実家の押入れの奥を探すと用途不明な謎の物が眠っていた、なんてことも。ただ、押入れではなく蔵の中であれば、それはそれは恐ろしい物に違いありません……。

実家の蔵に眠っている“ある物”を発見したXユーザー・Amasakuさん(@amasaku777)が、11月5日に投稿したポストが大バズリを見せています。

実家の蔵から…
気持ち悪いけど中に何か入っているようなので開けてみよう
継ぎ目が無いから壊すしかないかな
きっと大丈夫
続きのポストが無かったら失敗(?)したと思ってください(@amasaku777より引用)

  • 模様から漂うおどろおどろしい気配(@amasaku777より引用)

    模様から漂うおどろおどろしい気配(@amasaku777より引用)

同ポストには、謎めかしい模様が描かれた正方形の箱が映った写真が添付されています。さらに、「実家の蔵から…」「気持ち悪いけど中に何か入っているようなので開けてみよう」という文章が記されていました。

本当に開けても大丈夫なのでしょうか……? 文面から不安な気持ちものぞかせながら、Amasakuさんは箱を開封します。すると――

  • 蓋を開けると側面には瞳が…

    蓋を開けると側面には瞳が…

恐る恐る箱を開けると、黒々とした物体の姿が……。よくよく見ると、側面には目がついています。

  • こ、これは……!?

    こ、これは……!?

「ええい、ままよ」と箱から取り出すと、各側面に瞳がついた深い黒色の物体。そう、箱に入っていたのは“特級呪物”「獄門疆(ごくもんきょう)」だったのです。

「獄門疆」とは、人気漫画『呪術廻戦』(集英社)に登場するアイテムで、生きた結界と呼ばれた源信なる人物の成れの果ての姿とされており、あらゆるものを封印する力を持ちます。作品内で、最強の呪術師と謳われている五条悟を封印するために、偽夏油が用意した代物です。

そう、この「獄門疆」は投稿者・Amasakuさんの手作りなのです。つまり“ネタポスト”だったわけなのですが、またたく間に話題となり、4.7万いいね(11月10日時点)を数えるほどの大バズリ。Amasakuさんは「内輪でニヤニヤする程度の予定だったポストが思いのほかバズってしまい…」 と困惑したご様子でした。

本物にしか見えないクオリティの高さですが、なんと使った材料は100均のみ。Amasakuさんに聞いたところ、「費用はお札の貼られた箱が300円、獄門疆本体が800円ほどだったと思います」とのこと。夏油傑もびっくりのお安さです。

製作時間については、「乾燥の時間を抜いて単純な作業時間だけだと丸一日(24時間)くらいでしょうか」とAmasakuさん。仕事終わりに少しづつ作業したため、着手から完成までは1カ月ほどかかったそうです。

さらに驚くポイントが「獄門疆」の特徴である複数の目が、どの角度から見てもこちらを見ているように見えること。この「追視効果」についてAmasakuさんに聞いてみると、「これは複雑な仕組みではなく、通常眼球は球体なので凸面で造形するところを凹面で造形することで追視効果が得られます。つまり眼球部分が凹んでいるということです(厳密には凹面で一度作ったところ、効果が強すぎたので平面に近い凹面で作り直しております)」との回答が。分かりやすく図解もしていただきました。

  • 追視効果のしくみ(Amasakuさん作成)

    追視効果のしくみ(Amasakuさん作成)

ちなみに、こちらは製作途中の様子ですが、ずっとこちらを見ています。今にも封印されそうで怖い。

このハイクオリティな手作り「獄門疆」に、「多分開けると白髪、高身長、青目で最強な人が出てくる予感」「これ開けたら中に五条悟いるってことですよね?」「ごめん!色々好きすぎる!」「目がついてくるの凄い!かっこいい!」とさまざまな声が寄せられていました。