豆蔵は11月21日、三井化学とともに、中食製造の盛り付け工程自動化を目指した新型ロボット「美膳」を開発したことを発表した。
中食業界では、慢性的な労働力不足解消と生産性向上が急務であり、中でも人手がかかる盛り付け工程の自動化ニーズが高くなっている。また、多品種生産に対応できる汎用性の高いロボットが求められていた。これを受け、豆蔵が持つロボット・AI・ソフト開発力と、三井化学が持つ高機能樹脂素材および設計・製造ノウハウを結集し、新型ロボットを共同開発した
新型ロボット「美膳」は、人の作業と同等の生産能力を実現し、協働ラインでの高い生産性を維持できるロボットで、業界最速の生産性(2,000食/時)が特徴。
キャスター、ユーザーフレンドリーな操作画面、容易に交換可能なハンドを採用し、多品種生産に求められる短時間での切り替えを可能とした。また、AI・ビジョン技術により、食品のバラツキやトレイの位置ズレにも対応する。
軽量・高剛性の樹脂素材を採用するとともに、双腕ロボットの小型化を実現したことで、既存の盛り付けラインへの導入もできる。
非接触外装センサー(開発中)を搭載し、作業員が接近時に自動で減速・回避・停止する設計で、安全な協働生産を可能とする。
「美膳」は、12月開催の「2025国際ロボット展(iREX2025)」にて初公開される。

