お財布って、毎日使うものだからこそ、ちょっとしたトキメキがあると嬉しいもの。そんな気持ちを思いっきり満たしてくれる、見た瞬間に心がゆるむ財布が今、Xで大きな注目を集めています。

鹿のソフトレザーで作った柏餅
革しわ餅ガマ口
(@LeatherKakeiより引用)

  • (@LeatherKakeiより引用)

    (@LeatherKakeiより引用)

ポストの主は「遊び心で持つ革小物」をコンセプトに「革のおやつシリーズ」などユニークな作品を創る「Leather Kakei(@LeatherKakei)」さん。鹿のソフトレザーを使い、“柏餅”をモチーフに作ったガマ口「革しわ餅ガマ口」の写真を投稿されています。

写真を見てみると……これがもう本当に可愛い〜〜〜!!

ふっくら丸いお餅と、それを包む柏の葉。そのやさしいフォルムがレザーで見事に再現されていて、思わず「美味しそう……」とつぶやいてしまいそう。こんなお財布なら、買い物のたびにちょっと嬉しくなりそうですよね♪

この投稿は大きな反響を呼び、3万件のいいねを獲得(12月12日時点)。「アイデアが凄く良いですね」「母に購入したい!!」「ほ、欲しい...美味しそう....」「こういうセンス大好き」「うわっ、可愛い!!! 発想が可愛い!!!」など、数々のコメントも寄せられました。

投稿主さんに聞いてみた

大反響のあったこの作品について、制作者のLeather Kakeiさんにより詳しい話をお聞きしました。

── 他の作品も含めて食べ物をモチーフにしている理由をお聞かせください。

私が食べ物モチーフの作品を作り始めたきっかけは、最初に手がけた「育てる革たい焼き」です。食べ物は誰にとっても身近で親しみがあり、日本には和菓子をはじめ美味しいものがたくさんあります。

  • 育てる革たい焼き(@LeatherKakeiより引用)

    育てる革たい焼き(@LeatherKakeiより引用)

「好きな食べ物を革で表現したら、どんな世界ができるだろう?」と考えた瞬間、とてもワクワクしました。

さらに、革の経年変化を活かすことで、たい焼きが“こんがり焼けていく”ように育つ。そんな面白さを形にできたことが、食べ物モチーフを作り続ける大きなきっかけになっています。

── この「革しわ餅ガマ口」を作ろうと思ったきっかけについて教えていただけますか?

柏餅は、季節になるとコンビニやスーパーでもよく見かける、とても身近な和菓子です。ある日その形を眺めていたとき、「このお餅のフォルムなら、がま口として成立するのでは?」とひらめき、制作に挑戦しました。

── 作る際にこだわったポイントや難しかったところ、楽しかったところなど、改めてお聞かせください。

もっともこだわったのは、お餅の“もちもち感”を革でどう表現するかという点です。最初は柔らかい白革を特注して使用していましたが、現在は鹿のソフトレザーを使い、より自然で弾力のある質感を表現しています。

また、柏の葉の造形にも力を入れました。同シリーズの「桜餅ガマ口」では、桜の葉もリアルに再現し、和菓子らしい雰囲気を大切にしています。

難しかった点は、リアルな見た目と“実用性”の両立です。単なるオブジェではなく、日常で使っていただけるがま口として仕上げることには工夫が必要でした。

そして私にとって作品づくりの一番の喜びは、使う方がこのがま口をポケットから取り出した瞬間に「え? なにそれ!」と驚いたり、そこから会話が生まれたりする、そんな“持つ人が主役になれる瞬間”を作れることです。

作品を通して誰かの笑顔につながることが、何より楽しく、励みになっています。


手にするたびに嬉しくなる、そんな小さなトキメキを形にした「革しわ餅ガマ口」。Leather Kakeiさんの遊び心と技術が詰まった作品は、毎日に笑顔を添えてくれるに違いありません。