祭』(1月1日19:00~ ※再放送:同11日19:00~)。年々磨きがかかる出場者のユニークなパフォーマンスと、お堅いイメージの政財界人とのギャップが大きな話題を集め、県を越えて“埼玉の奇祭”と愛される番組になっている。

マイナビニュースでは11月29日、大宮ソニックシティ 大ホールで行われた収録を取材。全出場者に本番のステージ直後に行ったインタビューをお届けする。今回登場するのは、18回目の出場となるサイサンの川本武彦会長と、16回目の清水勇人さいたま市長だ。

  • (左から)サイサンの川本武彦会長、清水勇人さいたま市長 (C)テレ玉

    (左から)サイサンの川本武彦会長、清水勇人さいたま市長 (C)テレ玉

会長昇任、商工会議所会頭就任もステージに立ち続ける理由

毎年、大ファンの矢沢永吉の曲を披露する川本会長だが、今年選んだ曲は「黒く塗りつぶせ」。「“前に進んでいくぜ!”という前向きな歌なんです。2025年、グループが80周年を迎えましたので、100年に向けてという思いを込めてふさわしい曲だと思いました」と理由を明かす。

豊富な練習量による完成度の高いパフォーマンスが名物だが、「実は足を捻挫して、今日も接骨院に行きまして。それに社内でインフルエンザが流行ってしまったので、今日初めて全員そろうことができたんです」と、かつてないピンチに襲われた今回。それでも、「やっぱり社員でやっている一体感があるので、みんなが頑張ってくれて、良いステージにできたと思います」と手応えを述べた。

25年は社長から会長に昇任し、さいたま商工会議所の会頭にも就任。それでもステージに立ち続けるのは、ライバルだという馬車道・木村徳治名誉会長の存在が大きい。「同じ時期に出始めて、最初の頃は端っこで“新人ですよね”なんて話していたのを、もう20年近く前ですが、ついこの間のことのように思い出します。お互い社員ダンサーも参加して切磋琢磨しているので、これからも一緒に頑張りたいですね」と意欲を示した。

「より多くの人に手話を広げていく」使命感

清水市長が披露したのは、「アンパンマンのマーチ」。「NHKの朝ドラ『あんぱん』でやなせたかしさん夫妻の物語放送されましたが、浦和のキャラクター『浦和うなこちゃん』を作ったのはやなせさんなんです。それを市民の皆さん、市外の皆さんに知っていただく絶好の機会だと思いました」と選曲の狙いを明かす。

毎回、手話を披露するのがおなじみの清水市長。前年のTHE BLUE HEARTS「TRAIN-TRAIN」に比べてテンポが遅いため、難易度も下がったかと思いきや、「手話的には結構速いものですから、難しかったんです。10月くらいから練習を始めたのですが、ちょっと失敗してしまいました」という。

2025年は聴覚障害者のスポーツの祭典「東京デフリンピック」が開催され、さいたま市では手話言語条例が制定されており、「より多くの人に手話を広げていくことが大切だと思っています」と使命感を語っている。

『第34回埼玉政財界人チャリティ歌謡祭』セットリスト ※【 】内は出場回数

1:東京ガス(株)埼玉支社・青木健支社長【初】/Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」
2:行田市・行田邦子市長【初】/キャンディーズ「年下の男の子」
3:YKKAP(株)埼玉支社・水野彰二 支社長【3】/EXILE「Choo Choo TRAIN」
4:鳩山町・小川知也町長【初】ラッツ&スター「(め)組の人」
5:(株)コマーム・小松君恵会長【4】/「コマーム30周年スペシャルメドレー ~能楽 猩々-こころま~るく こどもパワーGO!!~」※オリジナル曲
6:(株)埼玉りそな銀行・福岡聡社長【5】/郷ひろみ「2億4千万の瞳」
7:秩父市・清野和彦市長【初】/小沢健二 feauturing スチャダラパー「今夜はブギー・バック」
8:埼玉県議会・白土幸仁議長【初】/なっく・ストロベリ~FIVE「さいたまイチゴ推しっす! 優勝~ストロベリー!」
9:(株)シタラ興産・設楽竜也社長【2】/長渕剛「情熱」
10:ケアハウス和みの里・山中和子理事長【18】/水前寺清子「三百六十五歩のマーチ」
11:桶川市・小野克典市長【7】/松たか子「Let It Go~ありのままで~」
12:(株)馬車道・木村徳治名誉会長【19】/石原裕次郎「二人の世界」
13:(株)サイサン・川本武彦会長【18】/矢沢永吉「黒く塗りつぶせ」
14:さいたま市・清水勇人市長【16】/ドリーミング「アンパンマンのマーチ」
15:(株)清水園・清水志摩子社長【34】/アンドレア・ボチェッリ「Con Te partiro」
16:埼玉県・大野元裕知事【6】/DREAMS COME TRUE「何度でも」