スピラ・スピカとして聴く人の心に寄り添い勇気づける音楽を届けている幹葉。今年3月31日からNHK Eテレで放送されている子ども向け番組『The Wakey Show ~ザ・ウェイキー・ショウ』(毎週月~金曜7:00~7:20)では、メインキャラクターのウェイキー役を務めている。オーディションでウェイキー役をつかんだ幹葉にインタビューし、挑戦を決意した思いやウェイキー役のやりがい、今後の抱負など話を聞いた。

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    『The Wakey Show ~ザ・ウェイキー・ショウ』でウェイキー役を務めている幹葉

『The Wakey Show』は、登校前の小学生に向け、着ぐるみDJ・ウェイキーとその仲間たちが、今日一日が楽しくなる情報を届けるエデュテインメント番組。ウェイキー(幹葉)をはじめ、科学&産業担当・ヴィーテ(助川真蔵)、スポーツ&芸術担当・マリーゴール(早希)、自然&生き物担当・モッソ(山下優太郎)、歴史&文学担当・ポピン(椙山さと美)、うたの旅人・ドーネ(chay)が、Wakeysとしてそれぞれの得意分野で番組を盛り上げている。

――『The Wakey Show』のオーディションに挑戦した思いをお聞かせください。

「この世にはこんなにもワクワクすることがたくさんあるんだよ」とか、自分の好きを肯定してくれるような番組のコンセプトに共感しました。私は普段、スピラ・スピカというソロプロジェクトで音楽活動をしていますが、デビュー時から「自分の好きな気持ちに正直でいよう」「好きを諦めないでいよう」ということを中心に歌を歌ってきたので、自分の活動と番組コンセプトがすごく近いのではないかなと。これまで音楽で誰かの力になれたらいいな、応援できたらいいなと思って活動してきましたが、この番組を通して子どもたちに何か伝えられたり、力になることができるのではないかと思って受けました。

  • ウェイキーをはじめとするWakeysのメンバー

    ウェイキーをはじめとするWakeysのメンバー

――幹葉さんの“好き”は歌うことですか?

はい! 私は歌を歌うことが好きで、ずっと活動してきました。

――歌手を目指したきっかけを教えてください。

4人家族なんですけど、家族全員歌を歌うことが大好きで、プロではないですが、お父さんもお母さんもバンドを組んでボーカルを担当していたり、兄もすごく歌が上手くて、そういう環境で育ったので、昔から歌を歌うのが大好きでした。そして、大学でバンドを組んで、コンテストやオーディションを受け始めた頃に、歌手になりたいと思うようになりました。

――ご家族の影響が大きかったのですね。

そういう環境だったので、小さい頃から歌を歌っていて、誰かを楽しませたり、笑顔になってくれたらいいなという思いはありましたが、そんな簡単に歌手になれるとは思ってなかったので、夢としてなかなか言えず、大人になってから歌手になりたいと言えるようになりました。この番組を見てくれている子どもたちには、自分はこれが好きかもと心が動いたことには、どんどん積極的になってほしいという思いがあります。

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顔が出ないことへの葛藤はなし「ウェイキーが記憶に残ってくれたら…」

――オーディションは、ウェイキー役ということではなくWakeys全体のオーディションだったそうですが、最初からウェイキー希望だったのでしょうか。

最初はこの番組に関われたらいいなという思いで受けていましたが、パッと見のイメージでスーツアクターよりパペット操演の方ができるのかなと思い、パペットで参加できたらいいなと思っていました。ですが、改めてそれぞれのキャラクター設定を見たときに、自分の性格に一番近く、こうなりたいというのが詰まっているのがウェイキーだなと思い、ウェイキー役で受けました。

――途中からウェイキー希望に?

1次オーディションの途中でプロデューサーさんから「ウェイキーはどうですか?」と言っていただいて、事務所の皆さんは顔出しで受けていると思っていたので、顔が出ないというのは事務所的にどうなんだろうと思って相談したら、「幹葉がやってみたいと思うなら応援します」と言ってくださって。そして、普段から私は身振り手振りが多かったり、ライブのパフォーマンスでも動くことが多く、そこが面白いとか、時にはうるさいと言われることもありましたが、この番組ではそれをプラスに捉えてくれるかもしれないと思い、やってみたいと思いました。

――ご自身の顔が出ないことへの葛藤はなかったですか?

なかったです。変わらずスピラ・スピカとして歌を歌っていきますし、この番組では自分ではなくウェイキーとして出るんだと。小さいときに見ていた番組はずっと心に残り続けますし、ウェイキーという存在が記憶に残ってくれたら、それって本当にすごいことなのではないかなと思っています。