14日に放送された大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)の最終回に、九郎助稲荷役で語りを務める綾瀬はるかが巫女の姿で登場した。チーフ演出の大原拓氏に同シーンの裏話を聞いた。
江戸時代中期の吉原を舞台に、東洲斎写楽、喜多川歌麿らを世に送り出し、江戸のメディア王にまで成り上がった“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の波乱万丈の生涯を描く本作。
綾瀬は、明和の大火を無事逃れ、復興した吉原に戻ってきた九郎助稲荷として語りを担当。吉原を、江戸を、そして蔦重を、天から見守り、時に蔦重に寄り添いながら、物語を案内してきた。
そして、第1回では花魁、第17回では町娘や武士に化けて本編に登場。3度目の今回は、巫女の姿で蔦重の前に現れ、死のお告げを伝えるという重要な役割を担った。
大原氏は、同シーンについて「『お迎えに上がります』と言うところで、綾瀬さんが『強く言いすぎかな? もう少し優しく言った方がいいのかな』とおっしゃっていたんですけど、『神の使いだから淡々としていて大丈夫です。あまり優しくなりすぎない方がいいですよ』と伝えて、そんなことを話しました」と綾瀬とのやりとりを説明。
「あそこのシチュエーションで巫女の格好をしていらっしゃるというのが、やっぱり面白いですし、何でも綾瀬さんが楽しんでやってくださったので現場は楽しかったです。横浜さんも、綾瀬さんと実際にお芝居するのは(あのシーンが)初めてだったので、ご本人も楽しんでいらっしゃいました」と現場の様子を明かした。
これまでの綾瀬の登場シーン同様、今回の巫女姿もしっぽをつけた姿で登場。だが、これまで身に着けていたスマートフォンは今回は持ってなかった。
大原氏は「携帯をいつもぶら下げていたんですけど、今回はぶら下げなかったです。携帯をぶら下げている流行りはもう過ぎたので。もうぶら下げている方っていないじゃないですか」と現代の状況を反映したと言い、「最初の頃は2024年に撮影もしているので、身に着けていましたが、今はもうなくてもいいかなということでなしにしました」と語っていた。
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