米スポーツサイトのアスレチックは4日(日本時間5日)に今オフにポスティングシステムを利用してメジャー移籍が見込まれる日本選手3人の契約を予想した。

 西武の今井達也投手(28)は8年1億9000万ドル(約291億円)になると算出した。同サイトは「今井がNPBで残した防御率は、菊池雄星、千賀滉大、黒田博樹といった投手たちと非常に近い。菊池が2019年にマリナーズと契約する前の年齢や三振率の点で似ているため、最も適切な比較対象と言えるだろう」と指摘。さらには「今井の25年シーズンは、松坂大輔の日本での最後のシーズン(06年)とかなり一致している」と、防御率や三振率がリーグ平均を大きく上回っている点を高く評価した。

 ヤクルトの村上宗隆内野手(25)は8年1億5850万ドル(約243億円)、巨人の岡本和真内野手(29)は4年7850万ドル(約120億円)と予想した。

 同サイトは「NPBでの成績はほぼ同じで、どちらも三塁を守った経験があるが、メジャーでは一塁の方がよりフィットする。村上は左打ちで、(岡本より)4歳年下。少なくとも最初は岡本の方が守備面で優れているはずだ」と説明した。また、「22年にカブスと契約する前の鈴木誠也の成績に最も近い」と、リーグ平均を40%前後上回るOPS(長打率+出塁率)の指標を挙げた。21年の鈴木は0・956で、岡本0・925、村上0・936だ。

 一方、米スポーツサイトのブリーチャーリポートは同日、村上の契約が「総額2億ドル(約307億円)を超える」と大胆な予想を行った。その理由として「大谷翔平や山本由伸ら日本のスター選手たちの近年の成功により、球団は今年の国際的スター選手獲得に財布のひもを緩めることになるはず」「数年前にライリーがブレーブスと結んだ10年総額2億1200万ドル(約325億円)の契約を上回る可能性もある」と説明した。

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