14日にいよいよ最終回を迎える。これまで栗須、耕造、耕一が追い求め続けてきた「有馬記念で勝つ」という夢は、どのような結末を迎えるのか。

「たぶん視聴者の方は、有馬記念でどの馬が勝つかということに注目して見られると思いますが、やっぱり僕らは、原作も含めてその上をいく答えを描かなければいけなくて。だから視聴者のみなさんが想像しているのと違う答えを引き出したくて……そのために第1話からやってきたので。今回は準備が早かったので、『最終回はこの展開にしたい』ということは第1話からすでに考えていました。もちろん誰が勝つかを見ていただきたいのですが、実はそこに込めているテーマの方が重要で、『継承とは何か』という大きなテーマも、最後の有馬を通して感じていただきたいなと思っています」

また、本作では現役の騎手が多々登場しており、そこは最後の有馬記念でもやはり見どころの一つのようだ。

「坂井瑠星さんとクリストフ・ルメールさんのスケジュールがうまく組めたので……なかなかないと思うんですよね、坂井瑠星さんとルメールさんと(佐木隆二郎を演じる)高杉真宙くんと(野崎翔平を演じる)市原匠悟くん、みんなが同時に馬に乗ってレースに向かうって。それはJRA騎手のみなさんの協力があってこそ。面白い最後の戦いを見ていただけるんじゃないかなと思います」

そう語る加藤氏に、最後に“続編”の構想も聞いてみると、「妻夫木さんはじめキャストのみなさんも、続編をやりたいと仰っていて。成立できたらいいですが、早見先生に書いていただかないと何も始まらないことなので(笑)。どこまで現実味があるか分からないですけど、ただノウハウが貯まってきたので、(演出の)塚原あゆ子や他の撮影スタッフとは、『次はこういう準備をしたらもっといい映像が撮れる』と話だけは出ているんです。早見先生が素敵な本を書いてくださって実現するのであれば、どういう形かは分からないけどやってみたいな、とスタッフ、キャストは思っています」と語っていた。

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