元プロ野球選手で野球解説者の谷繁元信氏が、YouTubeチャンネル『名球会チャンネル』で10月26日に公開された動画に出演。清原和博氏と佐々木主浩氏との対戦を振り返った。

清原和博氏

清原和博氏

「この人、ストレートしか狙ってないのかなと思って(笑)」

ニッポン放送の煙山光紀アナウンサーから「対戦していて、駆け引きを楽しめた選手は?」と質問され、谷繁氏は「楽しむというか……清原さんがジャイアンツに来て。清原さんとの対戦はやっぱり面白かったですね」と回答。

続けて、谷繁氏は「僕も清原さんに憧れていた部分もありましたし、西武時代も高校時代も見てましたし、ジャイアンツに来て、同じリーグで戦えるようになったのはすごく楽しみで。(清原さんは)佐々木(主浩)さんと同い年で、佐々木さんを何とか打とうとしている清原さんを見るのが面白かったです」と振り返った。

また、煙山アナウンサーが「打席の清原さんはどんな様子でした?」と尋ねると、谷繁氏は「対戦して何打席目からか、口が動いてるんですよ。ぼそぼそ言ってるんで、何を口ずさんでるのかなと思って、よく見ていると、『ストレート、ストレート……』って口が動いてるんですよ。この人、ストレートしか狙ってないのかなと思って(笑)。(引っ掛けだとは)思わなかったです。清原さんは正直なんで」と回想。

そして、「よっぽどストレートを打ち返したいんだろうなと思って。だから、変化球攻めですよね。フォーク攻めですよ(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑顔で明かしていた。

【編集部MEMO】
横浜ベイスターズ、中日ドラゴンズ などで活躍した谷繁元信氏。2014年シーズンより中日ドラゴンズ選手兼任監督、2016年シーズンは専任監督を務めた。ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞6回、最優秀バッテリー賞4回といった受賞歴のほか、27年連続本塁打および捕手としての試合出場のギネス世界記録、通算3021試合出場の日本プロ野球(NPB)記録なども持つ。