現在放送中のNHKのプレミアムドラマ『終活シェアハウス』(BSP4K・BS 毎週日曜22:00~)で主演を務める俳優の城桧吏にインタビュー。本作への参加が自身にとってどんな経験になっているか話を聞いた。
本作は、60年来の友人である68歳のシニア女性たちが自由に暮らすシェアハウスを舞台に、そこに迷い込んだ真面目な犬系男子とカワイイ系ツンデレ彼女が繰り広げるヒューマンコメディドラマ。ひょんなことからシェアハウスの雑用係(秘書)になった主人公・速水翔太役を城桧吏、翔太の恋人・林美果役を畑芽育、シェアハウスに暮らす奥村歌子役を竹下景子、今井厚子役を室井滋、池上瑞恵役を戸田恵子、緑川恒子役を市毛良枝が演じている。
――『終活シェアハウス』への出演が決まったときの気持ちを教えてください。
今まで僕が見たことがないジャンルというか、世代を超えてつながるという、独特な世界観のお話で、どんな化学反応が起きるんだろうというのがすごく楽しみでした。
――演じられている翔太は、シェアハウスの“おばさま”たちに振り回されながら、いろいろな学びを得ていきますが、おばさまたちとの共演はいかがですか?
パワフルさに圧倒されますし、おばさまたちの会話のテンポ感や表情など、学ぶことが多い現場です。どんどん会話が重なっていくという、その掛け合いの中での細かな技術など、役者としてすごく勉強になり、今回学んだ表現力を今後の作品でも生かせたらなと思っています。
――翔太を演じる際はどんなことを意識されましたか?
礼儀正しさが一番だと思っていて、それがおばさまたちが翔太を秘書として選んだ理由にもなっているので、節々に出る礼儀の正しさというのは、どのシーンも気を抜かず意識しました。ご飯を食べるシーンも多いので、そこでのマナーなども気をつけています。
――翔太とご自身は似ていますか?
ベースはすごく似ているなと思います。
――礼儀正しさという点も重なりそうですね。
小さい頃から祖母に礼儀や作法を教えてもらっていたので、それは生かされているなと思います。
――おばあさまと同居されていたのでしょうか。
同居はしていなくて、距離もだいぶ離れているんですけど、会う機会が多くて。僕の家に来たり、僕が夏休みや冬休みに祖母の家に行ったりしていて、電話もよくしています。
――おばあさまから教わったことで、ずっと大切にしていることを教えてください。
食事に関する礼儀は特に大切にしています。お箸の使い方もそうですし、「お皿に顔を持っていくのではなくお皿を自分の方に持ってきなさい」とか、幼稚園の頃から言われていたので。「いただきます」「ごちそうさま」も、1人のときでもやっています。
――その教えを守って礼儀正しい人になられて、おばあさまも喜んでいるのでは?
どうでしょう(笑)。でも、僕が出る作品を見に行ってくれたり、祖母のお友達も誘って一緒に見に行ってくれたりしていて、うれしいです。

