俳優の市川実日子が出演するテレビ岩手の特番『未来へつむぐ、手しごとの旅~市川実日子、盛岡と出逢う~』が、19日(19:00~ ※岩手ローカル)で放送される。

  • 市川実日子

    市川実日子

旅の舞台は、NYタイムズが紹介したことをきっかけに、いま国内外で注目を集める岩手県盛岡市。盛岡市民の台所・神子田朝市からスタートする。

歴史は明治時代初期までさかのぼることができ、盛岡に暮らす人々の暮らしを支え続けてきた。その土地で暮らす人の日常を知ることは、市川の旅にとって大切なことだ。

工芸品を取り扱う店「光原社」へも足を運ぶ。詩人、童話作家として知られる宮沢賢治が名付けたという名前を守り続け、「東北民藝の聖地」と言われている店で、民藝の魅力を実感する。

今回の主な旅の目的は「漆のうつわ」「南部鉄器」「伝統さんさの花笠などを作る工房」の3か所の手仕事の現場を訪ねること。親から子へと技術やデザインが受け継がれ、少しずつ形を変えながら、今の時代にあったものづくりへと変貌するさまを体感する。

南部鉄器の手仕事の現場は、盛岡市内の南部藩の城下町の風情が残る紺屋町。南部鉄器の工房の3代目・宮伸穂さんはフィンランドにも滞在し、北欧デザインにも影響を受けたモダンな鉄器で一斉を風靡した業界のスターだ。跡を継ぐと決め、父の背中を追いかける4代目・正太朗さん親子のもとを訪ねる。

このほか、2022年から「盛岡城跡公園」で毎年開催されている「北のクラフトフェア」の発起人で選考委員を務めるデザイナー・皆川明さんにも取材。作家たちが磨き上げてきた技術の高さと生み出された「もの」の美しさ、ものづくりへの想いも取材する。

市川は「今回の旅では、ずっと訪れたかった盛岡で、南部鉄器をはじめものづくりの現場を訪ねて、この街に暮らす方々のお人柄に触れて、“豊かさ”とは何なのか、考え、感じることができました。またすぐに訪れたい、美しい街です。岩手・盛岡を一緒に旅をするように楽しんでいただけたら、うれしいです」とコメントしている。

(C)テレビ岩手