4月期のフジテレビ系ドラマ『波うららかに、めおと日和』で江端瀧昌役を演じ視聴者を虜にし、一躍ホットな若手スターのポジションに躍り出た本田響矢。9月6日に開催された「第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER」(TGC)でランウェイを闊歩した本田にインタビューし、ブレイク後の感想や、俳優業への熱い思いを聞いた。
――まず、TGCでランウェイを歩いた感想を聞かせてください。
TGCに出させていただけて、すごく光栄で、会場の熱がすごかったです。とても緊張しましたが、服を含めてかっこよく見えたらいいなと思います。
――昨年、NHKの連続テレビ小説『虎に翼』(24)で、大庭梅子(平岩紙)の三男・光三郎役を演じられました。初の朝ドラ出演で反響はいかがでしたか?
町を歩いていても「光三郎だ!」と役名で声をかけてもらうこともあり、すごくありがたかったです。また、ニュースに自分の名前が出ていて、僕自身もびっくりしました。
――今年は『波うららかに、めおと日和』で江端瀧昌役を演じられ、注目を集めましたが、反響はどのように受け止めましたか?
この作品に出させていただいたことで、たくさんの方に知っていただく機会になったので、すごく感謝しています。僕にとってもターニングポイントになったとても大切な作品です。ですが役者という仕事に対する向き合い方は、放送される前も、放送された後も何も変わっていません。そこはブレずにいたい。もちろん作品を通して、更新されたことはあると思いますが、自分の柱や土台になっているものは、ずっと変わらずにいたいです。
――そのほか、最近の活動の中で印象に残っている出来事や経験などがあれば教えてください。
舞台(音楽劇『エノケン』)の稽古がすごく新鮮で、いろいろと勉強させていただいています。舞台はこの仕事を始めてすぐに出演させてもらいましたが、それから約7年ぶりとなります。感覚としては、ほぼ初舞台に臨むくらいの気持ちでいます。さらに今回は、舞台の規模や会場も大きいし、舞台上での立ち回りや、お客様との距離感も違うので、周りの大先輩方にいろいろと教えていただきながら、全力で演じ切りたいです。
――これまでのキャリアの中で転機となった作品は、やはり『波うららかに、めおと日和』でしょうか。
自分の中でいくつかありますが、やはり一番の転機は『波うららかに、めおと日和』です。
――俳優業をスタートさせてから8年経ちましたが、やっていく中で難しさを感じたり、壁みたいなものが立ちはだかったりしたことはありますか?
壁は日々ずっとあります。舞台の稽古において、まさに昨日も壁を感じました。ただ、そういう壁は、乗り越えたとしても、常にその先にもずっとあり続ける気がします。いつになったら、その壁がなくなるのか……。でも、それがなくなってしまったら、それはそれで違うし、寂しいのかなとも思ってしまいます。
――壁があるからこそやりがいがあるという感じでしょうか。
そうなんです。おそらくその時間でさえも、僕は楽しめているんだろうなと感じています。壁を乗り越えることによって、何かをしっかりと吸収できたと感じられた瞬間、自分自身が成長できたと実感ができます。日々ずっと何もないフラットな状態で生きていたとしたら、何か物足りなさを感じてしまうのかもしれません。だから、自然と自分で壁を作っているのか、それとも自ずと壁がやってくるのか、そこはまだわからないのですが、常に僕の人生には壁があるなと思っています。
――壁をポジティブに受け止められていますね。
今、毎日勉強と学びの日々なので、今後もこの気持ちを忘れずに、楽しみながらこの仕事をずっと続けていけたらいいなと思っています。

